基地対策に関する要望書 他【新千葉新聞】
- 2023/10/4
- ニュース
新千葉新聞2023年10月4日発行
基地対策に関する要望書
防衛省北関東防衛局へ 田中副市長が訪問
木更津市の田中幸子副市長は2日、防衛省北関東防衛局(埼玉県さいたま市)を訪れ、木原稔防衛大臣及び二又知彦北関東防衛局長宛てに「基地対策に関する要望書」を提出した。
これは9月28日の木更津市議会の「基地対策関係施策に関する要望書」提出の同訪問に続くもので、渡辺芳邦木更津市長名で「基地対策に関する要望書」を手渡した。
対応したのは北関東防衛局の生形企画部長。
要望内容では、航空機騒音による基地周辺住民の負担が増加しており、昨年6月に米国での米海兵隊MV-22オスプレイの墜落事故が発生し、今年7月に米海兵隊が当該事故に係る報告書を公表したが、市民の航空機の安全性に対する懸念は高まっている。
より一層の基地周辺における生活環境への配慮や環境整備を求めたいとした。
要望書の内容は次の5項目。
①安全対策の徹底及び基地周辺の生活環境への配慮について=場周経路を活用した飛行訓練、夜間飛行、航空機の点検等に係る騒音について、有効な騒音軽減策を講ずること。
②基地周辺の環境整備等について=まちづくり支援事業や民生安定施設整備事業をはじめ、基地周辺の振興につながる事業の推進に最大限の配慮をされること。
③潮干狩り への配慮について=木更津市の潮干狩り場は木更津駐屯地の場周経路下にあることから、開場している際は騒音や航空機の運用に配慮してほしい。
④オスプレイに関する覚書等の順守について=定期整備や暫定配備など合意事項を順守すること。
⑤適時適切な情報捉供について=自衛隊施設の運用に伴い、適時適切な情報提供を行うこと。また低周波音による彫響についても情報提供すること。
拓大紅陵が2年ぶり優勝
秋季県高校軟式野球 両チーム関東大会へ
第64回秋季県高扠軟式野球大会(県高校野球連盟、県教委主催)の決勝が2日、袖ケ浦市の袖ケ浦市営球場で行われ、拓大紅陵が木更津総合・日出学園・筑波大付聴特の連合チームを破り、2年ぶり10回目の優勝を決めた。
両チームは今月24日に埼玉県で開幕する秋季関東大会に出場する。
拓大紅陵は4年連統14回目。
両チームの出場は県内からは初めて。
拓大紅陵は被安打1に抑えられる緊迫した投手戦を制した。
1回に森田悟生が死球で出塁し、盗塁と犠打で1死3塁の好機を作ると、関谷りつの投ゴロ野選で先制の1点をあげ、6回にも四球や暴投などで1点を加えて勝利をつかんだ。
▽決勝
木史津総合・日出学園・筑波人付聴特
000000000 0
10000100X 2
拓大紅陵
5番目の要望
木更津市議会提出
木更津市議会の北関東防衛局に向けた「基地対策関係施策の要望の5番目の項目は次の通り。
⑤地域との共生に努め防災や産業活性化に寄与すること=木更津駐屯垉は地元自治体との災害時の協力体制をより一層深化させ、住民の安全確保に寄与すること。引き続き、木更津産農作物(木更津産米等)の糧食、物品の地元調達を促進するとともに、地元企業の受注機会の確保や、市民の雇用を積極的に行うよう指導すること。
ポルシェコースを楽しく
「第8回木更津ブルーベリーRUN」
きさらづスポーツコミッション 約3000人が走る
きさらづスポーツコミッション(理事長・齊藤和久)主催、『第8回木更津プルーベリーRUN(ラン)~3時問耐久リレーマラソン~』が、4年ぶりに、10月1日(日)、ポルシェーエクスペリエンスセンター東京(以下PEC東京、木更津市伊豆島中ノ台)で盛大に開催された。
これは、市内外から多くの参加を募り、地域活性化を目的に実施されており、2016年に第1回を開催、その後コロナ禍等で中止を余儀なくされたが今年、第8回として復活した。
参加は1チーム、小学生以上2人~10人で編成、1周2.1㎞のポルシェ3Dロードコースを、自分のペースで、仲間とタスキを繋ぎながら楽しく走るリレーマラソン。
チーム構成は自治会や取場仲間、スポーツ仲間、家族など自由、走る順番、個人の周回数等は問わない。
周回数が表彰対象となるが、日常的に運動をしていない人もゆっくり楽しく健康的に走ってもらおうというもの。
協賛は(株)新昭和、ポルシェジャパン(株)、PEC東京。
協力は(株)明治スポーツプラザ、木更津市観光ブルーベリー園協議会。
また木更津総合高校サッカー部15人、暁星国際高校10人、木更津市の広域交流市民の会、青年会議所、商工会議所青年部、木更津市など約120人のボランティアが円滑な大会運営をサポートした。
