長年の地方自治功労で 他【新千葉新聞】
- 2024/5/12
- ニュース
新千葉新聞2024年5月12日発行
長年の地方自治功労で
木更津市で伝達式 石井勝氏に旭日小綬章
令和6年介の叙勲(4月29日付)で、長年にわたる地方自治功労により《旭日小綬章》の栄に浴した、元木更津市議会議員の石井勝氏(83、医師、木更津市新田)に対し、木更津市では10日(金)市役所駅前庁舎・市長室で「叙勲伝達式」を挙行した。
式典には、受章者の石井氏などが来庁。
木更津市からは、渡辺芳邦市長、田中幸子副市長などが出席して祝意を表した。
渡辺市長から石井氏へ勲記と勲章が伝達され、市政発展への尽力に感謝するとともに、「今後も健康に留意され、木更津市の発展を見守ってほしい」などと祝辞を述べた。
石井氏は、「皆さんのお陰で無事務めさせてもらった。今回の叙勲は身に余る光栄。市民の皆さんには健康で幸せであってほしい」などと挨拶した。
石井氏は、平成7年(1995年)五月に木更津市議会議員として初当選以来、令和5年4月まで、連統7期・28年間にわたり市議を務めた。
この間、各種委員会などで多数の要職を歴任、変貌着しい時代にあって、市政の繁栄、市民の福祉向上などに尽力した。
オスプレイ3機海上輸送
今月下旬を予定 米国から岩国基地へ
木更津市は10日、陸上自衛隊の輸送機「Vー22オスプレイ」3機が同日以降、米国から米軍岩国基地(山口県岩国市)へ海上輸送されると発表した。
防衛省北関東防衛局から情報提供があったもの。
陸自オスプレイについては17機体制を予定しており、令和2年7月以降、これまでに合計14機が米国から米軍岩国基地を経て、暫定配備先の木更津駐屯地に輸送された。
今回、15機目以降の残り3機について、5月10日以降に米国から日本に向けた海上輸送が開始されることとなった。
国内の到着地は米軍岩国基地であり、現時点で、その到着時期は5月下旬を予定している。
米軍岩国基地到着後、米側の要員により、輸送のために施されていた保護処置の解除、飛行前点検・整備、試験飛行等が実施される。
それらが終了した機体は一機ずつ順次、木更津駐屯地に飛行する予定。
今回の3機の輸送により、予定していた17機全機の納入が完了する。
木更津駐屯垉への輸送時期等の詳細については改めて知らせるとしている。
福祉教育ボランティア
学校での福祉体験学習のサポート活動
木更津市社会福祉協議会 養成研修会を開催
木更津市内の小中学校で実施している「福祉体験学習」のサポート活動をするために必要な知識や技能の向上を図るための研修会『福祉教育ボランティア養成研修会』を、6月の2日間、木更津市民総合福祉会館(潮見2-9)で開催する。
受講料無料。
主催は社会福祉法人木更津市社会福祉協議会。
学校や地域で起きている福祉課題が多様かつ深刻化する現状において、ポランティア・市民活動をはじめとする地域住民が、学校と連携して福祉教育を推進することの重要性が増してきている。
このような状況の中、市内の小・中学校においては、福祉教育の一環として児童生徒が福祉体験学習を実践することで、助けあいと連携の意識を培い、ともに生きる力を育み、豊かな社会を築く一員として成長できるよう取り組んでいる。
そこで、地域のボランティアが活動に必要な知識を深め、福祉教育のサポート活動を通じて学びあい、地域の福祉課題解決の向上を図ることを目的に開催されるもの。
対象は、福祉教育サポート活動に興味がある人(ボランティア、民生委員児童委員、学校関係者など)。
研修会日時は、
▽6月4日(火)午後1時~3時、福祉会館2階、第1・第2研修室で。
はじめに、木更津市社会福祉協議会より「福祉体験学習について」の説明があり、その後、一般社団法人コットンマム代表理事(社会福祉士・精神保健福祉士)の渡邊美代子氏による講義と演習(子どもたちとの関わりについて)、質疑応答が行われる。
▽6月10日(月)午後1時~3時30分、成田国際福祉専門学校講師の山澤恭子氏による講義と演習(車いす・高齢者疑似・視覚障がい者体験ほか)、質疑応答となっている。
募集定員は50人(申し込み多数の場合は抽選とし、抽選となった場合のみ結果連絡をする)。
申し込み締め切りは5月31日(金)。
その他、動きやすい服装で参加をと。
申し込み・問い合わせは木吏津市社会福祉協議会 ボランティアセンター担当・鳥飼さん、來さん、℡0438-25-2089、FAXO438ー23-2615。
海をきれいに!街を元気に!
