SDGsの推進へ連携 他【新千葉新聞】
- 2023/7/20
- ニュース
新千葉新聞2023年7月20日発行
SDGsの推進へ連携
「オーガニックシティ」の確立に取組む
木更津市等4者 国際機関等と協定
木更津市(市長・渡辺芳邦)は13日、特定非営利法人国連の友Asia-Pacific(アジアーパシフィック、代表理事・金森孝裕)、世界連邦ユースフォーラム(会長・谷本其邦)、(株)ホテル三日月(代表取締役社長・小高芳宗)と、『SDGsの推進に向けた連携に関する協定』を締結した。
(株)ホテル三日月で行われた締結式には、4団体の関係者など15人ほどが出席。
渡辺市長・金森代表・谷本会長・小高社長がそれぞれ協定書に署名して協定を確認し合った。
締結後、4氏はそれぞれに自団体の概要説明や現在の取り組み事項等を紹介。
同協定に基づき、それぞれが有する資源を有効に活用しつつ、木更津市が取り組む「オーガニックなまちづくりのステップアップ」を図り、次世代に継承できる「オーガニックシティの確立」をめざす。
具体的目標として、ホテル三日月では、ホテル内に木更津市のオーガニックシティをPRするコーナーを設け、盤洲干潟観察会なども行い、泊まるホテルから学ぶホテルにも挑戦したいなどと抱負を語った。
渡辺市長は、今年5月22日に、木更津市のオーガニックシティへの取り組みが評価され、内閣総理大臣から《SDGs未来都市》に選定されたことなどを報告した。
また同会場には、木更津総合高校・インターアクト部顧問の米本剛汰氏も同席し、「国際理解を深めたり、盤洲干潟の清掃ボランティア活動の継続を通して生徒達の学びや活動の場を広げたい」などと話し、同協定の展開に期待を込めた。
連携事項は、
①市民、市内企業等へのオーガニックなまちづくり及びSDGsの普及推進に関すること。
②SDGsに係る教育及び学習機会の提供に関すること。
③世界に向けたSDGsの取組の情報発信に関すること。
④前各号に掲げるもののほか、SDGsの推進に関すること。
等について定期的に協議を行い、目的達成のため連携・協力する。
各団体の概要は次の通り。
【国連の友Asia-Pacific】
国連の理念と活動の重要性を高め、多くの個人・団体が国連の目標達成に貢献できるために国連と民間との橋渡し役を担い、アジア・パシフィックエリアの環境問題、国内外の災害復興支援、国際交流などによる相互理解を促進し、地球規模での課題解決に努めている。
東京都江戸川区、福井県鯖江市、静岡県静岡市と同様の協定を締結済み。
【世界連邦ユースフォーラム】
世界から戦争・飢餓・貧困・環境問題などを無くすことや国際連合を改革し、世界連邦政府を目指すことを目的に活動している世界連邦運動協会で、青年層や学生などを中心とした支部組織として、国連・政府関連機関・メディア・音楽・スポーツ界など、国内外、幅広い組織と連携しつつ、普及・啓発に取り組んでいる。
【(株)ホテル三日月】
2000年開業以来、木更津市を代表する観光施設で年間五十万人が利用。
昨年六月、べトナムーダナン市へ『ダナン三日月』をオープン、環境に配慮した「サステナブルーホテルアンドリソート」を目指した取り組みを展開中。
海洋環境保全へ貢献等
「海の日」にちなみ1団体と延べ10人
木更津海上保安署 海上保安功労者を表彰
海上保安庁木更津海上保安署(署長・市村隆志)は7月17日の海の日に伴い、《令和5年「海の日」にちなむ海上保安関係功労者に対する、表彰状贈呈式》を18日(火)、坂本孝太郎保安署次長も出席し、木更津海上保安署(木更津市新港)庁舎内で閧催した。
同表彰状は例年、海の日に因み、長年にわたり海難救助や海難防止活動に尽力してきた個人や団体へ感謝の意を表し贈っているもので、今年度は第三管区海上保安本部長表彰(本部長・羽山登志哉)の1団体4個人へ伝達、木更津海上保安署長表彰は延べ6人に贈られた。
席上、市村署長は「木更津海上保安署は木更津市から富津市まで、約66キロの海域を担当しているが、署員の力だけでは目の届かないところがある。
日頃から皆さんの多大な理解と協力に深く感謝したい」と挨拶、今後も一層の協力を願った。