主催者は、同大会の参加チームを先着150組で募集したところ164組・約3,000人の応募があり、同大会への高い関心や健康志向への高まりに感謝して応募の全チームの参加を承認・歓迎した。
午前10時からの開会セレモニーには、木更津市教育長・廣部昌弘氏、前防衛大臣・浜田靖一氏(代理・大堀将和秘書)、(株)新昭和・松田芳己代表取締役社長(代理・早見秀一取締役経営企画本部長)、ポルシェジャパン(株)代表取締役社長・フィリップーフォンーヴィックェンドルフ氏など関係者多数を迎え開催。
齋藤理事長はじめ、来賓各氏は、多くのスポンサーや、ポランティア等の協力に感謝するとともに、スポーツが出来る喜びをかみしめつつ、楽しい1日となるよう祈念して、ランナーを激励した。
ドローンによる全員参加の記念写真撮影のあと、午前11時、真夏日を思わせる強い日差しのもと、ポルシェ車を先導に、164チームの第一走者が色とりどりのユニフォームで一斉にスタート、高低差40メートルのコースを果敢に挑戦した。
地元の金田地区から高速バスの運転手仲間7人で参加した男性(59歳)は「地元で開かれる素睛らしいイベントに参加でき嬉しい。いつもは車ですが、今日は自分の足で楽しく走ります」と笑顔で話していた。
フィリップ社長や渡辺芳邦木更津市長もPECや木更津市役所チームのメンバーとして出場した。
成績は次号。
木更津航空祭にぎわう
陸自木更津駐屯地 ヘリ展示や訓練見学
陸上自衛隊木更津駐屯地(司令・陸将補・詢瀬敏彦、木更津市吾妻地先)と航空祭実行委員会(委員長・松田紀道)では、10月1日(日)午前10時から、駐屯地創立55周年記念「第49回木更津航空祭」を開催、一般の観客を入れての開催は4年ぶりとあって、多くの家族連れや航空ファンで賑わった。
オープニングセレモニーには、渡辺芳邦木更津市長や田中幸子副市長、鶴岡大治市議会議長、石井徳亮副議長等も出席、駐屯地創立55周年の記念すぺき航空祭を祝った。
その後、ヘリコプター19機が編隊となって駐屯垉上空を祝賀飛行した。
滑走路と周辺には駐屯地に所属する第一ヘリコプター団の輸送機V‐22オスプレイや各種ヘリコプターなどが展示された。
また訓練も披露され、オスプレイが災害時などに活動する、高機動車をヘリ機外に吊り下げて輸送したりする実践さながらの訓練に、見学者から大きな拍手が送られていた。
読書を心の糧にして
青少年読書感想文コンクール君津地方審査会
君津4市小中学生 優良賞に32点
君津地方教育研究会学校図書館部会君津支会(君津支会長・要愛美君津市立外箕輪小学校長)主催、「令和5年度第69回青少年読書感想文コンクール君津地方審査会」が、このほど、木更津市の君津教育会館で開催された。
審査会では最優秀賞18点、優秀賁12点、優良賞32点を決定。
優良賞は次の通り。
【優良賞】
◎小学校低学年
▽課題図書=「ぽくのしらなかった夜の間」加藤成員(貞元②)、「自分は、自分。「それで、いい!」」齊藤碧(蔵波②)、『夜はたらく人へありがとう』岡本幸大(大貫②)、「けんかのはなをさかせない」山村清人(請西①)
▽自由読書=「大ピンチなんかこわくない」御園公介(平岡①)、「もりをまもる すごいおじいちゃん」山崎滉平(外箕輪①)、『こころのつうちょう』齊藤遥(富津②)
◎小学校中学年
▽課題読書=「ネルソンと、フードバンクのために」森山睛将(南清③)、「守りたい、フードバンク」齊藤朝陽(木二④)、「給食室のいちにち」小林優月(八幡台③)、「お味そしるに思しや」藤平結愛(真舟④)
▽自由読書=「かなしいガルドは やさしいガルド」南佑奈(長浦③)、「しゅく題わすれるのもいいかも」鈴木慶(平岡③)、「わたしたちにできること」中嶋麻莉(中郷③)
◎小学校高学年
▽課題図書=「本当の自分」能城翼(周南⑥)、「お守りよりも強いもの」鈴木琉月(金田⑥)、「魔女だったかもしれないわたし」保坂凛(長浦⑥)
▽自由読書=「自分の心と向き合う勇気」平野悠(中川⑤)、「私たちは今が世界」岡田笑実(真舟⑥)、「ちがう方向から読む理詢多田香菜子(木二⑤)、「差別や格差のない社会」田中花逢野(吉野⑥)
◎中学校
▽課題図書=「誰かのために、未来のために」齊藤岬(蔵波②)、「輝け!わたし」石松睦希(岩根西③)、「例え黒い夏だって」川名彩月(富来田③)、「どんなときも、ひとりじゃない」加藤大也(大佐和③)
▽自由読書=「『アルジャーノンに花束を』を読んで」藤井海空(長浦③)、「過去から学ぶ未来」松永優海(木二③)、「『文豪中学生日記』を読んで」山田結愛(富津②)、『誰もが向き合うこと』鈴木夢乃(畑沢②)、「一歩踏み出すためのジャンプ台」伊東柚空(周西②)、「人 それぞれの個性」大野帆音(君津②)、「魂の番」相生樹里(畑沢①)