20歳を祝う会は12日 他【新千葉新聞】
- 2025/1/1
- ニュース
新千葉新聞2025年1月1日発行③
20歳を祝う会は12日
国民の祝日成人の日 新成人で実行委組織
「おとなになったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」日として、国民の祝日「成人の日」は、現在ではおもに、1月第2月曜日となっている。
今年の成人式で、祝い励よされる対象は、平成16年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた、満20歳になった男女。
(転人・転出者も可)。
君津地域四市での20歳を祝う会(集い)」は1月12日(日)に行われる。
新成人等で実行委員会を組織し企画・運営する。
地元4市の「20歳を祝う会(集い)」予定は次の通り。
▽木更津市はかずさアカデミアホールで3回に分けて実施
▽君津市は統合前と統合後の中学校毎に、公民館やコミュニティセンター、市民文化ホール等で実施
▽富津市は中学校区合同で富津公民館で
▽袖ケ浦市は中学校区で市民会館、公民館等で開かれる。
中島の梵天立て
木更津市金田漁協裹
木更津市の中島区文化財保存会(会長・篠田芳夫)では、令和7年「中島の梵天(ぼんでん)立て」行事を、1月11日(土)午前に時から、0度近い寒さの中、中心海岸の金田漁業協同組事務所裏の水神様で執り行う。
厳寒の海に裸の下帯姿で入り、新しい真竹の先に御幣をつけた梵天を立てるのは、地域の男若衆約十数人。
梵天立ては江戸時代から中島地区に伝わる正月七草の伝統行事で平成4年に国の記録選択無形民俗文化財に指定されている。
新年賀詞交歓会
木更津商工会議所
木更津商工会議所(会頭・池田庸)の「令和7年新年賀詞交歓会」が、1月7日(火)午後5時から(受付け午後4時15分~)東京ベイプラザホテル(木更津市新田)で開かれる。
賀詞交歓会に先立って、令和6年度優良会員企業表彰式も併せて行われる。
また木更津芸者衆の踊りも披露。
会費3,000円(アクアコインでの支払いも可能)、定員300人。
木更津市や木更津市商店会連合会、木更津金融懇談会後援。
消防出初式
旧木更津市役所敷地
木更津巾消防本部(消防長・石丼和成)、木更津市(市長・渡辺芳邦)、木更津市消防団(団長・細野暢)による、令和7年新春恒例の「木更津市消防出初式」が、1月19日(日)午前、旧木更津市役所敷地内(木更津警察署隣)で実施される。
年の初めに、消防機関の士気の高揚・団結強化などを図り、市民が安心して暮らせるまちづくりへの決意を新たにする。
なお、悪天候の場合は、入場を消防関係者および表彰関係者に制限する。
社説
新春を寿ぐ
1月1日は国民の祝日「元日」。
新しい希望と決意をもって、新しい年のはじめを祝う日。
「日の歩み人の歩みや初詣」(野見山朱鳥)。
初詣は元日に氏神や恵方に当たる神社仏閣、日頃から信仰している々社等に参拝すること。
信仰の有無にかかわらず、年頭に社殿に詣でると清々しい気持ちになり、神官にお祓いを受けるのを「初祓い」という。
外国からの観光客もコロナ禍以前に戻りつつあり、日本の文化に興味を示す人も急増中。
日本文化の特徴は他者との「和」を大切にする「和のこころ」が込められている。
近年はともすると進化や変化、より速くなどが重要視されており、日本人としても、平凡な日常をしみじみ味わうゆとりが失われつつある。
日常生活の中で「和のこころ」をじっくり味わうことができるのは、様々な思いが込められた正月行事である。
一つ一つ楽しみたいものである。
今年2025年は巳年。
干支でいうと「乙巳(きのとみ)」。
「乙」は木の陰のエネルギーを表す。
舂になり柔らかな新芽が顔を出し、植物が生長し、広がっていくような柔軟でしなやかなイメージがあることから、乙は柔軟性や協調性、剛造性を意味している。
また、「巳」は蛇のこと。
蛇は古来より、豊穣や金運をもたらす神様として崇められてきた。
脱皮することで傷を癒し、成長する蛇は「復活と再生」を連想させるため、逞しい生命力や不老長寿につながる縁起の良い動物と考えられている。
つまり、これまでの努力や準備が実を結び始め、勢いを増していくことを示唆している。
成長の速度は人それぞれ。
速いスピードで成果を手にする人もいれば、毎日ゆっくり、一歩ずつ前進して行く人がいてもいい。
今年は3月16日に千葉県知事選の投開票(2月27日告示)があり、4月13日から半年間、161の国・地域が参加して大阪万博が開催される。
本年も地元の情報発信に努めます。
どうぞよろしくお願いします。