浜田靖一氏11期目当選 他【新千葉新聞】
- 2024/10/29
- ニュース
新千葉新聞2024年10月29日発行
浜田靖一氏11期目当選
南房総地域の道路網の整備を強調
衆院選挙開票 強固な保守基盤に支えられ
第50回衆議院議員選挙と最高裁判所裁判官国民審査、任期満了に伴う袖ケ浦市議会議員選挙は27日(日)執行され、即日開票された。
(袖ケ浦市議選結果は2面)
「衆院選挙」、当地城「千葉12区」では「定数1」に対し4人が立候補したが、浜田靖一氏(69、公明推薦)が、得票率57%の圧倒的強さで11回目の当選を果だした。
浜田氏は元防衛大臣(2回)、前党国対委員長(2回)、県党連会長などこれまで多くの要職を務めた経験のほか、父の代(故浜田幸一衆院議員)から受け継がれてきた強固な保守基盤に支えられ、今選挙戦12日間では地元には僅か3目間だけの滞在で、ほとんど全国の若手立候補者の応援に走り回っていたが、12区一丸となった応援体制で優位に選挙戦を展開した。
浜田竡一後援会(会長・松田紀道)主催の《浜田やすかず開票連絡会》をJA木更津市本店大会議室で開催した。
午後7時前から同所には支援老をはじめ12選挙区の苜艮、県議、各種団体代表など多数が詰めかけ、開票情報を待った。
投票が締め切られた午後8時過ぎ、NHKテレビの聞票速報で「浜田靖一当確」の報が流れると会場は大きな歓声に包まれた。
11回目の当選を決めた浜田氏は支援者の拍手で迎えられ会場入り、松田会長の音頭で万歳三唱が行われた。
達磨の目入れ、花束贈呈などに続き浜田氏は、自民党への強い逆風の中の選挙戦を振り返り、「どの選挙区でも非難の声は大きかった。改めて地元各地では県議・首長・市議会議員・各種団体・後援会の皆様の連携で支えられ、当選できた。身の引き締まる思いである。今日を新たなスタートの日としてこの地域の発展に尽くす。先ずは南房総地域の地方活性化・防災の鍵である『道路網の整備』『財政支援』へ力を注ぐ」などと力強く決意を語り、感謝の挨拶を行った。
続いて選挙責任者の江野澤克県議の発声でお茶で乾杯、支援者とともに喜びを分かち合った。
このあと浜田氏は、即会場を後にし、自民党本部(東京都)に向かった。
またこのほか12区に立候補した、樋口剛氏(58、得票率24%、立憲民主、元・当選2回、木更津市出身)と、地引直輝氏(45、得票率14%、日本維新の会、新、富津市出身)は共に惜敗率が及ばず、比例区(南関東地区)での復活当選はかなわなかった。
葛原茂氏(73、投票率5%、日本共産党、新、木更津市在住)も及ばなかった。
高蔵寺へ巡礼
地域文化を学ぶ会
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協識会会長)主催、「第128回南房総の地城文化講座」が11月10日(日)午後2時(受付開始・午後1時30分)から3時30分まで、木更津市中央公民館(JR木更津駅西口前「ズパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で聞かれる。
テーマは「坂東30番札所 高蔵寺(こうぞうじ)への巡礼の道」。
講師は山本勝彦氏(房総古代道研究会会長)。
坂東33観音は、いくさの戦死者供養や平和祈願などをめざして、鎌倉時代の頃から、人々の信仰を集めてきた。
札所は関東各地に点在し、全行程は約130キロを超える。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までメールか電話で。
℡0438-3431-9483(留守電に伝言メッセージを入れてください。折り返し連絡します)。
詳細後日。