海難防止活動等に貢献 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2024年7月27日発行

海難防止活動等に貢献

「海の日」に因み、1団体・7個人に
木更津海上保安署 海上保安功労者表彰

海上保安庁木更津海上保安署(署長・萩尾努)は、海の日(今年は7月15日)に囚む「令和6年『海の日』における海上保安関係功労者衣彰伝達式」を、25日(木)、木更津海上保安署で行った。
同表彰は例年、海の日に因み、長年にわたり海難救助や海難防止活動などに尽力した功労右(個人・団体)へ感謝の意を表し、表彰状を贈っているもので、今年度は、
▽(海上保安庁長官表彰(伝達)」(1団体1個人)、
▽「第三管区海上保安本部長表彰(伝達)」(1個人)
など、延ベ1団体・7個人に贈呈された。
席上、萩尾署長は、「木更津海上保安耆は木更津市から富津市まで約66㎞の海域を担当しているが署員の力だけでは目の届かないところもある。日頃から地域を知り尽くしている皆さんのご理解とご協力に深く感謝したい。今後も変わらぬご協力をお願いします」と挨拶、敬意を称した。
被表彰者の功績等は次の通り。(敬称略)
《国土交通大臣表彰》
▽松田紀道(海上保安協会木更津支部副支部長、三栄港運(株)会長)=平成17年6月、海上保安協会木更津支部幹事就任後、令和2年6月同支部副支部長に就任。長年にわたり海上保安思想の高揚に努めるなど、海上保安業務に多大に貢献。
《海上保安庁長官表影》
◎海洋環境保全活勣への貢献
▽特定非営利活動法人「木更津イルカ計画(理事長・白石耕一)=平成19年4月、太更津港周辺の環境保全・浄化・整備、地域の活性化などを目的に設置平成20年6月から木更津内港公園を同法人所属会員や市民とともに、2か月に1度消掃活を継続、海洋環境保全思想の啓蒙・普及に努めている。
◎海上安全指導員
▽鈴木雄生・(スズキマリン代表)=平成19年1月から海上安全指導員の委嘱を受け、海上安全指導及び啓発活動など海上保安業務に多大な貢献。
◎海上保安協会木更津支部長
▽渡辺芳邦木更津市長=平成26年7月支部長に就任以来、海上保安業務に深い理解を示し、海上保安思想の高揚などに多大な貢献。
《第三管区海上保安太部長表彰》
▽海上保安協会木更津支部役員=大島博(セントラル(株)常務取締役)、礒貝秀樹(天羽漁業協同組合代表理事組合長)、大川裕士((有)大川海運代表取締役)。
▽海上保安協力員=磯貝秀樹(天羽漁業協同組合代表理事組合長)

スポーツ振興に活用と

スポーツ飲料水及びゼリー飲料を市に
木更津市が贈呈 アース製薬(株)に表彰状

今年6月20日~23日、木更津市と袖ヶ浦市にまたがるゴルフ場「カメリアヒルズカントリークラプ」で開催されたJLPGA(一般社団法人日木女子ゴルフ協会)公認女子ゴルフトーナメント『第13回アースーモンダミンカッブ』の主催者、アース製薬(株)は今月25日(木)、木更津市のスポーツ振脯に役立ててもらいたいと、「スポーツ飲料水及びゼリー飲料」165ケース(73万1,832円相当)を寄贈した。
寄付採納式には、アース製薬(株)アースーモンダミンカップ推進委員会・松下弘征委員長、(有)茂木企画・窪田大輔代表が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、調部昌弘教育長、小原和弘健康こども部長、小高幸男教育部長などが出席して敬意を表した。
渡辺市長は、モンダミンカップの盛会裏を祝すとともに、地域活性化への貢献に感謝し、寄贈品に対し「寄付の趣意に沿い、スポーツイベントやスポーツ団体等の活動での水分補給や熱中症対策などに有効活用させていただきます」と御礼の言葉を述べ、同社の益々の発展を願った。
またこの寄贈は、令和3年から行われており今回で4回目。
寄贈品の相当額が今回分で100万円を超えたことから、同市では市の功労表彰規定のもと、「市の公益のために100万円以上の私財を寄付した者又は団体」に基づき、席上で、渡辺市長から松下委員長に「功労表彰」を行った。

木更津総合きょう決勝

高校野球千葉大会 甲子園かけ市船橋と

第106回全国高校野球選手権千葉大会は、きょう27日(土)午前10時から、ZOZOマリンスタジアム(千葉市美浜区)で決勝が行われ、木更津総合は市船橋と甲子園出場をかけて対戦する。
(いずれもノーシード)
木更津総合、市船橋ともに2年ぶりの決勝進出で、2022年の千葉大会決勝と同一カードとなった。
両校が決勝で対決するのは今回で4度目。
26日開催の準決勝の結果は次の通り。
▽木更津総合7-O東京学館(8回コールド)
▽市船橋6-3市原中央
※木更津総合は好機で打線がつながった。
市船橋は競り勝ち。
木更津総合の姉妹校・市原中央は先制したが、打楾がつながらなかった。

