プログラミング教育学ぶ 他【新千葉新聞】
- 2023/8/27
- ニュース
新千葉新聞2023年8月27日発行
プログラミング教育学ぶ
濱田基氏を講師に系統的指導など
木更津市の小中学校 夏季教職員研修会
木更津市の小中学校の教職員が、夏休みの期間を利用し、4日と8日の2日間、木更津第二小学校を会場として夏季教職員研修会に参加し「プログラミング教育」について学んだ。
木更津市におけるプログラミング学習に関する連携協定先の(株)エクスパンドSTEAMアカデミー代表の濱田基氏を講師として招き4日に、「小中高校と系統性を踏まえた指導」について考えた。
8日は、「プログラミング的思考を育てる授業アイデア」として、手のひらサイズのロボットを使った体験を行った。
参加者はプログラミング教育について理解を深め、プログラミングを系統的に指導する重要性や、体験活動では、「わかりやすく楽しんで学べる」という声が上がった。
木更津市のまなび支援センター(所長・難波秀和)では、教職員のICT活用能力の向上を目的に、夏季休業中に教職員コンピュータ研修会を行っている。
4日には、市内小中学校・高校の教職員からのアンケートや、インタビューした結果をもとに「プログラミング的思考とは? 系統性を踏まえた指導について考λる」というテーマで、学校ごとにどのようなことを指導していくべきかを考えていった。
8日は、「プログラミング的思考を育てる授業アイデア」のテーマのもと、手のひらサイズのロボットを使った体験を行った。
ロボットの特徴としては、動かすためにコードやコマンドをパソコンなどの画面上で入力するのではなく、カラフルなブロックを並べることで、ロボットをコントロールすることができるものになる。
参加した教職員からは、「これなら小学生の低学年にもわかりやすい」「体で体験できてよい」との感想が述べられていた。
使用したロボットは「マタタラボープロセット」で、木更津市まなび支援センターで20セット購入。
令和4年度には、このロボットを使用して木更津第一小学校児童が世界大会で3位となっている。
木更津市におけるプログラミング学習に関する連携協定について、木更津市と教育機関、民間企業、任意団体と産・官・学が一体となり、プログラミング学習の充実や教職員の授業力・ICT活用指導力の向上を図るために、令和4年7月に連携協定を締結した。
動物ワールド
郷土博物館金のすず
木更津市郷土博物館金のすず(館長・谷畑美帆)では、夏の企画展「「ドキドキわくわく動物ワールド」を今月31日まで開催している。
入場無料。
十二支の土鈴や、せみ凧、シカなどの動物の骨など約80点を展示。
地元は前年と変更なし
令和6年度(2024年度)は7校で
県教委が発表 公立高校募集定員
県教育委員会は23日、令和6年度(2024年度)の公立高校の募集定員を発表した。
全日制の募集定員は30,840人(771学級、1学級は40人)で、前年度に比べ280人(7学級)減となる。
募集定員、学級数が減少するのは共に2年連統。
県教委によると、来春の中学校卒業予定者は今春より約110人増え、約53,190人を見込んでいるものの、志願倍率の推移や通信制を希望する生徒の増加などから公立高校の募集定員を減らす。
卒業予定者のうち、進学が見込まれるのは52,605人と推測される。
県立高校の募集定員は、全日制が前年度より280人(7学級)減るが、令和6年度から1学級減少(普通科)するのは、八千代東、船橘二和、市川南、柏の葉、佐倉西、成東、市銚子の7校。
定時制の募集定員は1,400人(35学級)で、前年度より40人減。通信制の募集は前年度と同じく500人。
千葉商・商業科(定時制)で1学級減。
君津地方の公立高校は、一昨年4月に君津高と上総高が統合して君津高の普通科と園芸科になったため、全日制は7校、定時制は1校に。
各校の募集定員などは県教委のホームページで公表している。
地元では天羽高(普通科)も地域連携アクティブスクール、君津商業高の「商業科」「情報処理科」はくくり募集となる。
令和六年度君津地方公立高校(全日制など)の募集定員は上表を参照のこと。
拓大紅陵は国体へ出場
全国高校軟式野球大会 準々決勝では惜敗
