早くも新米を検査 他【新千葉新聞】
- 2024/8/9
- ニュース
新千葉新聞2024年8月9日発行
早くも新米を検査
早生品種『ふさおとめ』等587袋
JA木更津市畔戸倉庫 全て一等級合格
首都圏の穀倉地帯で早場米の産地として知られている木更津市農業協同組合(代表理事組合艮・石渡肇、以下JA木更津市)では、8日(木)午前8時30分から、今年初めての「令和6年産米初検査」を畔戸倉庫で行った。
初検査にはJA木吏津市金田地区畔戸支部・荒井米造支部長はじめ同支部員、君津農業事務所(改良普及課)、木更津市役所(経済部)、全農千葉県本部(米穀部、JA木更津市の石渡組合員、善場稔・石井恵一両常務理事など関係者30余人が参集して見守った。
開始式では、荒井支部長・石渡組合長は、「今年は好天・小雨で実りが進み豊作も期待される。お蔭様で昨年より2日早い初検査です。生産者が丹精込めた新米が高値で取引されることを願っています」などと挨拶。
JA木更津市金田地区理事の齋藤高根市議は生産者を代表して「我々は少しでも早くおいしい新米を消費者に届けたい一心で頑張っています。木更津産の米は美味しいことを秘極的にPRしてほしい」などと関係機関に理解と協力を願った。
また各関係機関代表などが、猛暑の中の収穫作業に敬意を表し、初検査を祝した。
この日は5人の組合員が「ふさおとめ」「ふさこがね」を合計587袋(内加工米へは144袋)を出荷。
検査は金田地区担当の藤浪徹検査員が務め、一袋ずつ穀刺しで玄米を抜き取る「抽出検ぎで行われ、穀粒判別機(米の品質を判定する機械)も併用して、米粒の色・つやなどの整粒具合や、青未成熟米・カメムシ等の被害米混入の有無などを厳正に審査した。
検査終了後、藤浪検査委員の「全て文句なしの一等米です。このあとも猛何か続くと思われますが、体調に注意して、天候と稲の様子を見ながら事故防止に努め、適時収穫を心掛けてください」の報裄に大きな柏手がわき上がった。
このあと生産者の好意で炊きたて新米のおにぎりが提供され試食会を行い、参加者はその美味しさを味わった。
この日出荷された新米は、全農千葉を通して、県内・首都圏などで販売される。
JA木更津市の直売所・生活館では来週早々にも販売が開始される予定。
なお新米検査はこの後九月中旬まで市内各地で実施される。
(株)新昭和に紺綬褒章伝達
木更津市特別功労表彰 太陽光発電設備寄贈
木更津市は8日(木)、(株)新昭和〔代表取締役社長・松田芳己〕、本社・君津氏東坂田)に対し、「紺綬襃ぴ伝達式に及び「木更津市特別功労表彰式」を市役所駅前庁舎八階市長応接室で執り行った。
これは(株)新昭和が令和8年2月、木更津市に対し~市内の児童の環境学習及び、災害時等における非常電源として役立ててもらいたいと、《太陽光発電設備1式2件、計24点(総額、工事費込み3135万円相当)》の寄付に際し、今年3月23日付で内閣府賞勲局から紺綬褒章が授与されたことに伴い、木更津市の表彰規定に伴い特別功労表彰を行ったもの。
同式典には、(株)新昭和の松田社長、鈴木逹也取締役建設事業本部長などが来庁、木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副し長、廣部昌弘教育長、曽田智生市長公室長、小高幸男教育部長などが出席して敬意を表した。
席上、渡辺市長は、同社の紺綬褒章受章を祝すとともに、木更津市への多大な寄付に感謝して、「学校教育環境整備や災害時の非常電源としても大変心強く、市民の安心・安全が一層確保された」と御礼の言葉を述べるとともに同社の益々の発展を祈念した。
『紺綬襃り』は、公益のために私財(個人500万円以上、団休1千万円以上)を寄付した個人、または団体に授リされているもの。
木更津市に寄贈された太陽光発電設備一式は波岡小学校と鎌足小学校に設置されている。
君津管内増加
直近1週間コロナ
県は7日、県内の定点医療機関(201施設)から直近1週間(7月29日~8月4日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者報告数は、前週の3211人より467人少ない2744人。
一医療機関あたりの平均患者報告数は13.65人で、前週の15.82人から2.17人減少した。
減少は13週ぶり。
年代別で最も多かったのは40代で409人。
全保健所別では、野田と君津を除く14地城で減少。
感染者数の最多は夷隅で23.60人。
君津保健所管内は前週の21.62人より0.84人別の22.46人で2週ぷりに増加した。
次世代のリーダー育成
講師の三好智子氏からSDGsの話
ホテル三日月で 中学校合同生徒会
