市民と市の協働のまち 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2025年3月27日発行

市民と市の協働のまち

「市民協働部」、「健康づくり部」等へ再編
木更津市 4月の組織改正発表

木更津市は25日(火)、令和7年4月1日付の組織改正を発表した。
発表によると、同市は取り組んできた市民と市の協働によるまちづくりの推進、市民の健康づくりの推進、結婚・妊娠・出産・子育ての切れ目ない支援の更なる充実を図るため、市民部及び健康こども部を、「市民協働部」、「健康づくり部」、「こども未来部」へ再編する。
また、市長公室を廃止する。
ホームページの再構築やSNSによる情報発信が充実し、新型コロナウイルス感染症の拡大により急務だったデジタル化が推進したことなどから、これまで市長公室に属していた、シティプロモーション課を企画部に移管するとともに、秘書課と経営改革課を総務部に移管する。
経営改革課は、総務部の「情報経営課」(経営改革係と情報システム係)となる。
「市民協働部」は、市民課、市民活動支援課、地域共生推進課を所管し、これまで以上に、市民協働の充実を図る。
「健康づくり部」は、保険年金課、健康推進課、スポーツ振興課を所管し、健康寿命の延伸を図り、市民の健康づくりをさらに推進する。
「こども未来部」はこども政策課、こども家庭支援課、こども発達支援課、こども保育課を所管する。
これまでの子育て支援課については、少子化対策や給付などをこども政策課に、こども家庭センター及び子育て支援センターをこども家庭支援課に、それぞれ移管し、子育て支援をさらに充実する。

新消防長に宗政靖氏

木更津市人事異動 部長・次長職

木更津市は25日、令和7年4月1日付の人事異動を内示した。
今回の内示では、異動者241人、変更者207人、昇格者82人、新規採用職員35人となっている。(敬称略)
異動内容は次の通り。
(課長職以上で異動のあった者)○は昇格。
敬称略。
【部長職】
▽企画部長(資産管理部長)品川昭和
▽財務部長(企画部長)渡辺則行
〇資産管理部長(都市整備部次長)兵藤雅宏
○市民協働部長(市民部次長 市民部市民活動支援課長事務取扱い)鈴木和代
▽健康づくり部長(健康こども部長)小原和弘
○こども未来部長(健康こども部次長健康こども部こども発達支援課長事務取扱い)草苅洋子
○福祉部長(市長公室次長 市長公室秘書課長事務取扱い)阿津直人
▽環境部長(福祉部長)伊藤昌宏
▽都市整備部長(千葉県より派遣)寺川巧実
○消防長(消防本部次長 消防本部消防総務課長事務取扱い)宗政靖
▽教育部長(市長公室長)増田智生
【部長職・退職】(3月31日付)
▽吉田究(都市整備部長、県へ復帰)
【次長職】
▽総務部次長 総務部総務課長事務取扱いを解く(総務部次長 総務部総務課長事務取扱い)中原茂裕
▽企画部部参事 君津郡市広域市町村圏事務組合令和7年4月1日~令和8年3月31日(企画部部参事 君津郡市広域市町村圏事務組合 令和6年4月1日~令和7年3月31日)森川益央
▽財務部取税対策室室長(市議会事務局次長〈併〉木更津市事務職員)髙橋雅子
▽資産管理部次長 資産管理部庁舎整備室室長事務取扱い(資産管理部次長 資産管理部庁舎準備室室長事務取扱い)関日哲也
▽市民協働部次長 市民協働部市民活動支援課長事務取扱い(福祉部次長 福祉部障がい福祉課長事務取扱い)榎本和美
▽健康づくり部次長健康づくり部スポーツ振興課長事務取扱い(選挙管理委員会事務局書記長)石渡雅浩
▽こども未来部次長こども未来部こども保育課長事務取扱い(環境部長 環境部生活術生課長事務取扱い)石渡亮輝
○福祉部次長 福祉部高齢者福祉課長事務取扱い(福祉部福祉相談課長)大倉野映子
▽環境部次長 環境部資源循環推進課長事務取扱い(環境部資源循環推進課長)有馬努
▽経済部次長 経済部観光振興課長事務取扱い(市長公室シティプロモーション課長)鶴岡佳代
▽都市橙備部次長(都市整備部仕宅課長)森田重徳
▽都市整備部部参事都市整備部都市政策課長事務取扱い(都市整備部都市政策課長)松下優治
▽市議会事務局次長〈併〉木更津市事務職員(経済部次長 経済部観光振興課長事務取扱い)桑川利恵
▽選挙管理委員会事務局書記長(財務部取税対策家室長)野口琢郎
▽消防本部次長消防本部消防総務課長事務取扱い(消防署副署長)中原久
○消防署長(消防署警防隊第三警防隊長)平野勲
以下、課長級の異動は後日掲載します。

