新千葉新聞2024年10月16日発行

50周年の節目を祝う

木更津市水道サービスセンターと管工事協
式典で表彰も　安全な水道水を提供

一般財団法人木更津市水道サービスセンター及び木更津市管工事業協同組合（両団体理事長・和田啓）の「創立50周年記念式典」が9日（水）、木更津ワシントンホテルで開催された。
第一部「式典」にはかずさ水道広域連合企業団広域連合企業長・渡辺芳邦木更津市長、同副企業長・高橋恭市富津市長、浜田靖一衆議院議員（代理・小暮真也秘書）、石井徳亮木更津市議会副議長、など多数の来賓をはじめ、両団体の関係者など総勢約百人が集い、50周年の節目を祝い、更なる発展を期した。
主催者を代表し和田理事長は、10年前の40周年からの10年間を振り返り、令和2年の年末から正月にかけて、富津市の笹毛踏切付近で線路の下を通っている送水管からの漏水で天羽地区が6日間断水となり、給水活動や復旧工事に関わったことなどを挙げ、「君津地域4市の広域連合の力を確認できた。皆で力を合わせればどんな困難な出来事にも対処できることを確信した。これからも地域住民に安心で、安全な水道水を提供していきたい」と次の10年に向け強い思いを話り、今後も一層の支援・協力を願い式辞を述べた。
来賓各氏も、日常生活に欠くことのできない水道水の重要性に触れながら、水道事業組合員の日々の尽力に敬意を表し、益々の発展を祈念した。
席上、長年にわたり同会の発展に尽力した功労者への感謝状、表彰状贈呈式も行われた。
顕影者等は次の通り。
（敬称略）
【顕彰者】
《感謝状》
▽鶴岡恨一郎（一般財団法人木更津市水道サービスセンター前理事長）
▽木更津市管工事業協同組合＝鶴岡愼一郎（前理事長）、榎本和視・篠田賢・大柳邦男（以上、組合役員十年以上）
《表影状》
◎千葉県中小企業団体中央会会長表彰
▽鶴岡慎一郎（（株）協同建設代表取締役）
◎全国管に事業協同組合連合会会長表彰・千葉県管工事業協同組合連合会会長表彰
▽木更津市管工事業協同組合
◎一般財団法人木更津市水道サービスセンター
▽功労職員＝横山和実、平野二久、飯田駿悟、江野澤渉、尾上純、小倉亮。
◎木更津市管工事業協同組合
▽功労社員＝磯部記一（（株）小倉鑿井工業所）、石渡幸忠（同）、櫻山和雄（同）、柴崎正道（（株）篠旧設備工業）、岩崎正和（同）、石井和好（(有)マルニエ業）、鹿島米雄（（株）田辺設備）

ボゴール市の中学生31人

岩根中や鎌足中も訪れ生徒らと交流
インドネシアと友好協定　渡辺市長を表敬訪問

木更津市と友好協定を締結しているインドネシア共和国西ジャワ州ボゴール市の「ボゴール第一市学校」の2年生31人と引率の校長・教師など総勢34人が10月9日～12日まで木更津市を訪れているが、11日（金）に木更津市役所駅前庁舎に渡辺芳邦市長を表敬訪問した。
木更津市では渡辺市長以下、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、同訪問団と交流する鎌足中の前田健太郎校長、岩根市の中尾祟校長など多数が出席した。
渡辺市長は歓迎の挨拶で木更津市とボゴール市との交流の歴史や昨年六月、ボゴール市の生誕を祝う行事に招待を受け出席した思い出などに触れながら、「コロナ禍など交流は中断されており、6年ぶりの交流事業開催が、グローバルに活躍する人財育成の力となると確信する」などと同校の生徒たちの益々の活躍を祈念。
両校長も「この交流は生徒たちの一生の宝物になる」などと訪問を歓迎した。
続いてボゴール第一中学校の生徒達による伝統舞踊の披露が行われ、エスティザ・セブティアナ校長が「われわれの訪問団を快く歓迎してくれた」と感謝の挨拶を行った。
また生徒代表は「木更津の人々は優しく、マナーもよく私たちを歓迎してくれて嬉しかった」などと木更津市の印象を話した。
記念品の交換なども行い参加者全員で記念ぢ真に収まった。
この後一行は、岩根中を訪問して日本の伝統的な文化である浴衣の着衣体験も行った。
なお前日には鎌足中を訪問して剣道や英語の授業を通じた交流を行っている。（鎌足市の様子は次号）

