市の経済活性化に向けて 他【新千葉新聞】
- 2024/9/4
- ニュース
新千葉新聞2024年9月4日発行
市の経済活性化に向けて
木更津市議会議長にも5項目の要望書
木更津商工会議所 市長に要望書を提出
木更津商工会議所では2日(月)、池田庸会頭、内田愼一郎・加籐智生・近藤直弘副会頭、佐伯浩一専務理事、鶴岡英樹事務局長などが木更津市役所駅前庁舎を訪れ、「令和7年度市政に対する要望書」を木更津市と木更津市議会に提出した。
同会議所では例年、次年度予算編成が始まるこの時期に、市の経済活性化・発展に向けて、より多くの意見を反映してもらいたいと要望書を提出している。
この日市では、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、大岩房之経済部長、桑田智忠経済部次長、磯部光治産業振興課長など、市議会からは、鶴岡大治議長、石井徳亮副議長、平野和彦事務局長が出席した。
席上、池田会頭は、国外での紛争や急速な円安による原材料・エネルギー価格の高騰、慢性的な人手不足などにより市内の中小・小規模事業者が甚大な影響を受けていることなどを報告するとともに、市が今年2月から実施している「木更津市事業者向け物価高騰対策支援金」(第2弾)募集などに感謝し、「今後も、商工会議所の使命である~地域に根差した中小企業の活力強化・地域経済の活性化の実現~に向け取り組んでいく」などと決意を込め挨拶、同要望書への格段の配慮を願い、要望書を渡辺市長と鶴岡議長に手渡した。
これに応え、渡辺市長・鶴岡議長は共に、「要望書の内容を十分認識し、各関係部署と精査検討していく」などと挨拶した。
今回の要望書の柱は5項目、概要は次の通り。
①街なかの賑わいづくりの推進について
▽市の玄関口である木更津駅の駅舎並びに自由通路の改修について、JR東日本との協議の推進
②経済振興施策の推進について
▽中小企業等のDX=デジタル・トランスフォーメーション=の推進や創業者等への支援、
▽新たな産業用地の創出、
▽公共事業、材料・物品購入等の地元企業への支援
③道路網の整備等について
▽都市計画道路「中野畑沢線」の整備促進(中央工区の早期事業化、桜井工区の早期完成)、
▽東京湾アクアライン及び東京湾アクアライン連絡道(国道409号)の渋滞緩和
④外国人人材確保のための支援について
⑤企業による市の事業者等への協力について
認知症にやさしいまち
~木更津をオレンジに染めましよう
知識を高め偏見なくす 9月は認知症月間
9月は「認知症月間」・9月21日は「認知症の日」~認知症にやさしいまち木更津をオレンジに染めましょう~
木更津市では、「認知症にやさしいまち木更津」をめざし、木更津市在宅医療・介護連携推進協議会を中心に、アルツハイマー病などの認知症に関する知識を高め、本人や家族にとって、必要な支援を案内するとともに、認知症への偏見をなくす取り組みを行っている。
「認知症月間」として、相談先などが分かる認知症リーフレットの配布や認知症支援のシンボルカラーであるオレンジ色の物を身につけた写真の展示、木更津かんらんしやパークキサラピア園内ベンチのライトアップを行う。
認知症月問にちなむイベントは次の通り。
◎オレンジ色の物を身につけた写真の展示
▽掲示期間=9月2日~9月30日(月)
▽掲示場所=市役所朝日庁舎 会議室A1・2側面(広報きさらづ8月号や市ホームページ等で一般公募した、オレンジ色の物を身につけた写真をオレンジ色の模造紙に貼り、パネル展示する)
◎木更津かんらんしやパーク キサラピアのベンチがオレンジ色にライトアップされる
▽点灯期間日=9月2日~9月30日(月)※火曜休園日
▽点灯時間=日没~閉園(平日午後六時、土・日曜日・祝日午後7時)
