立地適正化計画を作成 他【新千葉新聞】
- 2021/4/17
- ニュース
新千葉新聞2021年4月17日発行
立地適正化計画を作成
県内9番目、近隣4市では初の計画
木更津市のまりづくり 人口減少時代に対応
木更津市は、人口減少時代に言うても持続可能なまちづくりを目指す、「木更津市立地適正計画」を作成した。(県内9番目、近隣4市では初)
我が国の総合人口は、戦後増加を続けてきたが、2008年の1億2808万人をぴーくにげんしょうに転じており、国の機関による予測では、木更津市の人口も10年後には減少に転じるとされている。
人口減少が進む地域では、空家や空き地の増加、地域コミュニティの衰退、スーパーの撤退、バスの減便等により、まちの活力が低下する事例が各地で見られ、木更津市でも人口減少が始まれば、同様な事態が起こり得ると考えられる。
そこで、このほど、人口減少時代においても持続可能なまちづくりを目指す「木更津市立地適正化計画」を決定したもの。
立地適正化計画の決定日は令和3年3月23日、同計画の施行日は令和3年5月31日。
計画に基づく取り組みとして、
▽木更津市都市計画マスタープランに位置付けた木更津駅周辺等、市街が区域内の各拠点周辺へ居住を長期的な視点でゆるやかに誘導し、人口密度や都市機能を維持するため、「子ども・子育て世代が安心して子育てできる環境づくり」、「高齢者等の健康支援」、「商店街・焦点の魅力化支援」、「空き店舗・空き家対策」により日常生活の利便性維持を図るとともに、「公共交通対策」、「民間事業者・関係機関との連携」、「随時ストックや未利用地の利活用」により魅力的な拠点の形成を図る。
▽同計画の施行日以降、一定規模以上の建築等の行為を行う場合は、都市再生特別措置法に基づき、木更津市へ届出をしてもらうことにより、その動向を把握する。
立地適正化計画では、都市計画区域全域に「立地適正化計画の区域」を、市街化区域の内側に「居住誘導区域」を、原則としてさらにその内側に「都市機能誘導区域」を設定する。
立地適正化計画の概要についての詳細は、市ホームページ(ホームページ番号1008407)や都市政策課(朝日庁舎)で。
団体形と個人形で第3位
第40回全国高等学校空手道選抜大会
拓大紅陵高空手道部 徳光・黄木選手も
「第40回全国高等ガッコ王空手選手権大会」が、3月24日から26日に東京体育館で開催された。
昨年コロナの影響で中止となった全国選抜大会であるが、今年はコロナ対策を行い、無地に実施された。
拓殖大学紅陵高等が項は、個人団体形・個人団体組手に男女で出場した。
結果は、男子団体形で第3位、男子個人形で徳光龍船種(3年)と黄木勇人選手(2年)の2人が第3位となり、日本一まであと一歩だった。
男女組手競技においては、3回戦で敗退したが、夏に行われるインターハイでの活躍に大きな期待が寄せされている。
きみさらずバナナ
木更津市へ寄贈
皮ごと食べられる国産バナナ”きみさらずバナナ”を栽培している木更津市真里谷の(株)木更津ファーム(代表取締役・坂田悠樹)から15日、医療従事者と市内小学校で使っていただきたいと、木更津市へ2200本が寄贈された。
詳細後日。
署名推進協議会に寄付金
ハブ化バスターミナル 君津信組と宮澤理事長
君津信用組合(理事長・宮澤義夫)は12日、「アクアステーション(仮称)実現化100万人署名活動推進協議会」(会長・榎本光男君津商工が異議書家伊藤)へ、10万円を寄付した。
堂署名活動推進協議会は、4月8日に設立総会を行い、東京湾赤生ラインを利用した高速バス網の充実をめざし、木更津金田バスターミナルに代わり、木更津金田本線料金所近くのアクアライン連絡道上に橋脚を立て、どこにでも行くことが出来る、ハブ化バスターミナル「アクアステーション(仮称)」の設置を求める署名活動を始めた。
宮澤義夫君津信用組合理事長は、同協議会の委員として参加しており、今回、その趣旨に賛同し、寄付を行ったもの。
また宮澤義夫氏は個人としても、ハブ化バスターミナル事業は地域に貢献する事業であると考え、同協議会に10万円を寄付している。
木更津4人、袖ケ浦2人
15日県発表コロナ 小学校教諭も感染
県によると15日、君津地域では木更津市で4人、袖ケ浦市で2人の新型コロナウイルス感染判明した。
木更津市は、市内公立小学校に勤務する20代男性教諭(市外居住)の感染を発表した。
検査確定日は14日(水)。
児童及び学校関係者に能こい接触者はおらず、当該学校の臨時休校措置はとらない。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【木更津市】
▽20代会社員男性①不明②13日
▽20代保育関係者女性①職場②14日
▽40代会社員男性①不明②14日
▽10代会社員男性(無症状)①同居家族②13日
【袖ケ浦市】
▽20代会社員女性①不明②13日
▽20代教職員男性①その他②14日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が479人、袖ケ浦市が190人に増え、君津市154人、富津市62人。
県内では2人の死亡と3月の緊急事態宣言解除後最多となる144人の感染が確認された。
同日県内の感染者数は31152人、死亡者数は598人。
死亡した2人のうち1人は変異株感染者で変異株の死者は5人目。
新たに2人の変異株への感染も明らかになり、変異株感染者は計108人に。
まん延防止等
千葉などにも適用
政府が16日、新型コロナウイルス対策について、政府対策本部会議を開き、感染拡大が続く、埼玉、千葉、神奈川、愛知の4件に「まん延防止等重点措置」の適用を決定した。
期間は4月20日から5月11日まで。
まん延防止措置の適用は東京など6都府県から、計10都府県に拡大する。
千葉県の対象地域は市川、船橋、松戸、柏、浦安の5市。
対象地域の飲食店に午後8時までの時短営業を要請。
他地域には午後9時までの時短営業を。
木更津市少年野球大会
中学校の部を開催 あす開会式を江川で
木更津市青少年相談員連絡協議会(会長・森廣賢一)主催「第46回木更津市少年野球大会(中学校の部)」が、あす18日(日)と24日(土)、阿川総合運動場(木更津市江川959-1)で開かれる。
開会式は18日午前8時から、閉会式は24日午後3時ごろからの予定。
雨天の場合、開会式は中止。
田久大会中に雨天順延が生じた場合は25日(日)、29日(木・祝日)に順延。
準決勝・決勝の実延期の場合は29日に順延となる。