「ニホンアシカ」可能性

絶滅の可能性が高い希少なものか?
甲能氏が調査に来校 木更津高校の剥製

木更津高校(校長・永井良美)の剥製(はくせい)調査で、「二ホンアシカ」の可能性が出てきた。
「ニホンアシカ」は、明治中頃まで日本沿岸に広く生息していたが、漁業の害獣と見なされ、また毛皮や油をとるため乱獲され、数が激減した。
日本沿岸では1975年から50年近く目撃情報がなく、絶滅の可能性が高いと考えられている。
また、その剥製は18体しか確認されていない貴重なものである。
国立科学博物館 地学研究部生命進化更研究グループ長の甲能直樹博士(筑波大学大学院、生命科学研究科教授)は、昨年3月に開催された千葉県立中央博物館企画展「理科室の夕イムマシン 学校標本」に出展された千葉県立木更津高等学校所蔵の剥製が、希少な「二ホンアシカ」である可能性があることを知り、今年3月24日、調査のため木更津高校を訪れた。
甲能氏は木更津出校の生徒、職員とともに、「オットセイ」というラベルが付いた、明治30年代のものと思われる剥製を観察した。
甲能氏の以前の訓査で、大阪府の高等学校3校(岸和田高校、大手前商校、茨木高校)に「オットセイ」のラベルがついた「ニホンアシカ」の剥製が残されていることが分かっている。
木更津高校の剥製は、大きさが50~60センチの胎児の大きさであること、被毛部と裸毛部が特徴的であること、明治30年代に創立した高校の所職で「オットセイ」、というラベルがつけられていること等の点が、大阪府の高校で発見されている「ニホンアシカ」の剥製と同じであった。
木更津高校の生徒たちは、甲能氏の解説のもと、一緒に剥製の特徴を確認した。
甲能氏から、「ニホンアシカ」の剥製の可能性が極めて高いと説明され、歓声をあげていた。
また、甲能氏からアシカ類やセイウチ類の系統進化と適応拡散過程の研究調査の過程の講義を受けた。
甲能氏は、今後、標本のCT検査や遺伝子解析を行い、さらに調査を進めるという。

君津土木事務所長に古谷野氏

県職員人事異動 君津地域関係の異動

県は25日、4月1日付の県職員人事異動を発表した。
君津地域関係の課長級以上の異動は次の通り。
【次長級】
▽千葉土木事務所長(君津土木事務所長)上野兼通
▽君津土木事務所長(県土整備部河川整備課長)古谷野克己
【課長級】
▽農林水産部水産局漁港課長(木更津港湾事務所長)中古盛之
▽県土整備部都市整備局市街地整備課長(木更津区画整理事務所長)鈴木忠彦
▽市川児童相談所長(君津児童相談所長)中村和博
▽君津児童相談所長(銚子児童相談所主席児童福祉司兼銚子児童相談所次長)大川洋子
▽葛南港湾事務所長(亀山・片倉ダム管理事務所長)桐木靖
▽木更津港湾事務所長(千葉港湾事務所次長)野村拓司
▽木更津区画整理事務所長(手賀沼下水道事務所長)廣瀬一彦
▽江戸川下水道事務所長(県土整備部県土整備政策課主幹・袖ケ浦市派遣)吉澤寿二
(敬称略)

木更津総合の東亮太優勝

全国高校選抜大会 卓球シングルスで

卓球の「全国高校選抜大会」が21~23日、ジップアリーナ岡山で開催され、男子シングルスで木更津総合の東亮太選手が強豪を制し、優勝を飾った。
東選手の成績は次の通り。
【男子シングルス決勝トーナメント】
◎1回戦
▽東亮太3-0鎌田晴陽(岐阜・関商工)
◎準々決勝
▽東亮太3-2水野羽琉(岡山・笠岡)
◎準決勝
▽東亮太3(11-13、12―10、14-16、11-4、12-10)2井村優也(神奈川・湘南工大付)
◎決勝
▽東亮太3(6-11、7-11、12-10、13-11、11-6)2矢野礼人(愛媛・FC今治高明徳)

過去の1級合格者出席

木更津市「算数数学検定」教育長と座談会

木更津市独自の取り組み「算数数学検定」が平成17年(2005)の開始以来、今年で20年目を迎えたことを記念した特別企画、~過去の1級合格者と教育長の座談会~が今月25日、朝日庁舎教育長室で開催された。
出席者は、▽島貫諭さん(28、東京都在住、現在M&A社員(会社と会社を繋ぐ仕事)、平成23年度合格、当時畑沢中3年)と、▽渡邉拓也さん(25、東京都在住、現在小学校教諭、平成26年度合格、当時中郷中3年)の2人で、当初三人の予定だったが、栗原明稀さん(現在東京大学大学院、平成25年・26年に合格)は欠席した。
木教委からは廣部昌弘教育長、上田真里学校教育課長、難波秀和まなび支援センター所長などが出席して
歓迎した。
これは、受検した中学校当時の事や、この検定が自分自身の人生にどのような影響があったのかなどを含めて、教育長と当時を振り返ったり、その後を語り合ったりして、現役の全小中学生に対してメッセージを送ってもらいたいと企画されたもの。
座談会では、▽受検したときのこと、▽算数数学検定を受けて良かったこと、▽後輩たちへのメッセージなどについて事前のインタビューなども交えながら話が弾んだ。
両人とも、この検定試験を受けて、「諦めないで挑戦することにや、「仕事上の手順や、求められているものは何か?などを考えるときに生かされている」などと話し、後輩へのメッセージでは「算数数学は難しいかもしれないが、解けたときの嬉しさが、壁にぶっかった時にも乗り越える力になり、達成感が味わえる。算数数学は楽しいです」などとエールを送った。
算数数学検定は、~算数や数学に対する興味・関心を高め、学習意欲を喚起するとともに、基礎・基本の一層の定着を図り、学び直しの機会とする~を目的にこれまでの20年閥で38回(初年度は1回のみ、コロナ禍で1回中止、現在は年2回)実施してきた。
設定級は、小学2年生修了レベルの9級~中学3年生修了レベルの一級(スーパー中学生レベル、応用力を求められる難易度の高い問題が出題される)までの九段階。
受検対象は、小学3年生~中学3年生まで。
受検者総数は20年間で延べ20万7,504人、合格者は延べ2万四4,959人。
このうち1級合格者は延べ約100人に及んでいる。

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