空手道日本一を報告 他【新千葉新聞】
- 2024/4/20
- ニュース
新千葉新聞2024年4月20日発行
空手道日本一を報告
全国高校空手遒選抜大会男子団体形V
木更津市長を訪問 拓大紅陵の3選手
JOCジュニアオリンピックカップ「令和5年度第43回全国高等学校空手道選抜大会」(3月24日~26日、広島県)で、千葉県・関東代表として出場した木更津市の拓殖大学紅陵高校(校長・森章)が「男子団体形」で優勝、6年ぶり通算7回目の全国制覇を達成した。
強豪校が一堂に会した同大会で快挙を成し遂げた同校の選手3人(大会出場時は2年生)と、森校長、齊藤篤教頭が17日、木更津市役所駅前庁舎に、渡辺芳邦市兆を表敬訪問し、大会当日のビデオを映して優勝を報告した。
木更津市では、渡辺市長、田中幸子副市長、小原和弘健康こども部長、草苅洋子同部次長等が出席して歓迎した。
団体戦に出場した三選手は、
▽千葉海瑠選手(17、ちぱかいる、神奈川県葉山市出身)
▽西塚悠真選手(17、にしづかゆうま、船橋市出身)
▽増出光途選手(17、ますだてるみち、東京都出身)。
3人は共に5~6歳から空手を習い始め、同高校では2年生時の昨年末から正月にかけての冬季休みの期間中、市内の宿泊施設で共同生活を行い、寝食を共にして心を一つにするチームワークづくりの訓練を重ねてきた。
同全国人会では、演武はもとより、入退場・礼作法に至るまで3人が一糸乱れぬ堂々とした態度に、1回戦から3回戦、プロック1位のみによる準決勝、決勝でも会場から惜しみない拍手が送られた。
空手部の指導者でもある森校長は、全国大会に向けて日々の生活や、心技向上に輿摯に取り組む3選手の努力を紹介しながら、大きな目標達成を報告した。
選手を代表して千葉選手は「息を合わせ、ミスなく演武が出来、ほっとした。今年はインターハイでも優勝できるように頑張りたい」などと大会を振り返りつつ次の目標を示した。
渡辺市長は、努力と鍛錬の賜物と称賛するとともに、指導者・家族・先輩・後輩など多くの人々の応援を忘れることなく、今後の活躍に期待を込め祝辞を述べた。
記念写真では木更津市からきさポンのぬいぐるみが贈られると、選手たちに笑顔が広かった。
食育の大切さを伝える
木更津市が配信 食育啓発動画を制作
木更津市では「いきる つながる 食育のチカラ」をキャッチフーズに、市民や小中学生への食育啓発を行っている。
今回、より一層の食育推進を図るため、農林水産省の補助金を活用して「食育啓発動画」を制作した。
この動画では、食育の意義・大切さを伝え、木更津市の取り組みや、季節ごとの農水産物の紹介など、1話・5分程度で合計10話の構成になっており、市内の小・中学校、幼稚園・保育園(所)の児童生徒、食育コンシェルジュなどの協力で制作された。
同動画は、4月19日の「食育の日」に囚み、同日から、《木更津市公式You Tube「きさらづプロモチャンネル」》で配信を開始している。
市では、配信により広く市民をはじめ、小中学校の授業、公民館のサークル活動、市などの食介活動事業等での視聴により、市民の食育への意識を高めてもらいたいとしている。
食育動画のタイトル・内容は次の通り。
▽第1話「食育ってなあに!?」食育の意義、人切さを伝える。
▽第2話「木更津市の農林水産業の農林水産業の現状を伝える。
▽第3話「食育の取り組み」市の食育の取り組みを伝える。
▽第4話「正しい食の知識と選択力をつけよう!」バランスの良い食事、規則正しい生活習慣、共食等の大切さを伝える。
▽第5話「地元産農林水産物を食べよう!」(春編)」市の春の農林水産物(キャベツ、アサリ)の紹介と調理方法等を伝える。
▽第6話「同(夏編)」オクラの紹介と調理方法等。
▽第7話「同(秋編)」栗の紹介と調理方法等。
▽第8話「同(冬編)」れんこんの紹介と訓理方法など。
▽第9話「食文化を継承しようⅠ」地城の伝統的な和食の紹介・実演(落花生味噌)。
▽第10話「食文化を継承しようⅡ」地城の行事食の紹介・実演(太巻き寿司)。
なお第1話と第10話は、2月29日から先行配信されている。
問い合わせは、市農林水産課℡0438-23-8445。
沿道応援参加団体を募る