▽場所=木更津かんらんしやパーク キサラピア(木吏津市金田東2-10-1)
◎認知症リーフレットの配布
▽日時=9月18日(水)午前10時~正午
▽場所=イオンタウン木更津朝日(木更津市朝日3―10-19)一階フードスクエアカスミ前中央エスカレーター付近。
認知症地域支援推進員が配布する。
県美術会長賞に小形さん
地元から特別賞5人、千葉日報社賞38人
書星会など 県小・中・高校席書大会
一般社団法人書星会、千葉日報社共催「第73回千葉県小・中・高校席書大会」の中央審査会が、8月2日に千葉市内で行われた。
計3万余りの出品作が厳正に審査され、知事賞など特別賞62点、千葉日報社賞554点が決定した。
君津地区からは5人(小学生4人、中学生1人)が特別賞、38人(小学生29人、中学生8人、高校生1人)が千葉日報社賞を受賞した。
当地区の受賞者は次の通り。
【特別賞】
▽千葉県美術会長賞=小形愛(木一中③)
▽木更津市長賞=深澤景斗(波岡小⑥)
▽富津市長賞=平野慈人(大貫小⑤)
▽書星会長賞=原田佑都(蔵波小③)、山口暘愛(天羽小④)
【千葉日報礼賞】
平野すみれ(大貫小③)
石井絵麻(大貫小⑥)
岩崎樹奈(真舟小③)
平野叶望(真舟小④)
岩瀬七海(真舟小⑥)
大澤志良(周西小①)
大澤理生(周西小④)
松村優衣香(周西小⑥)
下山花瑚(八重以小⑤)
滝本莉央那(八重原小⑥)
川名結梨(天羽小⑤)
矢野倖絆(周西の丘小③)
庄司怜煌(周西の丘小⑤)、
小石ゆめ(波岡小②)
平野星光(青堀小③)
小坂未紘(青堀小⑤)
老松花南(蔵波小②)
高橋蒔(岩根小①)
高橋史(岩根小④)、
長谷川稟桜(周南小①)
大御瀧玄(小糸小③)
伊吹心せつ(畑沢小④)
石井ひまり(環小⑤)
新保光生(長浦小④)
尾田莉果子(中川小④)
菊澤暖(奈良輪小③)
西原佑眞(木二小②)
荒木栞那(金田小②)
鈴木陽葵(上総小②)
小形悠仁(翔凛中①)
廣田杏珠実(周南中①)
高野暖乃(周南中②)
原田優衣(蔵波中②)
深澤皓基(波岡中②)
齊藤まどか(畑沢中③)
長嶋美緒(太田中③)
岡田虹愛(木二中③)
川名ひなた(拓人紅陵高③)
拓大紅陵が男女共優勝
内房地区高校バスケ 準優勝は木更津総合
「第53回内房地区高校バスケットボール選手権」が8月20~21日、富津市総合社会体育館などで行われた。
男子17校、女子16校が参加。
君津地域からは準々決勝以上に男女いずれも4校が進出した。
熱戦の結果、男女ともに、拓大紅陵が優勝を決めた。
地元勢の個人賞及び準々決勝以上の結果は次の通り。
【男子】
◎準々決勝
▽木更津総合127-44君津
▽長狭82-31木更津
▽拓大紅陵121-36安房
◎準決勝
▽木更津総合89-48東海人市原望洋
▽拓大紅陵66-39長狭
◎決勝
▽拓大紅陵81-50木更津総合
◇最優秀選手=鈴木大翔(拓大紅陵)
◇優秀選手=若松弘優(拓大紅陵)、浅倉史弥(拓大紅陵)、高橋悠冬(木更津総合)、苅込理人(木更津総合)
【女子】
◎準々決勝
▽拓大紅陵93-17木更津
▽長狭61-59袖ヶ浦
▽木更津総合63-48東海大市原望洋
◎準決勝
▽拓大紅陵79-21長狹
▽木更津総合97-15京葉
◎決勝
▽拓大紅陵61-46木更津総合
◇最優秀選手=丸山桃佳(拓大紅陵)
◇優秀選手=関桂都(拓大紅陵)、岩川彩花(拓大紅陵)、伊藤柚月(木更津総合)、長島らら(木更津総合)
ウェブ検索ページを再開
木更津市立図書館 不正アクセス克服
木更津市は8月31日、メールサーバーへの不正アクセスに伴い、4月中旬以降停止していた市立図書館ウェブ検索ページなどのサービスを再開した。