木更津市教育委員会主催、市内全12の公立中学校の生徒会長が参加し、「第4回木更津市合同生徒会」~次世代のリーダー育成に向けて~が7日(水)、「ホテル三日月SDGsEdutainment(エデュティメント)Park in木更津」で開催された。
木更津市合同生徒会は、情報交換や協議会等を行う中で、中学生の自由な発想を引き出し、豊かな創造力を育てることを目的に、令和5年3月に発足した。
第二期目は昨年12月にスタートし、これまで各学校の生徒会活動の情報交換や、合同生徒会で取り組んでいきたいことなどを話し合ってきた。
四回目の開催となる今回は、ホテル三日月の協力を得て今年四月に同ホテル内にオープンした同park会場で開催された。
当日は、積田来飛合同生徒会長(馬来田中)はじめ、各中学校代表生徒及び生徒会顧問、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、今井克彦木一中校長・市校長会会長、山元竜二木二中校長・市校長会代表、野村洋貴オーガニック推進課長、上田真里学校教育課長など30余人が参加した。
この日は、木更津市在住で、IFOAM(国際有機農業運動連盟)世界理事で、木更津市オーガニックなまちづくり推進アドバイザーの三好智子氏を講師に迎え「SDGs解読~今、わたしたちにできること~」を、同施設に備えられているデジタル地球儀を使用し、「世界の今」と直面しながら話を聞いた。
この後休憩を挟んで生徒たちは、この講演をもとに、~木更津市の中学生として、SDGsや、きさらづ地域循環共生圏の創造にどう貢献していく~かを議題にグループ討議を行った。
各校代表は、校内で取り組んでいることなどを報告し、合同生徒会でのテーマに絞り込み、一つの案として「衣類のリサイクル」(資源循環の促進)について考え、各校で分別収集などを行い、企業への協力も要請し、合同生徒会で取り組んでいけるか? 市民へ広めていけるか?なども検討していく方針。
観音様のご縁日にお参り
木更津市中央の愛染院 10日は四万六千日
寺は心の原風景、木更津寺町に江戸時代から続く真夏の風物詩。
「観音様のご縁日」四万六千日(しまんろくせんにち)が、あす10日(土)午後6時~同9時まで、同市中央1-3-15の愛染院(住職・宮崎栄樹)境内で行われる。
縁日は、年に一度の観音様のご開帳の日。
家内安全や無病息災、諸願成就などの祈願も当日受け付けで。
江戸風鈴・提灯・かき氷・焼きそば・映画・昔あそびなどの夜店も出て楽しい。
大護摩供は、第1座が午後6時30分~同7時、第2座が午後7時30分~同8時まで執り行われる。
問い合わせは愛染院℡0438-22-2033へ。
盛大な港まつり願って
木更津港まつり 寄付の企業・団体⑥
「第77回木更津港まつり」が、8月14日(水)と15日(木)、木更津港周辺で盛大に開催される。
これまでに寄せられた寄付等の協力者続きは次の通り(事務局発表)。(敬称略)
▽オートサービス・矢那川、斎藤建築設計事務所、かずさ総合法律事務所、京葉測量、国際開発コンサルタント千葉事務所、協同建設、エサキエンタープライズ、大沢、クボタ自動車、エステティックサロン ドゥネール、木更津油脂、中川デンキ、祥雲寺、喫茶ギオン、紳士服・学生服ひらの、小松歯科クリニック、畑沢南歯科クリニック、税理士法人吉田会計、木更津商工会議所青年部、税理士法人ケイエスエス会計、マリヤファーム、永郎建設、エコス、文明軒、ミトマエ業、広部製作所、日本製鉄東日本製鉄所君津地区、綜和熱学工業、泉水きもの教室、サラ動物クリニック、三栄港運船主会、三栄港運、千葉県中部山砂事業協同組合、千葉港北袖建材事業共同組合、鬼頭建設、京葉プランキングエ業君津事業所、木更津・北袖港山砂販売対策協議会、綜和都市開発、ラーメン富士屋、新千葉新聞社、石井病院、木更津青果商連合会、上総都市計画、クロワッサン木更津店、ヘアーサロンユニ、池田屋食堂、牧野会計事務所、パソナ木更津、つきみ動物訶院、木更津南清苑、網元つぼや、木更津ビジネスマシン、夕マホーム、四季味宴席たく、開花屋、中央建設、君津・木更津歯科医師会、川慶酒店、木更津ロータリーグラブ、闍豆、アートメンテナンス、二葉商事木更津営業所、日興商事、日建、すず陶、コンドー楽器、千葉県南部電気工事業協同組合、千島建設、京浜、成毛電気管理事務所、あんとわーぷ、木更津芸寮組合、なぺや、梅津測量事務所、アポロ薬局、小澤商事、木更津料理店組合、君津・木更津医師会、木更津市飲食店組合、木更津・君津地区ハイタク運営協議会、木更津合同タクシー、ティーファームジャパン綱島園事業部、アクサ生命保険、君津労働基準協会、水野スポーツ、アルフレッサ、勢州屋、黒田不動産鑑定、リノ、泉陽興業、袖ケ浦自動車教習所、青木保健事務所、税理士法人大隅会計事務所(続)