最優秀賞に伊藤卓さん 他【新千葉新聞】
- 2021/10/27
- ニュース
新千葉新聞2021年10月27日発行
最優秀賞に伊藤卓さん
「木更津産米」食味分析コンクール
木更津市とJA木更津市 15点は国際大会へ
令和3年度「木更津産米」食味分析コンクールが、25日、木更津市農業協同組合(代表理事組合長・山口嘉男、以下JA木更津市)本店2階大会議室で開かれた。
主催は同コンクール実行委員会(会長・渡辺芳邦木更津市長。木更津市、JA木更津市、木更津市農業員会で組織、委員12人)。
同コンクールは、令和元年度に木更津市のかずさアカデミアパークを会場に開催された国内最大規模の「第21回米・食味分析鑑定コンクール・国際大会 木更津」を契機に、更なる高品質の木更津産米生産への生産者意識の高揚、木更津産米の付加価値向上・ブランド化・販路の拡大などを目的に昨年度にひき卯月開催、国際大会前年のプレ大会を含めると今回で4回目。
同会場では新型コロナウイルス感染拡大防止への対策を講じたうえでの開催。
同コンクールへは木更津市長、同市内で込め栽培をしている人を対象に出品を募り、91個人と1団体から合計110検体が出品された。(①経営団体1品種1点で3品種以内、水分13~16%厳守)。
昨年度は89人から100検体の応募があった。
午前11時からの開会式に続き、米・食味鑑定協会副会長の中村英夫鑑定士を審査委員長に、鑑定士の資格を有するコメ販売店主ほか、渡辺芳邦木更津市市長、木更津市給食センターなどの栄養士、JA木更津市稲作研究会の杉山孝氏、君津農業事務所・石井義久改良普及課長、斉藤高根木更津市議等々審査員15人が食味鑑定を行った。
審査は、1次審査では全出品検体(令和3年度木更津産米うるち米玄米2キロ)を静岡製機(株)の食味検束機で数値分析し、上位15検体(1経営体当たり上位1検体)に対し最終審査(食味官能審査)が行われた。
最終新亜は、会場内で同審査の炊飯基準に基づき炊飯した米を、「外観(色・つや)、香り、味、粘り・硬さ(食感)」の5項目の食味審査方式で評価し、美味しいと感じた米3体を選び投票するもの。
最優秀賞は、伊藤卓さん(65、井尻)生産の『にこまる』が選ばれた。
このほか優秀賞3人、優良賞6人、美味しいお米賞5人が選出され、賞状と副賞が贈られた。
表彰式には「2021Miss SAKE JAPAN」の松崎未侑さんがゲスト出演、式典に華を添えた。
最優秀賞をはじめ最終審査に出品された15点(入賞者)は、11月27日~28日に、静岡県小山町で開催される「第23回米・食味分析鑑定コンクール国際大会9n富士山」に出品される。
審査委員を代表して中村鑑定士は、4月から9月までの台風・高温・大雨などの気候変動などの中での米作りに敬意を表し「昨年より出品数増加・食味も向上している。千葉県下ではトップクラス。来年以降も頑張って欲しい」などと高く評価し、エールを送った。
最優秀賞を受賞した伊藤さんは「にこまるの生産を始めて今年で10年目、節目の年に大きな賞をいただけ感激している。来年ももっといいものを作りたい」と喜び、意欲を示していた。
山口組合長は、生産者の米作りへの意識の向上に基づく多くの出品に感謝するとともに、「コンクールは来年以降も実施していく予定。木更津産米のブランド化や農業人口増加なども推進したい」などと期待と決意を込め閉会の挨拶を行った。
入賞者は次の通り。
()は地区と品種名。
▽再優勝賞=伊藤卓(中郷・にこまる)
▽優秀賞=竹内和義(鎌足・コシヒカリ)、石川理平(波岡・粒すけ)、杉山耕一郎(中郷・コシヒカリ)
▽優良賞=石崎幸弘(中郷・ゆうだい21)、半沢伸公(波岡・コシヒカリ)、鳥海裕信(中郷・コシヒカリ)、山田文夫(清川・コシヒカリ)、石井徳亮(鎌足・コシヒカリ)、渡辺昭雄(富来田・コシヒカリ)
▽美味しいお米賞=石川方栄(金田・コシヒカリ)、本木清司(富来田・コシヒカリ)、安藤生男(岩根・コシヒカリ)、本多正一(岩根・粒すけ)、宮崎孝行(中郷・コシヒカリ)。
千葉にトキが来る!
