最優秀賞に杉山美恵子さん 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年10月27日発行

最優秀賞に杉山美恵子さん

「木更津産米」食味分析コンクール
木更津市とJA木更津市 15点は国際大会へ

令和5年度「木更津産米食味分析コンクール」が25日(水)、木更津市農業協同組合(代表理事組合長・石渡肇、以下JA木更津市)本店2階大会議室で開催された。
主催は、「木更津産米」食味分析コンクール実行委員会(実行委員会会長・渡辺芳邦市長、木更津市、JA木更津市、木更津市農業委員会)。
後援は、米・食味鑑定士協会、千葉県君津農業事務所、木更津商工会議所、木更津市富来田商工会、一般社団法人木更津市観光協会。
木更津市における同コンクールは、令和元年度にかずさアカデミアホールで閧催した国内最大の米の食味コンクールを契機に、更なる高品質な木更津産米の生産や付加価値の向上、ブランド化、販路拡大などを目的に木更津市独自で行っているもので、国際大会前年のプレ大会を含めると今回で6回目。
開会式で、実行委員会会長の渡辺芳邦市長が多くの参加を歓迎し、「この大会を通して木更津市の米を多くの人に知ってもらい、ブランド化され、農家の人々の技術向上などに寄与していきたい」などと挨拶した。
続いて、審査員14人や実行委員会メンバーなどの紹介も行われた。
今年度のコンクールには、前回より11点多い、9品種・129点の応募があり、第1次審査では、全出品米(検体)を食味計測器で、水分・たんぱく質・アミラーゼ・脂肪酸などの数値分析を行い、上位15点が選出され、最終審査に出品された。
JA木更津市会場での食味官能(最終)審査会は、審査炊飯器基準に基づき炊飯された米を、「外観(色・つや)、香り、味、粘り、硬さ(食感)」の5項目の食味審査方式で行われた。
審査員は米・食味鑑定士の資格を有する石川善雄氏((有)石川商店)、岡本光代氏((株)スズヤス)、今関喜明氏(今関農法ステビア研究会)のほか、一般審査員として渡辺市長、石渡組合長、地曳昭裕氏(農業委員会)、齋藤ひかりさん(Miss SAKEJAPAN準グランプリ・千葉県代表)、座親政彦氏(市議会)、中村行雄氏(JA木更津市稲作研究会)、渡辺健一郎氏(君津農業事務所)、伊藤昌宏氏(木更津市経済部長)、渡邉裕美氏(木更津市学校給食栄養士)、棚倉和恵さん・北原美奈子さん(一般公募・市民代表)の14人。
それぞれが食味を鑑定し、美味しいと思う米三点を投票して決定した。
投票の結果、最優秀賁には杉山美恵子さん(中郷地区)の「コシヒカリ(有機)」が選ぱれたほか、15検体すべてに各賞が贈られた。
この15点は、今年12月1日と2日に新潟県中魚沼郡津南町で開催される『第25回米・食味分析鑑定コンクール国際大会inつなん』への出品権が与えられた。
最優秀賞を受賞した杉山さんは、「今年は特に暑くて大変でしたが、夫婦で頑張りました。多くの方々にご指導いただいたおかげです」などと最高賞の喜びとともに、感謝の思いを語った。
入賞者は2面に掲載。

生活習慣病に立ち向かう

木更津キリスト教会 あす健康セミナー

木更津市の「セブンステー・アドベンチスト木更津キリスト教会」(牧師・宋乙燮)で、あす28日(土)午後1時30分から三時まで、『健康セミナー』が開かれる。
テーマは『生活習慣病に立ち向かう八つのポイント』~コロナで重症化した人の殆どが生活習慣病を持っていた~。
講師は米国認定自然療法医のドナルドーミラー博士と、料理教室講師の川上シーラさん。
ミラー博士は32年間、米国の健康教育機関ユーチパインズで患者や学生達に正しい生活習慣の大切さを教えた。
特に国際的な教育に力を入れ約60の国々で生活習慣病を防ぐ方法など、予防医学と自然療法のコースを教えている。
日本では2012年以来、ユーチパインズの半年のコースで日本にいながら出来るプログラムを毎年担当している。
川上さんは1980年に来日し、大阪の菜食レストランや健康情報誌編集などで菜食の素晴らしさを日本に広める活動をしてきた。
現在、日本健生協会の健康教育部で、各地で料理教室の講師として活躍中。
同教会は木更津市清見台2―4-1、℡0438-22-7075。

