学校給食へ有機米提供 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年12月7日発行

学校給食へ有機米提供

木更津市有機農業推進協議会に対し
ポルシェジャパン(株) 200万円を寄付

ポルシェジャパン株式会社(代表取締役社長・フィリップーフォンーヴィッツ。エンドルフ、本社・東京都港区)はこのほど、木更津市有機農業推進協識会(会長・安藤一男)に対して、200万円を寄付した。
同寄付は、木更津市における有機米生産の支援及び市内公立小・中学校の食育の推進を目的とした「学校給食提供に向けた有機米プロジェクト」の趣旨に賛同し行われたもの。
使途は、地城の有機殷業を推進し、木更津市公立小学校及び中学校における学校給食の地産地消の推進及び食育の推進のための事業に活用-としている。
同協議会では、米作りを取り巻く環境が厳しさを増すなか、これからの農業を守り、育てていくためにも、市やJA木更津市をはじめとする全ての関係者が一致団結して推進していかなければならない収り組みであることを踏まえ、寄付金の200万円を、市の「木更津市きさらづオーガニック給食基金」に全額寄付することにした。
安藤会長は、ポルシェジャパン(株)に御礼を述べるとともに、「本市の米作りを収り巻く環境は依然として厳しい状況にあり、今年は米価の上昇はあったものの病害虫による被害により収量が低下した。加えて農業従事者の高齢化や担い手不足、耕作放棄地の増加など、農業の継統が危ぶまれている。こうしたなか、昨年に引き続き、寄付を蛾いたことは大変ありかたく、当協議会の励みにもなります。今後も本市農業の持統的な発展に、日々、精進して参ります」などとコメントした。

運転手の人材確保対策

イオンモール木更津 あす説明会・面接会

運転手(バス・タクシー)の職種分野に対する人材確保対策の一環として、ハローワーク木更津、木更津市、千葉県タクシー協会南房支部が協力して「説明会・面接会」をあす8日(日)午後1時30分~午後4時まで(受付け1時から)、イオンモール木更津(同市築地)・2階イオンホールで開催する。
会場では、参加事業者の9社が、就職希望者に対して、個別説明・面接を行う。
当日参加も可能。
運転の分野に興味がある人は気軽に出席してほしいとしている。
参加企業・事業所は次の通り。
◎バス=日東交通(株)、小湊鉄道(株)、大新東(株)
◎タクシー=京成タクシーかずさ(株)、木更津合同タクシー(株)、木更津タクシー(株)、(有)富津公園タクシー、(株)ウルマツアーリンクサービス、房総タクシー(株)
また、ハローワーク木更津による新規求職者や求人事業所向けの出張相談も実施する。

共同募金寄付

選拝寺仏教青年会

木更津市中央の選揮寺仏教青年会は4日、木更津市社会福祉協議会を訪れ、11,363円を、千葉県共同募金会木更津市支会の歳末たすけあい募金に寄付した。
1日(日)午後4時~5時に、JR木更津駅前で歳末たすけあい募金の街頭募金活動を行い、電車利用者や通行者等から寄せられた募金を寄付したもの。

雑巾200枚寄贈

明治安田生命労組

明治安田生命労働組合は3日、フィランソロピー活動(寄付活動など)の一環として、社会福祉事業に役立ててもらいたいと、雑巾200枚を、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会に寄贈した。

療育分野の外国人財活用

(公財)国際人財開発機構が東京で
研究会を開催 木更津市からも出席

11月27日、公益財団法人国際人財開発機構(理事長・半田善三)が主催して、衆議院第一議員会館において、『児童発達支援事業(療育分野)における外国人財の活用』をテーマに「研究会」を閧催しました。
近年、少子化に逆行するように、児童発達支援事業の利用者が急増しています。
それに伴い増加する事業者の療育の質の低下や人材不足が課題になっています。
さらに、生成AIの普及拡大により、療育分野も大きな変革期を迎えています。
この度の研究会では、こども家庭庁、厚生労働省、文部科学省、出入国在留管理庁の各担当官を講師に招き、政府の方向性を解説してもらうねらいと、平成24年度からスタートした療育の制度において、元気キッズグループ(中村敏也代表)など先端の実践に取り組む事業者や指導者養成をする大学、また、海外で日本の福祉人材の餐成に取り組む専門家から、テーマについての意見をきくという目的でした。
会場には、北海道から九州まで、一部は、抽選に当選した代表的な関係事業者約60人が集まり、意見交換をしました。
木更津市からは、登壇者でプログラミング療育の第一人者の鈴木喬裕氏(エスタシオンホールディンクス)をはじめ、宇野早和子氏(女性起業家の会)の呼びかけで、フィリピンで教育施設を創設して人材育成に取り組む久保田悟氏(平世美装)、生成AI活用で起業のDX化を支援する小林幸晴氏(カメラのコバヤシ)、保育所併設型児童発達支援事業に取り組む浪久みさ子氏(ソフィアキッス保育園)、全国に外国人財を供給する馬興栄氏(彩の国匠事業協同組合)等の木更津商工会議所会員企業からの参加がありました。
意見交換会では、「療育分野の質を高めるような外国人材の育成に期待し、AIを積極的に活用して、多文化共生をインクルーシブ教育の場に実現してほしい」という山本雄士氏(群馬県伊勢崎市)の会場からの意見に大きな拍手がありました。
ベトナムを中心にアジア諸国40大学以上で、日本の福祉人材を養成する医師の吉野正義氏や北海道文教大学の渡部俊弘学長からは、今後もNPO法人レイライン(理事長・森田泰文、木更津市)と連携して、継続して課題に取り組んでいきたいとの提案がありました。

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