「護摩行」で福を祈願 他【新千葉新聞】
- 2024/2/7
- ニュース
新千葉新聞2024年2月7日発行
「護摩行」で福を祈願
木更津市本郷 新御堂寺で節分会
2日は県内各地で「節分会」が行われた。
木更津市本郷の新御堂寺(住職・藤平貞順)でも、同日午後4時から、檀家役員の協力を得て節分会が行われた。
恒例の「護摩焚き」は、導師を藤平住職が務めた。
護摩行は、護摩壇(ごまだん)と呼ばれる木製の壇に据えた炉で、護摩木で火を焚き、香木や五穀などを捧げ、ご祈祷を行う修行。
護摩行の火は高さ1メートルにも上る。
この炎に毘沙門天様に降りてきて頂き、捧げ物をして、皆さんの御祈願を叶えてもらえるようご祈祷する。
またこの炎は皆さんの煩悩を焼き尽くし、身心を清める。
厄年が広まったのは江戸時代以降だが、多くの人が厄年を気にかける風潮が生まれたのは、都市型の生活が普及するようになってからのことと考えられている。
新御堂寺の豆まきは、副住職や年男8人、年女12人が行い、親子連れや大勢の人々が豆袋を受け止めていた。
「福は内、福は内」と
木更津市新宿区 子供が元気に豆まき
木更津市吾妻の新宿区(区長・遠山釦宏)では3日、節分会の行事として、「子供豆まき」を実施した。
新宿不動尊の住職の協力により、同本堂に子供、保護者など50人ほどが集まった。
午後4時30分から、住職の節分の話を闘き、続いて、住職の掛け声で、”暗い事柄で明けた本年が、節分を期に、幸福で明るい年となりますように”と、30人ほどの子どもたちが元気な声で「福は内、福は内、福は内!」の豆まきを行った。
そのあと、区の役員たちが、子どもたちへお菓子と福銭を、「福は内!」の声を出して豆をまいた。
保護者も参加して季節内行事を楽しんでいるようだった。
新宿区では、子どもたちの文化的行事と情緒教育の一環として、節分の体験を実施しているという。
寒修行の浄財
本立寺が5万円寄付
木更津市真里谷521、本立寺(住職・大森俊栄)は今月5日、寒修行の浄財、5万円を社会福祉事業に役立ててもらいたいと、社会福祉法人木更津市社会福祉協議会(会長・滝口君江)に寄付した。
同寺の同寄付は、毎年、当社を通じて行われている。
インディアンソース ブルーベリー
クラワドファンディング Makuakeで先行販売
株式会社アフリット(木更津市幸町1-1-6)は、木更津商工会議所の支援のもと、株式会社ごはんクリエイトのオーナーシェフ野口利一氏の監修を受け、かつて房総地域のソウルソースであった「インディアンソース」の復刻版プロジェクト第3弾となる『インディアンソース ブルーベリー』を昨年12月18日より、クラウドファンディングMakuake(マクアケ)で先行販売している(今月28日〈水〉まで)。
(株)アフリットは、2003年に廃業した富津市のカギサ醤油のインディアンソースのレシピを買収し、オリジナルソースとレーズンソースの復刻版を既に完成させ販売しているが、今回の『インディアンソース ブルーベリー』はその第3弾となる商品。
木更津、君津産のブルーベリーを重量比28%使用し、甘さと酸味のバランスに徹底的にこだわったレストラン仕立ての肉に合うソースがコンセプトとなっている。
内容量は290ミリリットル、一般販売時の価格は税込1,980円、賞味期限は1年間。
同プロジェクトは、インディアンソースが1923年に登場してから今年で100周年となることから、アフリットの取締役である松本洋俊氏が木更津商工会議所の経営指導員に、節日となる年に地域の耕作放棄地の再生に繋がる商品を閧発したいと相談したことから始まったもの。
木更津商工会議所は、会員企業である(株)ごはんクリエイトの野口氏とマッチンクさせ、「ちぱ晨商工連携小業支援基金」の活用などをサポートしながら、企画、商品開発、クラウドファンディングなどの支援を行った。
また今回のレシビ開発と監修を担当した、木更津市内で3店舗のレストラン等を運営している野口氏は「私がお店て出すソースと遜色ない味を家庭でも食べられるようにこだわった」と話している。
今回のクラウドファンディングで公開しているプロジェクトのテーマは《濃度28%!レストラン仕をての濃醇ブルーベリーソースで耕作放棄地を再生》とし、集まった寄付で耕作放棄地にブルー・ベリーを植樹し、真菌等を活用した独自の農法で栽培し、地域の再生につなげていくとしている。
リターン商品はソースのセットなどのほかに、ブルーベリー樹のオーナーチケット、今回のブルーベリーソースをレストラン「舵輪」で楽しめるスペシャルコース招待チケッ卜など10種類がある。
詳細はQRコードから。