優秀賞や優良賞など称え

木更津産米食味分析 コンクール入賞者

(1面続き)コンクール実行委員会(JA木更津市や木更津市、木更津市農業委員会)主催の令和5年度「木更津産米食味分析コンクール」の入賞者は次の通り。
▽最優秀賞=杉山美恵子(中郷・コシヒカリ〈有機〉)
▽優秀賞=鎌足小学校(鎌足・コシヒカリ)、林憲司(下郡・コシヒカリ)、星野将輝(下郡・ゆうだい21)
▽優良賞=鈴木康元(下郡・ゆうだい21)、本多正一(岩根・コシヒカリ)、竹内和義(鎌足・コシヒカリ)、宮崎孝行(中郷・コシヒカリ)、鈴木正一(波岡・コシヒカリ)、古地俊雄(清川・コシヒカリ)
▽美味しいお米賞=柴崎淳(富来田・コシヒカリ)、粕谷悦次(中郷・コシヒカリ)、鈴木久雄(中郷・コシヒカリ)、森信子(鎌足・コシヒカリ)、石崎幸弘(中郷・ゆうだい21)
(敬称略)

7週連続減少

君津保健所内最多

県は25日、県内の定点医療機関(204施設)から直近1週間(16日~22日)に報告された新型コロナウイルスの感染者数を発表した。
県全体の感染者総数は634人(前週764人)。
一医療機関当たりの平均報告数は3.11人で、前週の3.75人から0.64人少なく、7週連統で減少した。
年代別では10代が最も多く136人(21.45%)、次いで10歳未満が92人(14.51%)、40代85人(13.41%)だった。
地域別では全16保健所のうち野田、千葉市、夷隅、安房を除く12保健所で平均報告数が前週を下回った。
保健所別では君津が最多で4.31人、次が夷隅4.20人、香取4.00人。
君津保健所は7週連続の減少で、前週の5.15人より0.84人の減。

地元勢は惜敗

関東高校軟式野球

「第64回秋季関東地区高校軟式野球大会」(関東地区高校野球連盟軟式部主催)は25日、埼玉県内の岩槻川通公園野球場(さいたま市)などで2回戦4試合が行われた。
拓大紅陵(千葉1位)は作新学院(栃木1位)に延長10回タイブレークの末、0-1で惜敗、木更津総合・日出学園・筑波大付聴特連合(千菓2位)も三浦学苑(神奈川1位)に0-1と力及ばず、共に準決勝進出はならなかった。
千葉県勢は、2チームとも、8強で大会を終えた。

カタバミ葉が赤く変化

DNA研究所等 高温耐性獲得を発見

公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市かずさ鎌足2-6-7)は17日、千葉大学、東京大学、東京都立大学と共同で、都市の高温ストレス(ヒートアイランド)によって、カタバミの葉の色が赤く変化し高温耐性を獲得していることを発見したと発表した。
概要は次の通り。
-都市の雑草は、時として地温が50℃を超える暑い日でも高温に耐えて生きている。このような『都市の高温』が植物をどう進化させているのかを調べるため、私たちは、世界中の都市や農地に生えている「カタバミ」という植物に注目した。
東京都市圏の26地点で野外調査をしたところ、都市部では、芝生や震地など緑地に比べ赤い菓のカタバミが多いことが分かった緑葉と赤葉の分布の変化は急激で、公園の芝生と住宅街を比べると、数十メートルしか離れていないのに葉の色が大きく異なった。
次に、都市では赤葉、緑地では緑葉というパ夕-ンか高温ストレスへの適応と関連があるかを調べた結果、高温下では赤葉の方が緑葉よりも高い光合成活性を示し成長が良いことが分かった。
さらに、赤葉は東京の色々な場所で緑葉から変化したことや、世界中の9,561のカタバミの写真を分析することで都市部のカタバミは赤葉の割合が高いことが分かった。
これらのことから、都市の高温ストレスによって、カタバミの葉の色が赤く進化し高温耐性を獲得している可能性が示された。
今後、高温への適応にかかわる遺伝子が解明されることで、将来温暖化が進んだ環境に適した震産物の開発につながるかもしれない。-
同研究成果は、Science Advancesで今月20日、電子出版された。

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