川名氏と須永氏が当選 他【新千葉新聞】
- 2023/4/11
- ニュース
新千葉新聞2023年4月11日発行
川名氏と須永氏が当選
君津市は現職と新人、投票率は40.15%
県議選即日投開票結果 富津は新人渡辺さんに
~考えよう自分の未来をたくす者~をスローガンに、4年に一度の統一地方選挙の前半戦のひとつである任期満了(4月29日)に伴う「千葉県議会議員一般選挙」が9日(日)、無投票だった15選挙区を除く26選挙区(30市区町)で行われ、即日開票の結果、今後の4年間の県政を託す全95人(41選挙区)の県議会議員が確定した。
県全体の投票率は35.99%で、前回の過去最低の36.26%(全国ワースト2位)を0.27ポイント下回り過去最低を更新した。
地元、君津地域4市では、木更津市と袖ケ浦市は無投票で既に現職の当選が確定しており、君津市と富津市で選挙戦が展開された。
【君津市】では現職の川名寛章氏(77)が8576票を獲得し8回目の当選、元市議の新人・須永和良氏(46)が初当選を果たした。
2期目に挑んだ現職・平田悦子氏(38)は246票の僅差で惜敗した。
県政の世代交代、若返り!を訴えて県議選2回目の挑戦、元市議の船田兼司氏(44)は、今一歩及ばなかった。
投票率は40.15%で前回の過去最低だった38.35%よりも1.80ポイント伸びた。
【富津市】の25年ぶりの選挙戦は、保守系同士の一騎打ちを展開。
選挙期間中の9日間で合計77回の街頭演説を行い、市民一人ひとりと向き合う草の根運動を展開した渡辺務氏(61)が9131票を獲得して初当選を果たした。
現職・6期、県議会議長をはじめ様々な要職を歴任してきた吉本充氏(66)は、6878票で届かず、議席を失った。
投票率は44.55%だった。
地元4市の当選者は次の通り。(届け出順)
【木更津市】(定数2)
▽森岳(43)自民党、現③、元証券会社社員、元衆議院議員秘書、中央大卒、矢那
▽高橋浩(61)立憲民主党、現⑤、元木更津市議会議員、不動産会社社長、千葉工大卒、本郷
【君津市】(定数2)
▽須永和良(46)無所属①、元君津市議、防災士・県災害対策コーディネーター、東海大学卒、陽光台
▽川名寛章(77)自民党、現⑧、元県議会議長、会社役員、日本大卒、浦田
【富津市】(定数1)
▽渡辺務(61)無所属①、元富津市議会議長、会社役員、立教大学卒、千種新田
【袖ケ浦市】(定数1)
▽江野澤吉克(73)自民党、現⑤、元県議会副議長、元袖ケ浦市議、土木会社役員、木更津市中央高卒、上宮田(敬称略)
駅前西口駐車場が閉鎖
5月9日より 成祝寺駐車場の一部へ
木更津市役所の新庁舎整備により、木更津市駅前駐車場が、5月8日(月)をもって閉鎖することに伴い、市役所駅前庁舎は中央公民館に来庁する人の駐車場が、成祝寺(富士見1‐9‐17)の駐車場の一部に変更になる。
千代宇開始日は5月9日(火)、台数は40台程度(r木前町者・中央公民館を利用する人の見駐車できる)。
満車の場合は、使用者の負担で、近隣のコインパーキングを利用してほしいとのこと。
問い合わせは木更津市財産活用課 TEL0438‐23‐8046、FAX0438‐22‐4736、中央公民館TEL0438‐25‐4581、FAX0438‐25‐4582へ。
真心教育を心に刻んで
高校生活が実りあるものにと祝辞
木更津総合高校入学式 希望に燃え694人
木更津総合高校(校長・真板竜太郎)ではうららかな好天に恵まれた8日(土)、『第21回入学式」を挙行した。
今年度は、総合コース15クラス、徳信コース3クラスの学年編成で、計18クラス694人の新入生が学級担任に先導され、保護者と教職員からの温かい拍手に迎えられ、堂々と入場した。
真板校長より、「川上叶多、他693人の入学を正式に許可いたします」と高らかに入学許可が宣言され、今年度新入生が、同校生徒の一員に加わった。
生徒たちは学級担任からの呼名に一人ずつ「はい」と答えるのと同時に、保護者に身体を向け起立した。