木更津市など アクアマラソン盛り上げ
木更津市などでは、今秋11月10日(日)午前10時~午後4時頃まで木更津市・袖ケ浦市で開催される「ちばアクアラインマラソン2024」の大会当日に、ランナーを応援し、大会を盛り上げる「沿道応援参加団体」を募集している。
元気が出る演奏や演技、多彩なパフォーマンスで、一万七千人のランナーを一緒に応援しようと、5月31日(金)まで募っているもの。
応援は1回30分程度で、実施会場により、出演時間帯や出演時間、出演回数は異なる。
募集内容は、屋外で可能な次の①~③の演奏・演技。(30組程度)
①音楽系(吹奏楽などの生演奏)、
②パフォーマンス系(チアリーディング・よさこい・ダンスなど)、
③民俗芸能系(和太鼓・お囃子など)。
今後の予定は、
①選考結果の通知上6月下旬から7月上旬に応募者全員にメール通知。
②個別調整=7月から8月頃に参加者と主催者で出演場所、駐車場などを調整。
③参加者説明会=9月中旬ごろ。
④大会当日=11月10日(日)沿道応援イベント実施。
団体申し込みフォームはQRコードから。
同応援の問い合わせは、木更津市スポーツ振興課℡0438-23-5328。
個人住民税の定額減税へ
一般会計補正予算 木更津市が専決処分
木更津市は17日、令和6年度税制改正に伴い、個人住民税の定額減税を実施するためのシステム改修が必要となることから、歳入歳出予算の総額にそれぞれ587万3,000円を追加し、予算総額を520億787万3,000円とする令和6年度一般会計補正予算の専決処分を行った。
統合型業務パッケージシステム整備費として、587万3,000円を定額減税を実施するためのシステム改修に要する経費として計上した。
市民後見人養成講座
木社福協 きさらづ成年後見支援センター
3年毎に1回実施 今年度受講生募集
木更津市社会福祉協議会 きさらづ成年後見支援センターでは、3年ごとに1回実施する『市民後見人養成講座』の令和6年度受講生(第4期生)を募集する。
「市民後見人」とは、弁護士や司法書士等の専門職ではない、親族以外の一般市民による成年後見人等(成年後見人、保佐人、補助人、任意後見人)のことをいう。
弁護士等の資格がなくても、市町村等が実施する市民後見人養成講座を受講した人が、地域に住む身近な存在として、被後見人(以下、本人)の気持ちに寄り添い、財産管理や各種契約等の支援をする。
認知症高齢者等の増加に伴い、成年後見制度の利用者数も増加することが見込まれる。
今後さらなる成年後見人等の担い手が求められる中、親族や専門職に加えてこれまで以上に市民後見人の活躍が期待されている。
「市民後見人」の活動内容は、親族や専門職が成年後見人等として後見活動と同様に、本人の意思を尊重し、心身の状態や生活状況に配慮しながら、福祉サービスの契約や財産の管理等をする。
例えば
▽金融機関で、本人の生活費の払い戻しや公共料金等の支払をする。
▽本人の生活状況に変化がないか、定期的に自宅または入所施設を訪問する。
▽本人の状態によって、ケアマネジャーと話し合い、介護サービスの利用契約や変更をする。
▽毎年1回、家庭裁判所へ財産目録や収支における報告出を提出する。
『第4期 市民後見人養成講座』受講に関する詳細は次の通り。
◎応募資格
▽ボランティア活動に意欲的で、市内在住の20歳以上の人。
▽高等学校卒業あるいはそれと同等以上の資格を有する人。
▽7月20日(土)または25日(木)に開く受講説明会に参加できる人。
◎募集開始=7月20日(土)。
ホームページ等で確認。
◎受講説明会=7月20日(土)、25日(木)。
2日開催のうち、いずれかに参加。
説明会で「受講申込書類」を配布。
◎会場=木更津市民総合福祉会館(木更津市潮見2-9)。
◎申込書類提出期限=8月13日(火)。郵送または持参。
◎審査
▽1次=8月中旬。書類選考。
▽2次=8月下旬。面接選考。(平日実施)
◎養成講座=9月~令和7年3月。
計10日間。(土曜日開催、全講座の受講必須。欠席の場合は補講を実施)
問い合わせは、木更津市社会福祉協議会きさらづ成年後見支援センターへ(℡0438-22-6226)。