育てたとうもろこしです

木更津市の中郷地区まちづくり協議会
中郷小学校児童 市長等にプレゼント

木更津市の中郷地区まちづくり協議会(会長・原田忠吉、会員・三六人)と、きさらづ特認校である中郷小学校(校長・内海雅彦、児童数・93人)は迎携して、「特色ある教育課程(地域の特産物調査・栽培体験活動)」に取り組んでいる。
この取り組みの一環として一昨年より6年生が中郷特産品の「とうもろこし栽培」に挑戦している。
今月25日には、この体験活動の成果「朝採りとうもろこし」を、市役所駅前庁舎と朝日庁舎を訪問して渡辺芳邦市長と博部昌弘教育長に贈呈した。
市役所を訪れたのは原田協議会会長、加藤高明副会艮、中郷小6年生児童代表5人、担当教諭、保護者など10数人。
駅前庁舎での贈呈式で原田会長は、種まきから収穫まで一連の作業過程を報告し、「児童達が一生懸命に取り組む姿に我々が力をもらっています。とうもろこしは今年も上々の出米です。子供たちの頑張りの成果を召し上がってください」などと挨拶。
児童達は栽培記録などと一緒に瑞々しいとうもろこしを市長や田中幸子副市長に手渡し、記念写真に収まった。
今年も児童達はまちづくり協議会メンバーやJA木更津市、圃場協力の神谷農園などの指導の元、5月10日に校内で種まきを行った。
今年は『プレミアムみらい85』を千粒蒔いた。
これは播種後85日で収穫できるという品種で、この後、5月29日に学区内の下望陀・神谷農園の圃場に苗移植、6月27日に生育状況の調査、7月16日防鳥網設置、7月20日には卒業生なども招待して午前4時30分から収穫(初もぎ)を行い、生をその場で試食、とうもろこしの甘さ、美味しさを味わった。
渡辺市長は、地域ぐるみで子供たちの成長を見守り応援してくれていることに深く敬意を表し、「地城の人々からたくさんのことを学び視野を広げ、中郷をもっと好きになってください」などと児童などに感謝と激励の挨拶を行った。
児童たちはこの後、朝日庁舎を訪問し、同様の寄贈を行った。
また同協議会では、この活動に協力してどれだ学区内の「みやまのさくら保育園・かずさ萬燈会」と「ローヴァーズ(株)」も収穫体験に招待し、中郷小創立100周年にちなみ、とうもろこし100本を贈呈し、感謝した。

地元の旬野菜を使って

中郷公民館 夏の精進料理教室

22日(月)、木更津市立中郷公民館(館長・岡田清治)主催事業「夏の精進料理教室」~旬野菜を使って~が行われた。
内容は地元で収穫された旬な食材を中心に使い、健康な身休を保つためのバランスのよい食事について学ぶことで、健康への意識の理解を啓発する。
講師は木更津市オーガニックアクションパートナースの三心庵 大井雄一氏(43)が務めた。
今回の料理内容は、
◎夏野菜たっぷりぶっかけそうめん、
◎精進料理の王道 三心庵特製 胡麻豆腐、
◎フライパン一つで少量の油でサッと作れるかき揚げ
-に取り組んだ。
食材は、
▽木更津市初の道の駅「木更津 うまくたの里」、▽中郷地区旬のトウモロコシの寄付を頂くなどの地元産中心の食材が凖備された。
また、木更津市役所企画部オーガニックシーティ推進課の協力も得た。
大井氏から「料理教室を通じて行政(市役所や公民館)と市民(参加者)を料理で結び付けたい。それによって、『料理を作ることによって楽しく』、『食べることによって健康に』、『プロの料理工程を家庭料理に』」との熱い思いと、大井氏が師と仰ぐ”中華の鉄人”陳健一氏との『料理は愛情』などのエピソードが話された。
参加者の参加理由には『胡麻豆腐に興味があった』などがあり、大井氏からは「本当は教えたくない胡麻豆腐のレシピを教えますので是非ご家庭で作ってみてください」との話があり、参加者から笑いが上がった。
また、夏休みの時期でもあり、親子で参加し楽しく調理をする姿も見受けられた。
大井氏は今後、10月には、袖ケ浦市平川交流センター『ジビエ料理教室』の講師、10月~2月には富津市民会館での「わくわくクッキング教室」の講師が予定されている。
大井氏は、「このような地産地消の食材を使って老若男女問わず料理教室に参加し、『みんなで楽しく、食べる事は生きる力』を発信していきたい」と話していた。

拓大紅陵が優勝かざる

軟式野球千葉大会 八千代松陰を降す

第69回全国高校軟式野球選手権千葉大会(県高校野球連盟軟式部、県教育委員会主催)は25日(木)、袖ケ浦市営球場で準決勝2試合が行われ、拓大紅陵と八千代松陰が決勝進出を決めた。
木更津総合と日出学園は敗退した。
【準決勝】
▽拓人紅陵4-1日出学園
▽八千代松陰18-1木更津総合(6回コールド)
決勝戦は26日午前、袖ケ浦市営球場で行われ、拓人紅陵が勝利し、優游した。
(結果は後日掲載)

かずさマジック惜敗

都市対抗・2回戦

「第95回都市対抗野球大会」(日本野球連盟・毎日新聞社主催、東京ドーム)は25日(木)、2回戦が行われ、日本製鉄かずさマジック(君津市)はJR東日本東北(仙台市)に2-4で敗れ、第84回大会以来となる4回目の8強進出はならなかった。
かずさマジックは先制を許しながらも6回、吉田開選手の2点本塁打で同点に持ち込む粘りを見せたが、8回と9回にソロ本塁打を浴び惜しくも敗れた。

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