「第68回全国高扠軟式野球選手権大会」(日本高校野球連盟主催、朝日新聞社、毎日新聞社など後援)が24日(木)、兵庫県の明石トーカロ球場とウインク球場で開幕、1回戦4試合が行われた。
7年ぷり3回目の出場となった南関東代表の拓大紅陵(千葉県)は、四国代表の香川誠陵(香川県)と対戦。
拓大紅陵の鈴木悠冬投手は4安打に抑え、1失点で完投、6-1と快勝し、初戦を突破、8強入りを決めた。
同大会で1勝したため、拓大紅陵は10月に鹿児島県で開催の「国体」に千葉県代表として出場する権利が与えられた。
拓大紅陵の小野寺輝主将は「大会初勝利で新しい部の歴史を刻めたことが嬉しい」などと喜びを語った。
26日(土)の準々決勝では、拓大紅陵は東京代表の明治学院と対戦し、1‐3で惜敗した。
富来田ファイターズ九連覇
東京新聞旗争奪上総少年野球大会
小櫃スポーツ広場等 準優勝は祇園ブルーS
「第26回東京新聞旗争奪上総少年野球大会」(上総少年野球指導者連絡会主催、東京新聞など後援)がこのほど2日間にわたり、君津市の小櫃スポーツ広場等で行われ、富来田ファイターズ(木更津)が、決勝で祇園ブルーソックス(木更津)を破り、9連覇を飾った。
同大会には12チームが参加。
3つのプロックに分かれての予選を勝ち上がった代表3チームで決勝トーナメントを行った。
結果及び個人賞は次の通り。
【ブロック予選】
《第1ブロック》
◎1回戦
▽木更津ジャンボ13-3外箕輪・上総小櫃連合
▽祇園プルーソックス8-1大和田少年野球クラブ
◎代表決定戦
▽祇園ブルーソックス11-4木更津ジャンボ
《第ニブロック》
◎1回戦
▽木更津モーニングス10-6中ファイターズ
▽富来田ファイターズ6-4岩根フェニックス
◎代表決定戦
▽馬来田ファイターズ7-0木更津モーニングス
《第3ブロック》
◎1回戦
▽畑沢コンドルズ7―4八重原ペアーズ
▽子安クラブスポーツ少年団7-6請西ブレーブス
◎代表決定戦
▽子安クラブスポーク少年団10-1畑沢コンドルズ
【決勝トーナメント】
◎決勝
▽富来田ファイターズ10-6祇園ブルーソックス
※子安クラブスポーク少年団は県大会と日程が重なり棄権したため3位となった。
【個人表彰】
▽東京新聞賞=中島康朗(富来田ファイターズ)
▽最優秀選手賞=宍倉悠真(同)
▽優秀選手賞=岡田侑絃(祇園ブルーソックス)、高松悠斗(子安クラブスポーツ少年団)
高齢者支援の充実など
木更津市議会9月議会 個人質問者と内容
「木更津市議会定例会」(24日~9月21日)は、29日(火)から9月1日 (金)まで一般質問(代表質問・個人質問)が行われる。
質問要旨続きは次の通り。
【30日】
《個人質問》
◎田中紀子議員
▽マイナンバーカードとマイナ保険証の暮らしへの影響(マイナンバーカードの現状、行政サーピスヘのしわ寄せ、マイナ保険証は便利なのか、他)
▽生活困窮者自立支援体制の現状と今後(生活困窮者の可視化、相談から自立支援へ、他)
▽オスプレイに関しての7月7日日米両政府合意発表(訓練航法経路と高度、他)
◎神蔵五月議員
▽高齢者支援の充実(高齢者福祉サービス〈紙おむつ給付、日常生活用具給付貸与〉、包括的支援〈生活支援、認知症総合支援〉)
▽文化芸術の振興(文化財〈文化財の状況、金鈴塚古墳の取組〉、文化芸術事業〈現在の取組、今後〉、吾妻公園文化芸術施設〈ホール機能の検討状況〉)
◎渡辺厚子議員
▽保健の充実(検〈健>診の拡充〈前立腺がん検診の再開、他〉)
▽空家対策の推進(空家バンク制度〈登録と成約状況、空家リフォーム助成制度の活用、制度充実に向けた取組〉、空家除去工事補助制度〈制度のポイント、活用に向けた取組〉。
「改正空家等対策措置法」〈法改正のポイント、改正に伴う今後の取組〉)
◎松井晃治議員
▽DX推進計画(地域コミュニティを通じた情報伝達〈各自治会と市政協力員の現況、他〉、教育現場におけるICT環境整備〈ICT支援員の運用状況、ICT機器の活用事例、他〉)
▽安心できる学校施設の整備(学校施設の維持管理〈維持管理の現状課題〉)
◎吉田眞紀人議員
▽若い世代の政治関心(市政への参加〈選挙権年齢の引下げ効果、主権者教育、他〉)
▽スポーツを通じた健康なまちづくり(スポーツの在り方〈ライフステージに応じたスポーツの推進、他〉)
▽体育・スポーツを通じた人づくり(健康教育の必要性、学校教育における部活動の位置づけ)
(続)