グランプリは県大会へ

第3回駅ピアノフェスティバル開催
JR木更津駅　3部門で演奏披露

一般社団法人まちづくり木更津（代表理事・池田庸木更津商工会議所会頭）主催、（株）コンドー楽器後援、JR木更津駅協力、『第3回駅ピアノフェスティバルin木更津』が、12日（土）、JR木更津駅自由通路（駅ピアノ設置場所）で開催された。
出場者は事前の映像審査による予選を通過した実力者で、
▽ソロ部門・小学生以下の部8人、一般8人、
▽連弾部門2人（1組）、
合計18人。
それぞれ練習成果を発揮、感情豊かに心癒されるピアノ演奏を披露した。
審査の結果、ソロ部門小学生以下の部では吉野花乃さん（勝浦市、小6年）、一般の部では柴原祟さん（東京都、22歳）、連弾部門は酒井優月・酒井遼太郎（四街道市、五歳・九歳）がグランプリを獲得、千葉県大会への出場権が与えられた。
出場者の演奏のあと、きさらづエンゼルアーティスト・ZUMI（ズミ）さんの特別演奏が披露された。
開会式では主催者・佐伯浩一まちづくり木更津事務局長（代表理事代理）が、～このピアノは40年以上市内の保育園で子どもたちの成長を見守ってきたものですが、令和2年12月に駅ピアノとして生まれ変わりました。このイベントを通して駅ピアノを知ってもらい、ピアノの美しい音色で、人と人とが繋がり、触れ合うことが出来たら嬉しい～などと期待を込め挨拶した。
《駅ピアノフェスティバル》とは、千葉県内の鉄道駅に常設されている駅ピアノ（JR木更津駅、JR勝浦駅、JR銚子駅、北総鉄道・新鎌ヶ谷駅）が連携して「駅ピアノの利用促進」「周辺のにぎわい創出」「音楽によるまちの活性化」などを目的に聞催しているもの。
JR3駅（木更津・勝浦・銚子）では、ストリートピアノならではのパフォーマンスカを重視したコンクールを閧催しており、各会塲の優勝者には、11月30日（土）に勝浦駅で行われる『駅ピアノフェスティバルin千葉県』への出場資格が与えられる。
各部門の出場者は次の通り。（敬称略）
【ソロ部門】
◎小学生以下の部（演奏順）
▽渡部匠人（埼玉県、小4年）、▽渡辺奥央（富津市、小5年）、▽高橋茉琴（木更津市、小4年）、▽坂人諷飛（東京都、小4年）、▽岡部壮吾（東京都、小5年）、▽萱野依仁（富市、小5年）、▽吉野花乃（勝納市、小6年）、▽岡田己徹（船橋市、小1年）
◎一般の部（中学生以上）
▽清水悠翔（千葉市、13歳）、▽．栗原祟（東京都、22歳）、▽平野久賀（旭市、52歳）、▽小山敦子（袖ヶ浦市、41歳）、▽松木卓也（袖ヶ浦市、46歳）、▽篠原知也（東京都、22歳）、▽中村瑚男（市原市、20歳）、▽梅津英肌（茂原市、39歳）
【連弾部門】
▽酒井優月・酒井遼太郎（四街道市、5歳・9歳）

アーケードの撤去工事

木更津市富士見通り　10月から3月中旬迄

木更津市や施工業者は、JR木更津駅西口から海のカヘ延びる富士見通りのアーケード撤去工事を、10月1日から令和7年3月14日までの（日・祝日を除く）午前9時～午後5時まで実施すると発表した。
工事箇所には、歩行者用通路の設置と誘導員が配賈されているが注意をと。

最大震度3

14日午後7時46分頃、千葉県北西部を震源とする地震があり、埼玉県、東京23区、千葉県、神奈川県、横浜市鶴見区、富津市などで最大震度3を観測した。
木更津市・君津市・袖ケ浦市は震度2。
気象庁などによると震源の深さは約70キロ、地震の規模を示すマグニチュードは4.5と推定される。
津波の心配はなし。