房総の地域文化講座 講師は中村俊彦氏
房総の地域文化を穴部会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、『房総の地域文化講座』が11月14日(日)午後2時から3時20分まで、木更津市中央公民館(アクア木更津B館3階)多目的ホールで開かれる。
テーマは「千葉に、そのトキが来る!」。
講師は同会顧問の中村俊彦氏(放送大学客員教授、東京港湾学会会長、元千葉県中央博物館副館長、千葉自然学校アドバイザー、東京大学能楽特定支援員、ちば・谷津田フォーラム代表)。
今年6月、環境省は国の特別天然記念物のトキ(朱鷺・鴇)を、4年後をめどに佐渡以外で放鳥すると発表した。
その有料候補の地の一つが千葉県。
西上総地域に多い鴇田姓のナゾをトキながら、千葉の里山にトキの再来の夢を受講者とともに描く。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
受講者にはマスク着用などをお願いしている。
申し込み・問い合わせは同会の筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までEメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
アドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
頭と体をリフレッシュ
祇園小学区青少年育成連絡協議会 ウォークラリー大会
木更津市の祇園小学区青少年育成連絡協議会(会長・飛山邦生)主催の「第23回祇園小学区ウォークラリー大会」が24日、小櫃堰公園で行われた。
当日は、青空のもと、祇園庄野じふぉうy買う180人と父母が参加、午前9時から同11時30分まで、数人のグループ単位で途中のチェックポイントで問題に答えながら、歩く楽しさを満喫した。
コロナ禍であまり外に出られない子どもたちに、自然を無体に新鮮な空気をいっぱいに頭と体をリフレッシュしてもらいたいと開かれたもの。
公園内の樹木等に40の問題版が取り付けられており、受付でもらった用紙に答えを書き込んで廻った。
途中には輪投げや足ふみ等もあり、また、黒豆を箸でつかんで隣の入れ物に移すゲームもあった。
1分間に、子どもは20個前後、大人は40~52個くらいをつかんでいた。
子どもたちや父母たち、役員たちもコロナ対策をしっかりとって実施された。
県内は新規に3人感染
25日県発表コロナ 木更津市は1人が感染
県によると、25日、君津地域では木更津市で新たに1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
木更津市で感染者が判明するのは今月8日以来で2週間ぶり。
君津市は4日から16日連続、袖ケ浦市は8日から15日連続、富津市は21日から4日連続で出ていない。
(集計は4市発表のない日曜日を除く)
木更津市の感染者は20代の女性。
23日に検査が確定した。
同日現在の感染者累計は、木更津市が1698人に増え、君津市772人、富津市385人、袖ケ浦市634人は変わらない。
千葉県内では3人の感染が判明した。
内訳は千葉市2人、木更津市1人。
1日の感染判明数としては24日の2人に次ぐ今年2番目の洲君さ。
死者の発表はなかった。
同日現在の感染者累計は100259人に増え、死亡者10022人は変わらない。
木更津絆が壮年大会V
市民野球大会 ブロック大会へ出場へ
キアラ図師野球連盟主催「しみんやきゅうたいかい」の壮年大会決勝とC級2部夏季大会2回戦合わせて11試合が、10日と24日、市営及び江川球場で行われた。
壮年大会(兼日本スポーツマスターズ支部代表決定戦)決勝では、Aブロック代表・八幡台ロイヤルズとBブロック代表・木更津絆が対戦。
試合は延長戦にもつれ込み、木更津絆が8-7のサヨナラ勝ちで優勝、参加7チームの頂点に立った。
3年連続の優勝を誇る木更津絆に今シーズン挑戦権を獲得した八幡台ロイヤルズ。
八幡台ロイヤルズの2回、えーずのホームランで先制点1点をあげるも、その裏、打順が中心打者に回った木更津絆に同点とされ、4回1点、6回1点と追加点を献上。
敗戦が濃厚となった最終回の7回、打者が粘って2点をあげ同点となり、延長戦へ突入。
8回、2点を加点すると木更津絆も2点を返し、またもや同点、9回、先手の2点をもぎ取りその裏、投手の踏ん張りに大きな声援があがったが、4連覇をねらうキアラづ絆に3点を返され、優勝を目前にして涙をのんだ。
木更津絆は追い込まれての土壇場で実力を見せつけ、貫禄のV。
なお、優勝した木更津絆は、来年開催の2012スポーツマスターズ兼壮年のブロック大会に木更津支部代表として出場する。
試合結果は次の通り。
【壮年大会】
◎決勝
▽木更津絆8-7八幡台ロイヤルズ(延長9回)
【C級2部夏季大会】
◎2回戦
▽Valentia8-1DRUNLERS(5回コールド)
▽松菱タイガース3-0SONY GM&0
▽木更津シリウス3-2木更津SARU
▽M・B・C7-2中央ファイターズ
▽デンジャーズ9-7酒
▽Crackers8-2八幡台ロイヤルズ
▽New Days6-0NSET
▽バットボーイズ8-1クラブソーダ(5回コールド)
▽畑沢マグナムズ(不戦勝)‐№
▽柴秀(不戦勝)‐GGフェニックス