『港の砂浜』クリーン&セーフティ大作戦
木更津イルカ計画 木更津港清掃活動
海をきれいに!、街を元気に!と、環境保全やまちづくりの推進に向けて活動を行っているNPO法人木更津イルカ計画(理事長・白石耕一)では、今月19日(日)、午前9時から約1時間、イルカが来た(2011年12月20日)港をきれいにしようと、「第89回木更津港清掃活動」を実施する。(雨天中止)
事前申込不要。
自由参加大歓迎!らづポイント(100P)対象事業。
集合場所は木更津内港 鳥居畸海浜公園東岸。
『港の砂浜』クリーン&セーフティ大作戦と銘打ち、2か月に一度、奇数月の第3日曜日に実施されている同清掃活動は、子どもたちが気軽に裸足で海に親しめる場所を木更津港に造ろうと始めたもの。
清掃活動は、木更津内港旧フェリーターミナル先で行われ、元金子造船前の砂浜や中の島大橋駐車場でゴミを拾って、私たちの大切な港の美化活動を実施する。(軍手や金ハサミ、ゴミ袋は会で準備)
同活動に協力しているのは、きさらづ海洋少年団、みなとまち木更津推進協議会、きさらづみらいラボ、協賛は(株)キミツ鐡構建設、東亜建設工業(株)、きさらづ海の駅(セントラル(株))。
木造住宅の耐震化支援
木更津市が補助金 無料相談会や耐震診断等
~平成12年(2000年)5月以前に建てられた建物は、地震に対して倒壊しやすいという。
東日本大震災、熊本地震、能登半島地震などの発生からみても、大震災はいつどこで起こるかわかりません。
市の耐震化支援制度を活用し、建物の耐震対策に取り組んでみませんか~
木更津市は、『木造住宅耐震化支援制度』の利用を案内している。
耐震診断や工事には補助金がでる。
対象となる建築物は
▽木造在来工法の2階建て以下の建築物(ツーバイフォーエ法等は除く)
▽自己居住用の住宅(借家、空き家、店舗・事務所等は除く)
▽平成12年5月31日以前に建築された住宅
-で以上の条件をすべて満たすことが必要。
同支援制度は次の3段階に分けて行われる。
【ステップ1・無料耐震相談会】
建物の平面図を基に、指定診断士がパソコンで簡易診断をする(現地確認はない)。
建築確認通知書や平面図・スジカイの位置が記された図面持参。
各開催日直前の金曜日までに建築指導課窓口または電話で申し込む(平日午前8時30分~午後5時)。
◎日程等(何れも日曜日、午前9時~正午)
◇5月26日・6月9日=市役所朝日庁舎会議室A1
◇6月23日=岩根西公民館第1・2学習室
◇7月14日=市役所朝日庁舎会議室A1
【ステップ2・木造住宅耐震診断事業】
補助対象は同市の無料耐震相談会(ステップ1)の結果、評点が1.0未満と診断された木造住宅。
自己負担額は2万円(補助額9万円)。
◎耐震診断で得られる評点
◇1.5以上=倒壊しない
◇1.0以上~1.5未満=一応倒壊しない
◇0.7以上~1.0未満=倒壊する可能性がある
◇0.7未満=倒壊する可能性が高い
【ステップ3・木造住宅耐震改修・リフォーム事業】
補助対象は同市の木造耐震診断事業(ステップ2)の結果、評点が1.0未満と診断された木造住宅で、耐震改修後の評点を1.0以上に上げる工事(除却工事を除く)。
◎補助額(対象住宅建築年月日、補助率〈上限額〉)
◇耐震改修工事
▽昭和56年5月31日以前=工事費の2分の1 (60万円)
▽昭和56年6月1日以降=同2分の1 (30万円)
◇除却工事
▽昭和56年5月31日以前=工事費の2分の1(20」万円)
▽昭和56年6月1日以降=同2分の1(10万円)
◇リフォームエ事=工事費の3分の1 (40万円)
問合せは都市整備建築指導課へ℡0438-23-8596へ。