クラス全員が起立すると、保護者席にそろって一礼するという形式で、『新入生紹介」が行われた。
『職員紹介』では、ステージに上がった1学年担任教員が、学校長から担任クラスト使命を紹介され、保護者に挨拶した。
真板校長は、式辞のなかで、開校以来掲げる建学の精神『真心教育』に触れ、「社会の正義のために人間として正しいことを貫き、だれかの幸せのために行動できるひとになってほしい」、「困難に立ち向かって克服していく気概を持ってほしい」、「嘘偽りのない正直な人間であってほしい」と生徒に訴えた。
また、「教育は、学校だけでできるものではありません。家庭と学校が一致協力してはじめて達成できます」と、保護者に呼び掛け、同行と家庭との関係が理解と信頼に基づくものであってほしい、と協力を求めた。
新入生代表、川上叶多君からは、「私たちを支えて下さる多くの方々の期待に応えることができるように、努力する覚悟です。どうぞ暖かく見守ってください」と宣誓があった。
それに応えて、鈴木生徒会長より、「隣には皆さんと共に過ごすクラスメートがいます。また約1300人もいる先輩、そして先生方がいらっしゃいます。何か(不安や困難が)あったとしても必ず乗り越えられます」と歓迎の言葉を述べた。
近藤直弘保護者会会長からは、ベートーヴェンの『春』という名曲の由来に因み、「漠然とした小さなイメージは、日々の取り組みに邁進することで何かを獲得する手段を見つけることにつながります」と生徒を鼓舞、「新入生全員の高校生活が実りあるものとなる様に」とあたたかな祝辞を送った。
県内388人
9日のコロナ感染
県内で9日(日)、新型コロナウイルスに新たに388人が感染したと発表された。
感染者数は前週の日曜日から118人増加。
6日連続で前週の同じ曜日を上回った。
同日現在の感染者累計は146万5838人。
死者と新規クラスター(感染者集団)の発表はなかった。
前日8日(土)の感染者数は401人で、前週土曜日から42人の増。
死者とクラスターなし。
歩け歩け大会
清川中~小櫃堰公園
木更津市の「春の歩け歩け大会」が16日(日)午前9時~正午まで清川中学校(集合、中尾1096)~小櫃堰公園~清川中学校の約6.5キロで行われる。
参加費無料で誰でも参加できる。
午前8時30分~9時まで清川中で受付。
雨天中止。
持ち物は飲み物、軽食。
金田小旧校舎の魅力 復興小学校への思いと記憶
房総の地域文化講座 講師は渡邉義孝氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、「第109回房総の地域文化講座」が、今月22日(土)午後2時~3時20分(受け付けは1時30分から)、木更津市中央公民館(木更津駅西口前「スパークルシティ木更津」6階)の第7会議室で開かれる。
テーマは『木更津市立金田小学校旧校舎の魅力』~復興小学校に込められた思いと記憶~。
講師は渡邉義孝氏(一級建築士・尾道市立大学非常勤講師・木更津市史編集委員)。
関東大震災の直後に建てられた金田小学校。
堅牢さとデザイン性を兼ね備えた「地域の顔」として市民に愛されてきた。
建物に込められた設計者の思い、それまでの木造校舎の記録、復興小学校の類例などについて、調査を個なった建築士が写真・図版とともに解説する。
会員でなくても受講できる。
受講料は会員が無料。
非会員は400円(中学生以上)。
非会員は事前申し込みは必要。
なお、同公民館には無料駐車場がないため、電車やバスなど公共交通機関の利用を案内している(自家用車の場合は周辺に有料駐車場あり)。
マスク着用など協力を求めている。
参加申し込み・問い合わせは筑紫敏夫幹事長までメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
メールアドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp