来年11月10日に開催 他【新千葉新聞】
- 2023/9/10
- ニュース
新千葉新聞2023年9月10日発行
来年11月10日に開催
フルーハーフ・車いすなど3月から募集
ちばアクアラインマラソン 実行委員会で決定
県や木更津市などで組織する「ちぱアクアラインマラソン実行委員会」(実行委員会会長・熊谷俊人知事)は7日、千葉市中央区のホテルで総会を開き、次回6回目の大会の開催日程を来年十一月十日(日)と決定した。
実行委によると、マラソン(42.195㎞)、ハーフフマラソン(21.0975㎞)、車いすマラソンの三種目で行い、定員は計17,000人。
内訳はマラソンが12,000人、ハーフが5,000人(うち車椅子が10人程度)。
コースは前回(2022年11月6日、4年ぶり)と同じで、フルマラソンは木更津市の潮浜公園前をスタートして、東京湾アクアラインの海ほたるパーキングエリアで折り返し。
その後、袖ケ浦市内などを通って、旧木更津市役所まで駆け抜ける。
総会で、実行委員会会長の熊谷知事は「次回は新型コロナの5類移行で制約のない大会になる。ランナーや沿道に集まった応援の人々にスポーツの持つ力を堪能していただき、地域の活性化につなげていきたい」などと挨拶した。
大会の魅力を発信するオフィシャルアドバイザーには、元マラソン選手の千葉真子さんが就任する。
参加申し込みはインターネットで、募集開始は来年3月22日。
定員を超える場合は抽選となる。
また次回大会に向け、完走したランナーに配る記念メダルのデザインを公募する。
県のホトムページなどで募集の要項を告知し、9月15日から12月1日まで応募を受け付ける。
結果は来年3月下旬に発表する。
記録的大雨で氾濫、冠水
避難所開設等 木更津市の被害状況
台風13号の影響で県内各地は8日(金)猛烈な大雨に見舞われた。
河川の氾濫や道路冠水のほか、土砂崩れで地区の孤立が発生するなど、各地で被害が出た。
気象庁によると、県内で線状降水帯が発生し、午前10時に「顕著な大雨に関する気象情報」を初めて発表した。
午後6時現在、茂原市では午後零時50分までの12時間の降水量が371.5ミリを観測したほか、
大多喜町では午後1時までの12時間で328ミリ、鴨川市でも午後零時40分までの12時間で294.5ミリに達するなど、3地点で観測史上過去最大値を更新した。
県によると、午後4時現在で、死者やけが人は確認されていない。
住宅の床上・床下浸水は、茂原市や鴨川市、市原市などで複数発生したという。
冠水や倒木、土砂崩れなどにより、23か所の道路で全面通行止めや片側相互通行となった。
また、一宮川や養老川など七河川で氾濫が確認された。
久留里線は上下線で全面運休、翌9日も正午まで運休した。
木更津市では8日、午前7時に、土砂災害警戒情報が発表されたため、木更津市災害対策本部を設置。
同8時33分には、警戒レベル4避難指示を市内26地域に発令、7公民館を避難所として開設した。
避難者数は桜井公民館1人、波岡公民館3人、富来田中学校2人。
同日午後4時40分現在、冠水被害が5件(朝日1件、本郷2件、高柳1件、伊豆島1件)倒木が1件(請西)、道路法面の崩壊(土砂崩れ)2か所。
茅野七曲で積算雨量248.5ミリ、矢那187.0ミリ、君津土木事務所観測地点173.Oミリ。
ヴァイオリンコンサート
木更津市民会館 3歳から楽しめます
未就学児の入場が可能!~「3歳からのヴァイオリンコンサート」in木更津~が、今月18日(月・祝)午前11時(10時30分開場)から、木更津市民会館/中ホール(貝渕2)で開かれる。
3歳から楽しむプロのヴァイオリニストによるコンサート。
「子どもが騒いじゃうから、クラシックコンサートなんて・・・」とあきらめていた人も安心して来場できる。
木更津市・木更津市教育委員会主催、一般財団法人地域創造共催、一般社団法人日本クラシック音楽事業協会が制作協力する。
出演はヴァイオリン・石上真由子さん、ピアノ伴奏・開原由紀乃さん。
料金は一般1,500円、高校生以下500円、未就学児無料。
申込方法は専用申し込みフォーム(QRコード)から申し込む。
メダカと県の小児医療
かずさアカデミアホールで、申込みを
かずさDNA研究所 開所記念講演会
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市)は、「令和5年度開所記念講演会(一般向け)」(千葉県及び君津地域四市後援)を10月21日(土)、かずさアカデミアホール/メインホールで開催する。
同講演会は毎年、開所日(平成6年10月26日)を記念し、一般の人々にDNA研究を身近に感じてもらうために開催しているもの。
今回は研究所の活動紹介のほか、「メダカ」と「千葉県の小児医療」について、2つの講演を行う。
会場参加のほか、WEB視聴(Zoomウエピナーによる同時配信)でも参加できる。
参加費無料。
事前申込制(先着順)。
詳細は次の通り。
◎日時=10月21日(土)午後1時45分~4時。
◎講演内容
▽演題1
『日本と日本人が育んだ「メダカ」-その系統・進化と遺伝-』=講師・成瀬清氏(基礎生物学研究所特任教授)。
江戸時代から日本人に親しまれているメダカについて、多様性や、性決定に関する研究など、実験動物メダカの紹介をする。
▽演題Ⅱ
『遺伝子と恩染の狭間で子どもを守る-千葉県の小児医療の現在と未来-』=講師・濱田洋通氏(千葉大学大学院医学研究院教授)。
小児医療に関して、病気の早期発見や治療の進歩を自身の研究も含めて紹介し、千葉県の現状と未来についての取り組みを話す。
◎会場=かずさアカデミアホール/メインホール(木更津市かずさ鎌足2-3-9)。
JR木更津駅東口(太田山口)から無料送迎バスを運行する。
◎定員=会場参加・500人、WEB配信参加・500人。
◎申し込み方法=ハガキ、ファックスまたはホームページ(QRコード)から申し込む。
ハガキ、ファックスの場合は、参加者全員の郵便番号・住所・参加者氏名(フリガナ)・電話番号と、送迎バス利用の有無を明記する。
WEB視聴の申し込みはホームページから。
◎締め切りぼ会場参加・10月2日(月)、WEB視聴参加・10月18日(水)。
申し込み先・問い合わせ先は、かずさDNA研究所広報・教育支援グループ。
〒292-0818、木更津市かずさ鎌足2-6-7、℡0438-52-3930、FAX同52-3931。