二十歳の門出を祝う 他【新千葉新聞】
- 2023/1/11
- ニュース
新千葉新聞2023年1月11日発行
二十歳の門出を祝う
かずさアカデミアホールで華やぐ式典
木更津市は3回に分け 大人の自覚新たに
令和5年(2023年)成人の日(1月9日)を前に8日(日)各地で式典が開かれた。
昨年4月の民法改正で成年年齢が18歳に引き上げられて以降、初めて迎える「成人の日」となるが、多くの自治来では名前を「二十歳を祝う会」などと見直し、これまで通り、二十歳を対象に新たな門出を祝った。
総務省によると、今年1月1日現在で全国的には新成人数は、18歳~20歳の341万人(18歳が112万人、19歳が113万人)。
そのうち20歳は117万人と前年から約5万人減少し、過去最少を更新した。
また、千葉県内の新成人は61318人で、前年より906人減った。
今年の祝う会は、7~9日、2002年(平成14年)4月2日~2003年(平成15年)4月1日生まれの20歳を対象に、全54市町村の79会場で開催された。
穏やかな晴天に恵まれた8日(日)、君津地方4市の「二十歳を祝う会」が開かれ、首長等から《二十歳の門出》の祝福を受けると共に、大人としてのスタートで自覚を新たにした。
式典の運営方法は実行委員会方式。
新型コロナウイルスの影響で一昨年は中止された4市成人式だが、今年はどの会場も手指消毒やマスク着用、検温、間隔をあけた座席など感染防止対策を講じて実施した。
今年の成人式会場は、花屋かな振袖や袴、真新しいスーツなど晴れ着姿の新成人の輪で埋め尽くされ、会場のあちこちで「久しぶり!」と再開を喜び合う声が飛び交った。
木更津市は、コロナ感染拡大防止の「密」を避けるため、15中学校区を午前~午後の3組に分けて、かずさアカデミアホールで実施した。
対象者は1337人(男性685人、女性652人)で、前年比47人増。
このうち、午前10時からの第1組(木一、木三、清川、岩根、岩根西、中郷中学校区域)には、241人(対象者436人)、午後零時20分からの第2組(金田、波岡、畑沢学校区域及び志学館中等部、暁星国際中学校卒業生)には329人(同463人)、午後2時40分からの第3組(木二、太田、鎌足、富来田中学校区)には322人(同438人)の、計892人(出席率66.7%)が出席した。
式典は、28人の実行委員会から、第1組は小竹遥花さん(木三中卒)と櫻井緒美さん(岩根西中卒)、第2組は三枝芽衣さんと名取愛美さん(ともに志学館中等部卒)、第3組は小川紬さんと石田恵理子さん(ともに富来田中卒)の司会で進行。
続いて渡辺芳邦市長が、昨年木更津市は市制施行80周年を迎えその中で開催した子どもたちが主役のファッションショー「木更津コレクション」と、100周年を目指した20年後の未来像へのビジョンを提言してもらう「未来会議」について触れ、-未来の担い手である皆さんに木更津野魅力、地域の個性に気付いてもらう取り組みを行っており、木更津野未来に残したいものの一つに金田の盤洲干潟がある-とした上で「自分の個性を磨いて、さらにそれによって木更津が輝くようになってほしい。他と違ってもいい。様々なことに挑戦してほしい。大人としての第一歩を踏み出したこの日を節目に、自己確立と自覚を持った立派な社会人となるようエールを送った。
今年は市長の他、田中幸子副市長、秋元淳教育部長が出席した。
続いて、浜田靖一衆議院議員や重城正義氏議会議長、木更津ふるさと応援団のC-style(女性2人)が祝辞を述べ、感謝を忘れず、一人の責任ある人間として社会に貢献できる人に、郷土愛と人間愛にあふれた市民として活躍してほしいと激励した。
それを受け、第1組の阿津柊太実行委員長(岩根西中卒)や第2組の中島雄哉実行委員長(畑沢中卒)、第3組の國見純惟実行委員長(鎌足中卒)が、それぞれ見守ってきてくれた両親や地域の人達等に感謝の気持ちを込めて、「責任ある行動、思いやりのある心で、一人の社会人として希望と情熱、自信と誇りをもって社会に貢献していきたい」と、新成人誓いの言葉を述べた。
また式典第2部は、実行委員会によるアトラクションとして、思い出のスライドショーやクイズ大会などが行われ、各学校ごとに歓声が上がった。
8日7605人 9日3750人
県内のコロナ感染
県内で9日(月)、新たに3750人が新型コロナウイルスに感染し、14人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の月曜日から586人増え、5日連続で前週の同じ曜日を上回った。
感染者累計134万2006人。
新規クラスター(感染者集団)は5件発生し、君津地域では木更津市内の高齢者施設で7人の感染が確認された。
8日(日)の感染者数は7605人、死亡15人。
感染者数は前週日曜日の2倍以上。
クラスターは14件で、君津地域では君津市内の高齢者施設で8人が感染した。
部下・後輩の指導育成
ポリテクセンター君津 セミナー受講生募る
千葉職業能力促進センター君津訓練センター「ポリテクセンター君津」(君津市坂田428)では、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、在職者を対象に短期間の職業訓練(能力開発セミナー)を行っている。
現在、1月7~8日に開講する「技能伝承のための部下・後輩指導育成」の受講生を募集している。
部下のやる気を引き出し、自ら考え、律しながら成長していく部下育成法を習得したい人におすすめのセミナー。
詳細は次の通り。
▽講習内容
①訓練概要
②技能伝承(技能伝承の重要性、部下・後輩指導育成の概要)
③部下・交配育成の進め方(目的の提示、現状把握・分析、育成計画と育成)
④育成担当者の行動(育成担当者に求められる5つのスキル、個別カリキュラム設計、指導のポイント)
⑤総合演習(部下指導育成の課題と育成計画の作成)
⑥まとめ
▽日程=2月7日(火)、8日(水)の2日間午前9時1-分から午後4時
▽会場=ポリテクセンター君津 103室
▽講師=株式会社MxEコンサルティング講師
▽持参するもの=筆記用具
▽受講料=7500円(税込)
▽申込締切=1月27日(金)
申し込みは必要事項を受講申し込みに記入しファックスで。
申込書は同ポリテクセンターのホームページからダウンロードできる。
申し込み及び問い合わせ先は訓練課(TEL0439‐57‐6313、FAX同57‐6386)