受賞者は次の通り。
(敬称略)
【第三管区海上保安本部長表彰】
◎海洋環境保全活動への貢献
▽「特定非営利活動法人 木更津イルカ計画(理事長・白石耕一)」=平成19年4月1日、木更津市民に対して木更津港周辺の環境保全・浄化・整備、地域の活性化対策推進に関する事業を行い、木更津市の発展に寄与することを目的に設立、翌年の20年6月から木更津内港西側に残る砂浜や内港公園の清掃活動を2か月に1回、13年間継続で実施し、海洋環境保全思想の啓蒙・普及に努めた。
◎水難救済会救難所長
▽天羽漁業協同組合代表理事組合長・礒貝秀樹(61)=平成19年7月千葉県水難救済会天羽救難所長に就任以来、海上保安業務に多大に貢献。
▽富津漁業協同組合代表理事組合長・佐久間國治(75)=平成20年6月、水難救済会富津救難所長に就任以来、海上保安業務に多大に貢献。
◎海上保安協力員
▽津田聖司(58)(木新産業(株)銃器課=平成21年4月委嘱より14年間の鋭気にわたり、海上保安業務に貢献。
▽宮川丸釣船店・宮川邦夫(66)=平成21年4月委嘱より14年間の永きにわたり、海上犯罪の防止、海上保安思想の普及活動・海上保安業務に貢献。
【木更津海上保安署長表彰】
◎海上保安協会支部役員
▽天羽漁業協同組合代表理事組合長・礒貝秀樹(61)=平成19年7月支部幹事に就任以来、海上保安業務に貢献。
▽新木更津市漁業協同組合代表理事組合長・江野澤均(72)=平成28年7月木更津支部幹事に就任以来、海上保安業務に貢献。
▽東亜建設工業(株)南総工事事務所長・佐藤昌平(54)=平成30年4月木更津支部幹事に就任以来、海上保安業務に貢献。
▽山九(株)君津支店副支店長・田中正彦(55)=平成30年4月木更津支部幹事に就任以来、海上保安業務に貢献。
◎海上保安協カ員
▽天羽漁業協同組合代表理事組合長・礒貝秀樹(61)=平成19年10月、海洋環境保全推進員(平成21年海上保安協力員に変更)の委嘱を受けて以来、16年の永きにわたり、海上保安業務に貢献。
▽新木更津市漁業協同組合代表理事組合長・江野澤均(72)=平成28年9月、海上保安協力員の委嘱を受けて以来、7年間の永きにわたり、海上保安業務に貢献。
かずさマジック惜敗
都市対抗野球大会
14日(金)に東京ドームで開幕した「第94回都市対抗野球大会」(日本野球連盟、毎日新聞社主催)は18日、1回戦1試合が行われ、3年連続15回目出場の日本製鉄かずさマジック(君津市)は6回目出場の東海理化(愛知県豊川市)と対戦、接戦の末、4-6で惜しくも敗れた。
鎮魂込めて冥福祈る
当紙掲載の先人達 今年も新盆が来る②
今年も盆の時季を迎えた。
先人達への鎮魂を込めて謹んでご冥福をお祈りいたします。
昨年6月末から今年6月末まで当紙に掲載された訃報記事よりの抜粋等は次の通り。
(敬称賂)
【令和4年】
◎12月
▼13日=榎本久雄(元富津市議)、富・大堀
▼28日=平野隆司(元富津市議)、富・西大和田
【令和5年】
◎1月
▼7日=山口明子(平等院住職 山口海照の母)、木・吾妻
▼8日=保坂サク子(保坂好一君津市議の母)、君・南久保
▼10日=高橋信夫(元昭和小校長)、東京都
▼12日=山口多喜子(君津信用組合常務理事・平柳利一氏の義母)、館山市
▼12日=杉山晃(元昭和中校長)、袖ヶ浦市
◎2月
▼3日=眞田一恵((株)真田本店)、君・久留里市場
▼5日=森田孝枝((有)モリタ不動産)、木・請西
▼20日=鹿島永子(保護司)、富・青木
▼25日=家内辰男((有)そぱ処はせ川)、木・貝渕
◎3月
▼1日=佐藤正義(前木更津市シニアクラブ連合会会長)
▼3日=谷田三郎((有)三津和石油会長)、君・人見
▼28日=山村秀雄(協和自動車(有))、木・長須賀
◎4月
▼11日=原日佐志(元君津木更津歯科医師会会長)、君津市
▼21日=石川徳蔵((株)石川商事)、木・長須賀
▼26日=小林セツ(曹洞宗八幡山祥雲寺)、木・請西
◎5月
▼9日=細矢ハナ子(細矢建設(有))、木・大和
◎6月
▼4日=花島薫(元木更津警察署長)、佐倉市
▼17日=藤浪勝之((株)フヂナミ)、木・清見台南
▼18日=渡邉さ(だ)、木・伊豆島