木更津産米の高評価報告 他【新千葉新聞】
- 2023/12/28
- ニュース
新千葉新聞2023年12月28日発行
木更津産米の高評価報告
米・食味分析鑑定コンつなん大会入賞
木更津市長を訪問 鈴木氏と鎌足小5年生
国内外最大のお米のコンクール『第二十五回米・食味分析鑑定コンクール 国際大会inつなん』が今月1日~2日、新潟県魚沼郡津南町で開催され、全国から5,092点(内小学校48点)が出品された。
同コンクールには、10月25日にJA木更津市で行われた「木更津産米食味分析コンクール」での入賞米15点に出場権が与えられ、11点が出品された。
このうち、つなんコンクールでは、木更津コンクールで優良賞を獲得したJA木更津市の鈴木康元(やすはる)さん(47、下郡)が育てた「ゆうだい21」が、《都道府県代表 お米選手権》の部で「金賞」に輝き、木更津コンクールで優秀賞を受賞した鎌足小学校5年生の育てたコシヒカリ(有機米)が、小学校部門「特別優秀賞」を受賞した。
両受賞者が26日、木更津市役所駅前庁舎に渡辺芳邦市長を表敬訪問して、好結果を報告した。
市側では田中幸子副市長、廣部昌弘教育長、伊藤昌宏経済部長と共に、「木更津産米」食味分析コンクール実行委員会の石渡肇JA木更津市代表理事組合長、杉山孝木更津市農業委員会会長が出席した。
鎌足小学校(泉隆史校長、児童数93人)では泉校長、米作り体験5年生(10人)児童の代表・竹内和幸さん(11)と父親で指導者(農家)の竹内和義さん(50、矢那)が来庁。
同校は20年以上の長きにわたり、竹内さんから米作りの指導を受けており、「子どもたちとの作業は元気をもらいます」と話していた。
鈴木さんは「地元の湧き水と家族の協力のお陰で大好きな米作りが出来ています。賞をもらえると励みになります。これからもおいしいコメをつくります』と意気込みを語っていた。
渡辺芳邦市長は、『木更津産米が全国で高い評価を得たことは大変嬉しく、誇ひです』などと祝辞を述べ、日頃の苦労に敬意を表した。
長年の教育功労を称え
元木二中校長 瀬戸正嗣氏に叙勲
木更津市教育委員会は、元木更津市立木更津第二中学校校長・瀬戸正嗣(せとまさつぐ)氏(88、君津市在住)が、令和5年9月22日付で、長年にわたる教育功労による高齢者叙勲「瑞宝双光章」の栄に浴したことに伴い、今月25日に伝達を行った。
廣部昌弘教育長などが、瀬戸氏の自宅を訪問し、同章を手渡し、祝意を表した。
瀬戸氏は昭和32年4月、安房郡千倉町立千倉中学校教諭として奉職以来、平成8年3月木更津市立木更津第二中学校校長で定年退職。
この間、富津市・木更津市の中学校に動務、木二中では教頭、木教委指導主事、教育センター所長、平成4年4月木更津第二中学校校長を務めた。
県教育委員会の永年勤続顕彰・教育功労表彰も受賞している。
年越し大祓式
木・八剱八幡神社
木更津市富士見の八剱八幡神社では、12月31日(日)午後三時から日頃の穢れを祓い清める「年越し大祓式」を実施する。
参加費は2,000円~。
申し込み・問い合わせは同神社℡0438-23‐8881。
和太鼓の演奏に親しむ
真舟小学校 鈴木淳一さんを招き
木更津市立真舟小学校(校長・北岡由佳、児童数・972人)で、日本の伝統文化である和太鼓の演奏に親しむことを目的に、3年生を対象に「和太鼓体験教室」が、今月20日(水)に行われた。
講師は、木更津市を中心に活動している和太鼓奏者の鈴木淳一氏。
はじめにバチの持ち方、構え方、立ち方、座り方などの基本的な所作について説明。
「日本人は昔から所作というマナーを大切にしてきた。挨拶なども含めて所作は大事なもの。大人になっても忘れないでほしい」というメッセージが語られた。
その後、児童は3人ひと組になって「スットン スットン ドドーン ドンドン」のリズムで打つ「ぷちあわせ太鼓」に挑戦した。
児童からは、「手に振動がきた。音が響いて迫力があった」「意外と難しかった。でも楽しかった。心臓に響いた」「すっごく大きな音がして、たたいているときにフクワクドキドキした」といった感想が寄せられた。
最後に、鈴木淳一氏から和太鼓演奏披露と、「大事なのはあきらめないこと。自分がやりたいことを見つけたら、限界を決めないでがんばっていってほしい」と、児童たちにエールが送られた。
ケーキを寄贈
(株)ティーファームジャパン綱島園
(株)ティーファームジャパン綱島園事業部は、19日、社会貢献活動の一環として、木更津市内の子ども食堂へ、昨年度に引き続き、クリスマスアイスクリームケーキ10台を寄贈した。
昨年プレゼントされたすみっコぐらしのアイスケーキのほか、ディズニーやピューロランドのキャラクターなど、色とりどりの物を贈った。
希望のあった、各子ども食堂のクリスマス会等で美味しくいただいたという。
くるくるツリーを作ろう
木更津高専公開講座 小中学生が参加
木更津工業高等専門学校でこのほど、公開講座「くるくるクリスマスツリーを作ろう!」が開かれた。
木更津市ほか県内在住の小中学生6人が参加し、発光ダイオードなどを用いてオリジナルのクリスマスツリーを作った。
参加者からは「少し難しかったけれどうまくできた」や「ちゃんと光ったからうれしかった」などの感想が寄せられ、クリスマスツリーの出来栄えに大満足の様子だった。
また、小学校低学年の参加者が半数近くいたが、アシスタント高専生らのサポートで楽しく作ることができたという。
自分自身を大切に 命の大切さを考える講演会
木一中全校生徒対象 講師に上條理恵さん
木吏津市立木更津第一中学校(校長・今井克彦、生徒303人)では、今月20日(水)に東京経営短期大学特任准教授で、木更津市教育委員会学校教育課スクールソーシャルワーカーでもある上條理恵さんを講師として招き、全校生徒を対象とした「命の大切さを考える講演会」を閧催した。
同講演会は、木更津市役所福祉部福祉相談課の事業の一環として行われたもので、生活上の悩みや不安との向き合い方や対処法、SOSの出し方を身につけることなどを目的としたもの。
講演では、SNSの危険性や誰しも抱えている不安や悩みとの向き合い方、そして、生きることの意味を、日本国憲法の基本的な人権の尊重や子どもの権利条約に触れながら、自身の実体験をもとに話が進められた。
講師の上條さんからは、「辛く苦しいときは一人で悩まないで」「安全な誰かに思いをぶつけて(相談して)」「人を傷つけないで(心身ともに)」「自分自身を大切にして」「自分の手で自分の命を短くしないで」と心のこもったメッセージを生徒たちに送り、生徒たちも真剣な表情で話に耳を傾けていた。
講演後の生徒の感想には、「生きることを誰よりも楽しんでいきたい」、「一日一日を大切に生きたい」「自分も相手も大切にしていきたい」、「大切に育ててくれた家族に感謝を伝えたい」というような前向きな意見が多く寄せられた。