「梨」の受粉作業盛ん 他【新千葉新聞】
- 2023/4/5
- ニュース
新千葉新聞2023年4月5日発行
「梨」の受粉作業盛ん
家族ら綿毛の付いた受粉棒を使って
中郷梨組合 高橋利親さん丁寧に
木更津市特産「梨」の花が満開の時を迎えており受粉作業が急ピッチで進められている。
同市牛袋地区の中郷梨組合の高橋利親さん(80)の梨畑(約30アール、約1000本)でも2日(日)に、子どもや孫など家族5人総出で作業を行った。
受粉は1か所に数個の花が咲くが、その中から特に大きく、下から3~4番目の花を選んで、綿毛のついた受粉棒で人工的に花粉をつける作業。
mつば地による交配も行っているが、均一でなかったり天候にも左右されるため、多くのなし防火は人工授粉とミツバチの両方で行っている。
無しは集荷に遅いものほど早く花が咲く。
今年の満開h「新高」が3月26日、「豊水」は3月31日、「幸水」が4月3日だった。
これは例年より約1週間早い開花だという。
「幸水」は受粉後2週間くらいで摘果を行い、1枝に1個の割で育てる。
このあと鳥獣除けのネットを張ったり、様々な手を加え、120日~123日ほどで収穫となる。
髙橋さんは「加齢とともに作業はキツイこともありますが、お客様の『美味しい!また来年もお願いします』などの声に励まされ、もう少し頑張ろうと思います」んどと話していた。
近年は多くの農家がリピーターへの宅配や、庭先販売、直売所への出荷などが主流となっている。
組合員はピーク時には45人いたが、現在では17人となっている。
中郷地区のナシ栽培は明治5~6年ごろにはじまったとされ、150年以上の歴史がある。
各農家はその家で代々受け継がれてきた栽培技法を継承しつつ、次代のニーズに合うようにと工夫も重ね、美味しさと安全生産に向けて力を注いでいる。
小櫃堰公園内に健康遊具
木更津市ふるさと応援寄付金により
介護予防など 高齢者の体力向上へ
木更津市のふるさと応援寄付金により、3月17日、小櫃堰公園内に、4種類の健康遊具が設置された。
ストレッチや筋力アップ、有酸素運動を自分の体力に合わせて楽しみながら体力づくりができる。
危惧は利用説明版と一体化しているので、分かりやすく、運動効果に合わせて「青、緑、赤」と色分けがされている。
2人以上でも同時に使えるデザインなのでウォーキングや散歩で小櫃堰公園に行った際には是非、試してほしいとしている。
設置の経緯は、令和3年9月6日に使途を高齢者施策とした「木更津市ふるさと応援寄付金」への寄付があった(寄付者非公開)。
これに伴い、市は活用方法を検討した結果、公園内に介護予防につながる健康遊具を設置することを決定した。
設置された危惧は4基。
器具の効果別に3色(青・緑・赤)に色分けがされ、ストレッチ、有酸素運動金緑地レーニン具の効果が見込まれるもの。
利用説明版も危惧と一体化していて読みやすく、自分のペースで楽しみながらできるので、高齢者も自分に合った体力づくりに活用できる。
また、1人以上でも同時に使えるデザインになっていることから、運動が苦手な人も複数人で遊び感覚で刺激し合いながら楽しんで続けられるという。
例として、緑の利用説明版では、「リズムステップ」で、点灯の予防・認知症の予防・持続力の向上につながるとしており、半円を描いた台に「0~9」の数字がバラバラに表示されているので、「右足で偶数、左足を機数と片足でタッチ」などゲーム性を取り入れて、考えることと運動を同時に行うことで、脳の血流が増え、認知症の予防にもつながるという。
県内110人
3日のコロナ感染
県内で3日(月)、新型コロナウイルスに新たに110人が感染したことが判明した。
感染者数は前週の月曜日から19人減少。
累計感染者洲は146万3424人となった。
死者とクラスター(感染者集団)の発表はなかった。
イネの穂数を増加させる
DNA研究所等が遺伝子発見 高CO2環境で
公益財団法人かずさDNA研究所(木更津市)は3月31日、国際農林水産研究センター(国際農研)らと共同で、CO2濃度が高い環境下でもイネの穂数を増加させる遺伝子を発見したと発表した。
地球規模の気候変動により感想や高温、園外名を賀正二、世界各地の農作物に甚大な影響を及ぼしている。
待機の二酸化炭素濃度の上昇や気温上昇が予測されるなか、厳しい環境にも対応できる農作物の開発が求められている。
この度、かずさDNA研究所を含む共同研究グループは、「コシヒカリ」が持つイネの穂数を増加させる遺伝子をはじめて同定した。
さらに、この遺伝子を別の品種に入れ替えたところ、穂数が20~30%増加することがわかった。
また、温室効果ガスのひとつである二酸化炭素を高濃度にした環境でも、収量が増加することが明らかになった。
今回発見された遺伝子は、リンが欠乏した条件でもイネの生産性向上に貢献する可能性が示されている。
今後、国内だけでなく世界の稲作地域でも広く活用されることが期待されている。
共同研究グループは
▽かずさDNA研究所
▽国際農研
▽農研機構
▽名古屋大学
▽横浜市立大学
▽理化学研究所
▽明治大学
▽科学技術振興機構(JST)
▽国際協力機構
かずさDNA研究所は、明治大学とともにゲノム解析を担当した。
再度試験飛行
米海兵隊オスプレイ
木更津市は4日、木更津駐屯地における6機目の整備機体となるバイ海兵隊の輸送機MV-22オスプレイの、ホバリングチェック及び試験飛行が3日(月)に再度実施されたと、発表した。
防衛省北関東防衛局から情報提供があった。
社会福祉にと
木・2団体が寄付
社会福祉法人木更津市社会福祉協議会への寄付は次の通り。
▽ヒラノ商事(株)は社会福祉にと(木更津市潮浜)6,210円
▽「橄欖」木更津支部は社会福祉事業にと、146,876円
市民野球熱戦
木更津市野球連盟
木更津市野球連盟主催『市民野球春季大会』は2日、市営及び江川球場で、「C級2部大会」1~2回戦6試合と、同日開幕した「C旧1部大会」(兼関東選抜野球焚き会支部代表決定戦)」1回戦1試合が行われた。
「C級1部大会」には、16チームが参加、支部代表目指し熱戦を繰り広げる。
毛かは次の通り。
【C級2部大会】
◎1回戦
▽二階堂10‐0ソニーGM&O(4回コールド)
▽所k時処おのでら4-2クラブソーダ
▽レイカーズ(不戦勝)-太田ベースボールクラブ
▽knife edge10‐0レインズ(3回コールド)
◎2回戦
▽ドリームボーイズ12-2B・Denergy(エ回コールド)
▽酒4-2スターレーン
新学期からよろしくね
君地域の教職員 木更津市の小学校
南房総教育事務所管内における、君津地域4市の教職員の異動続きは次の通り。
敬称略。