市によると、同図書館を装ったスパムメール(受信者の意向を無視して一方的に繰り返し送られる迷惑メールのこと)が外部に大量送信されていることが判明したため、原因究明と安全対策を講じるまでの間、サービスの一部を停止していた。
スパムメールを送信していたサーバーと図書館システムサーバーを専門機関が調査したところ、情報漏えいを示す不審な痕跡は確認できなかった。
対策として、高度なセキュリティ対策を施したインターネット接続システムである、県自治体情報セキュリティグラウトを利用することで安全性を確保した。
再開するサービスは
▽ウェブでの蔵書検索・予約一貸出期開の延長(検索ページ・マイページの利用)。
▽図書館2階に設置のインターネット閲覧用パソコンの利用。
▽「新着図書一覧」及び「予約の多い図書一覧」のウェプ検索ページでの公開。
サービス再開に伴う代替サービスの廃止は、
▽代替措置として図書の予約をロゴフォームから受け付けていたが、従来の未所蔵図書のみの受付となる。
▽予約資料確保のメール連絡が従来のメールアドレスから送信されるため、臨時的に使用していたメールアドレスからの送信を廃止する。
再開にあたって、アドレスは8月31日より次のURLに変更されている。
https://www.lib.kisarazu.chiba.jp/opac/
問い合わせは同図書館へ(TEL0438-22-3190)。
防災減災・安全対策等
9月3~6日の4日間、14人が登壇
木更津市議会 一般質問の要旨③
「木更津市議会9月定例会」の一般質問(代表質問・個人質問)の要旨続きはつぎの通り。
【個人質問】
《5日》
◎重信文彦議員
▽通学路整備と安全性(信号機なしの横断歩道〈信号機の設置、安全性の確保〉)
▽介護保険料の徴収(徴収の方法〈支払いの選択肢、近隣市の状況、今後の検討〉)
▽保育園の待機児童(現状〈複数児童での利用、安心した子育て環境に向けて〉)
《6日》
◎安藤順子議員
▽市民の活動における行政の支援(市民活動全般)(スポーツ)(文化芸術活動)
▽誰もが安心して暮らせる仕組み(地域の見守り活動〈民生委員の役割、ほか〉)
▽農林水産物を活かした地域経済の活性化(木更津市の特産品〈商品、ほか〉)(現在着目されているもの〈農産物、ほか〉)(特産品について行政ができること)
◎吾津松太郎議員
▽オーガニックなまちづくりと地域循環共生圏(第2期から第3期オーガニックなまちづくりアクションプランへ〈第3期が目指すもの、ほか〉)(地域循環共生圏とは〈現在の取り組み、地城の主体として期待するもの〉)(地域循環共生圏の広がり〈中心市街地活性化、学校・教育、ローカルSDGs事業を生み出すには〉)
◎齊藤秀樹議員
▽高齢者が住み慣れた地城で安心して暮らしていくために(地域包括支援センター)(移動手段の確保)
▽災害用備蓄整備(簡易トイレと毛布購入)(トイレカー〈購入の予定はあるのか〉)
▽消防行政(高柳出張所〈現在の職員体制、今後の取り扱い〉)(火災予防の取り組み〈高層建築物における防火対策、ほか〉)
◎田中紀子議員
▽業務委託先の選び方とその後を検証(プロポーザル方式実施要綱)(受託者が第三者に再委託を)(ほか)
▽審議会等のオンライン会議の在り方(審議会等の会議の公開)(オンライン会議の実施)(ほか)
▽能登半島地震を受け、防災・減災を見つめ直す(液状化危険度の高い地域)(災害対策本部の代替に真舟小)(ほか)
◎吉田眞紀人議員
▽スポーツ振興(江川総合運動場第一野球場及びサッカー場)
▽百年後芸術祭(内房総アートフェス)(事業中間報告書〈事業目的・開催概要、広域連携に取り組んだ効果、ほか〉)
▽若い世代への情報発信(若い世代に届ける情報発信〈各媒体における取り組み、SNSによる情報発信の課題、今後の取り組み〉)
(終)