木更津市は、昨年度オンライン診療の実施を希望する医療機関に対し導入費用の一部を補助する事業を実施するなど、新型コロナウイルス感染症の感染拡大リスクの軽減につながるオンライン診療を推進しています。
この度、昨年度の補助事業を活用した市内医療機関と、J:COM 木更津が共同でオンライン診療※1の環境を整備し、９月１７日に全国初のケーブルテレビによるオンライン診療が始まりました。

実施医療機関

中村医院（木更津市富来田地区）

木更津市と（株）ジェイコム千葉木更津局が令和２年８月に締結した「ICT を活用した地域情報化推進に関する連携協定」に基づき、J:COM 木更津が培ってきたネットワークや実績、最新の技術を活かし、本市の地域情報化に繋がる取組を推進しているところです。
昨今、新型コロナウイルス感染症拡大とともに、マイカー文化が定着している地区においては、高齢者の運転免許証返納や高齢者の通院を含む生活移動手段が課題となっています。
このような背景のもと、ICT を活かした地域への活性化支援策の検討を進め、高齢者が普段から使い慣れている TV モニターやリモコンを利用したオンライン診療の運用が開始されました。

テレビによるオンライン診療の特徴

これまでのスマートフォンやパソコンを使ったオンライン診療と比較し、自宅のテレビを利
用するため大画面で見やすく、高齢者でも簡単にリモコン操作できます。

今後の実施予定医療機関

鹿間医院（木更津市木更津地区）
※現在、準備中です。

【オンライン診療サービス 「J:COM オンライン診療」とは】

令和３年７月１日（木）より提供を開始したケーブルテレビのインフラを使用したオンライン診療サービスです。
日頃お使いのテレビ画面上で、医療機関の診察予約から問診、WEB カメラを通じて診察などが受けられます。
また、機器の設置から初期設定、操作方法など、J:COM スタッフが訪問またはお電話でご利用を継続的にサポートさせていただきますので、シニア世代の方でも安心して簡単にご利用いただけます。

→　「J:COM オンライン診療」特設サイト