幼児教育の一端を体験 他【新千葉新聞】
- 2021/11/11
- ニュース
新千葉新聞2021年11月11日発行
幼児教育の一端を体験
千葉県保育協議会君津支会の主催で
木更津市内保育園 1日延長に渡辺市長
全国保育協議会主催、「全国1日保育士運動」に因み、千葉県保育協議会君津支会(支会長・鈴木眞廣)による「「令和3年度1日園長(保育士)」事業が8日、木更津市下烏田の幼保連携型認定こども園さとの保育園(佐久間久美子延長、園児零歳~5歳児まで182人)で実施された。
この日の来園者は1日延長を務めた木更津市の渡辺芳邦市長、鶴岡賢一健康こども部部長、石渡雅浩こども保育課長ほか。
君津支会からは鈴木支会長(富・和光保育園長)、工藤美幸施設長部会長(袖・福王台保育所長)、吉田直子保育部会長(木・桜井保育園副園長)など。
保育所(園)は、地域で最も身近な子育て支援拠点であり、子どもたちの健やかな成長を保証し、地域の子育て文化を育み、地域を元気にしていくための積極的な取り組みが求められており、社会的役割と使命をもって、地域とより密接にかかわる保育活動を展開している。
そこで千葉県保育協議会では、各支会において、行政のトップを保育現場に招き、乳幼児保育の一端を体験してもらう中で、乳幼児を取り巻く環境や社会情勢など、子育て支援への移送の理解を深めてもらうことなどを目的に、昭和57年から例年この時期に同事業を行っており、今年で38回目(昨年度はコロナ禍で中止)。
君津支会では君津4市を持ち回りで実施。
さとの保育園では午前10時過ぎ、4・5歳児68人が堰堤で「パラバルーン」を披露した後、隣接の高齢者施設「さとのデイサービス」の中庭で『どんぐりころころ」『山の音楽家』『小さな世界』などのが賞を披露して高齢者を喜ばせ、交流を深めた。
園児らの活動を見学した渡辺市長は、園児たちに「みんなの笑顔に元気をもらいました」と話し、高齢者には「これからも子どもたちと交流を深め、元気に楽しく過ごしてください」など激励した。
この後、市長などは、成長段階に配慮して調理される給食(離乳食・1歳児・2歳児用等)の試食も行った。
続く座談会「保育について語ろう」では、
▽コロナ禍の保育現場(君津支会より)
▽「今後の木更津市の保育」についてをテーマに意見交換を行った。
「コロナ禍の保育現場」では、保育車間にコロナについての捉え方に温度差がある。
今後のウィズコロナの日常に向けて、保護者とコミュニケーションを図る。
国の示す基準を重要視して保育をする等様々な課題に対し共通理解を図った。
「今後の木更津市の保育」では、増加傾向にある待機児童解消への取り組みや、災害時の緊急避難場所として活用できないか(公私とも3日分の食料確保を行っている)など、様々な可能性を視野に入れ、今後の課題とした。
地震や火災発生を想定
木更津市消防本部の協力のもと避難など
木更津高専「防災訓練」を実施
木更津工業高等専門学校では、このほど、木更津市消防本部の協力のもと「防災訓練」を実施した。
同訓練は、地震および火災の発生を想定し、情報伝達・避難等の訓練を通じ、学生・教職員の災害に対する不断の心構えと防災意識の向上を図ることを目的として、毎年この時期に実施している。
訓練は授業週に東京湾北部に大地震(県内震度6強)による開催が発生したとの想定の緊急地震速報を合図に、佐久間研二校長を本部長とする災害対策本部を設置し、自営防災隊の教職員が、本部長の指示を仰ぎながら学生たちの避難誘導等の訓練を行った。
避難訓練終了後、教職員を対象に水消火器や屋内消火栓を使った消火訓練を行い、防災意識の向上を図った。
同校では、教職員や学生が幅広く参加した訓練や講習を継続・充実することにより、構成員の防災意識の維持・向上に努め、不測の事態に備える取り組みを実施していくこととしている。
待ちに待った校外学習
富来田小学校1年生 鴨川市シーワールドへ
木更津市立富来田小学校(校長・佐藤雅之、児童数187人)では、8日(月)に、1年生児童(36人)が今年コロナ禍の影響で延期されていた鴨川氏‐ワールドでの「校外学習」を行った。
同校の校外学習としては2番目となる。
1年生にとっては、初めての集団行動で、鴨川市‐ワールドでじゃグループで協力しながら活動を行う。
事前学習として学校でも練習を繰り返し行ってきたが、児童たちはやや緊張した様子で、観光バスに乗って午前8時20分に学校を出発した。
現地では事前に学習してきたことが成果として現れ、グループ活動も協力しながら活動することができた。
児童らは、シャチのショーを見学した時に、予想以上に水を浴びてしまったことや、思っていた以上にシャチが大きかったことを嬉しそうに話していた。
鴨川市‐ワールドを楽しんだ後、帰る時間になり、木更津市に向けて出発、午後3時に教職員が出迎える中、学校にバスが到着した。
どの児童も安心した様子と満足そうな表情を見せ、この「校外学習を経験したことでいろいろなことに自信をつけることができたのではないかと、学校側では校外学習の効果を確信していた。
拓大紅陵惜敗
関東高校軟式野球
「第62回秋季関東地区高校軟式野球大会」(関東地区高校野球連盟軟式部主催、朝日新聞東京総局など後援)は初日の6日(土)、東京と昭島市で1回戦が行われ、千葉1位の拓大紅陵は茨城2位の東京大牛久に0-3で敗れた。
バンド「ひこうき雲」
木更津駅西口広場 1周年記念ライブ
‐みんなが幸せになるバンド「ひこうき雲」1周年記念ライブ‐が今月14日(日)午前11時より1時間30分、木更津駅西口広場で開かれる。
荒天時は今月21日(日)に順延。
14人のアーティ宇都と特別ゲスト2人が出演、「パプリカ」「知床旅情」「スマイル」「花嫁」など幅広い年代が楽しめる20曲を披露する。
姉崎高校ダンス舞踏も出演して演奏に華を添える。
「ひこうき雲」(代表・山田悟)は、音楽を通して地域社会やそこに住む人々を励ますことを目的とするアマチュアバンド。
昨年2020年10月、木更津市、袖ケ浦市の音楽仲間5人で結成。
現在は15人のメンバーで、福祉施設等への慰問ライブ、公共の場での公演、単独のコンサート等を行っている。
活動実績は、毎月第2日曜日の木更津駅前での路上ライブ(木更津エンジェルアーティスト参加)、歌声の会(年4回、木更津みらいラボ)、公演出張(公民館、自治会館)で6回など。
直近では、袖ケ浦市北口イルミネーション点灯式(12月4日)での演奏が予定されている。
多くの来場を歓迎。
県内9人感染
コロナ地元はゼロ
県によると、9日、君津地域4市で新型コロナウイルスの新規感染者は確認されなかった。
10月29日以降、当地域からは感染者は出ていない。
県内では20歳代から50歳代の9人の感染が判明した。
1日の感染判明数が10人を下回るのは3日連続・
死者の発表はなし。