桜井水神宮の社殿を改築 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2023年10月17日発行

桜井水神宮の社殿を改築

厳島神社を守る会や八剱宮司、市長も
木更津市桜井 厳島神社で地鎮祭

木更津市桜井631の厳島神社桜井水神宮 (宮司・八剱隆)の社殿改築に向けての「地鎮祭」が、14日(土)午前10時から現地で執り行われた。
地鎮祭では、厳島神社を守る会(会長・横田和也)役員や、渡辺芳邦木更津市長など8人が参列、横田会長が「鍬入れ」、社殿の施工を担う(有)藤倉建設(富津市西大和田)の藤倉均代表取締役が「鋤人れ」を行い、エ事の無事完成を祈念した。
厳島神社(通称・桜井水神様)は、市杵島姫命(いもきしまひめ・水の神)を祭神としており、漁業が盛んであった桜井地区の大漁と海の安全、水害除けなどを祈願したといわれている。
同社殿は江戸時代後期に、請西藩初代藩主・林忠旭(はやしただあきら、請西藩三代藩主・林忠崇の父)の庇護のもと再建築されたと推測されており、長年にわたる風雨や先の台風等で損傷が著しく、倒壊の危険性が高いなどの状態から、令和4年4月に解体された。
解体時には、各種専門家の協力を得て調査(考証)を行い、その結果、同神社が歴史的に貴重な神社であることが判明した。
そこで同神社への先人たちの思いとともに、子々孫々の加護と安寧、地域の発展などを祈念・継承していくため、昨年(令和4年9月1日)「厳島神社を守る会」を中心に奉賛会を設立、奉貸金を募り、解体前と同規模の社殿建設事業に取り組んでいる。
奉賛会設立以来約1年が経過して、これまでに奉賛目標額3,000万円に対し約3分の1の協力を得ており、深く感謝するとともに、地銀祭を機に、より一層の理解と協力を募っている。
募集期問は令和6年8月31日まで奉賛方法は、木更津市農協真船支店普通口座9644、宗教法人厳劼神社。
奉賛金は1口5,000円以上で奉賛額に応じた返礼品なども用意している。
調査(考証)協力団体等は、木更津市教育部文化課、木更津市史繝さん部会、郷土博物館金のすず、久留里城祉資料館、渡邉義孝一級建築士、稲垣祥三南総彫工、大橋智子一級建築士、藤倉均(有)藤倉建設代表取締役など。
役員等は次の通り。
◎厳島神社桜井水神宮
▽宮司=八剱隆、
▽役員=高村加奈子、桜田武光
◎厳島神社桜井水神宮を守る会
▽会長=横田和也、
▽副会長=高村加奈子、
▽事務局長=鶴岡俊之、
▽相談役=小磯武則、白井良朗、小磯幸蔵、小磯裕。
(敬称陷)
問い合わせは鶴岡事務局長(℡090-3918-6481)へ。

合同句集『瑠璃Ⅱ』上梓

愛染院仏教婦人会俳句講座20周年記念
川合講師のもと 句友19人の思い深く

平成15年4月21日に誕生した愛染院仏教婦人会俳句講座(講師・川合憲子)が今年、20周年を迎えたことを記念し、19人の句友による合同句集『瑠璃Ⅱ』が上梓された。(写真は表紙)
毎月1回、第1月曜日に菩提寺の愛染院の客殿に集まり、19人が真剣に、また楽しく、俳句を作り続けてきたその集大成となっている。
序文のなかで、川合さんは、~「俳句の表現は平明に、そして思いは深く」「俳句は詩である」を指針とし、旧仮名遣いを使用し。
「兼題」で学んでいる。
思えば20年という歳月、一度も休むことなく俳句講座を継続できましたことは大変嬉しく、まさに『継続は力』です」~と述べている。
今回の同書は、先に上梓された合同句集『瑠璃』の後の、平成19年10月から令和5年3月までの作品がまとめられている。
前回は川合講師が会員の作品を選句したが、今回は自選で1人78句を選句した。
なおその作品は年代順に並べられている。
そして一人一人の作品の掲載順は五十音順ではなく、第1回からの参加者を優先。
最年長は昭和8年生まれの佐々木テル子さんで満90歳、最年少は昭和32年生まれの鶴岡久美子さんで満66歳、ほとんどの会員が70歳代から80歳代である。
句集では、会員が自主的に計画を立てて行った8回の吟行を載せ、今年5月の20周年記念鴨川吟行での吟行句は、各自の感動が生き生きと表現されていると、川合講師は評している。
俳句講座作品集では、一人ずつ、題名、氏名、①生年月日、②出身地と、エッセイ、それに続き、俳句78句が入会順に載せられている。
同句集の表紙の題字「瑠璃」は宮崎栄樹愛染院住職(木更津市中央)が揮毫、表紙の写真「蓮の花」と口絵写真は句友でもある宮崎ハルエ寺庭婦人が提供し、最後に「跋文」を記している。
同書はA5判、310ページ。
講師の川合さんは愛染院仏教婦人会会長であると共に、俳誌「好日」の編集長を長く務められ、千葉県俳句作家協会顧問でもある。

悩まずに話してみよう調停で

木更津調停協会 21日調停手続相談会

~悩まずに 話してみよう 調停で~
千葉県調停協会連合会木更津調停協会(会長・木内哲弥)主催、令和5年度「調停手続相談会」が、今月21日(土)午前10時から午後3時まで、木更津市民総合福祉会館・2階(木更津市潮見2-9)で開かれる。
弁護士を含む裁判所調停委員(法律・税務・不動産・他各種専門委員)が、土地建物、交通事故、金銭、相隣、家族関係、相続、その他の調停手続きについて相談に応じる。
訴訟・調停中の問題は相談不可。
相談費用は無料。
事前申し込み不要、直接会場へ。
問い合わせは木更津調停協会(千葉地・家裁木更津支部庶務課内)へ。
℡0438-22-2774。

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