学校給食費の無償化 他【新千葉新聞】
- 2022/11/20
- ニュース
新千葉新聞2022年11月20日発行
学校給食費の無償化
3人以上の子の扶養世帯で3番目以降
木更津市が実施 来年1月から3月まで
木更津市では、長引く新型コロナウイルス感染症や物価高等による保護者の経済的負担の軽減を図るため、令和5年1月から3月まで、3人以上の子を扶養する世帯において、被扶養者である子のうち、年齢が上から3番目以降の児童・生徒の義務教育機関における学校給食費の無償化を実施する。
無償化の対象となるのは次の①から④をすべて見対している保護者。
①子を3人以上扶養している
②は①の子のうち、上から第3番目以降の子が木更津市立小・中学校で給食提供を受けている
③国や県及び市町村の補助制度等により、学校給食費の全額補助を受けていない。<例・生活保護、準要保護(就学支援)等>
④学校給食費及び市税の滞納が無い
開始時期は、令和5年1月分の学校給食費から。
大賞見込み児童生徒数は1210人、無償化事業費として、204万6千円を見込んでいる。(市独自施策)
来年度から新制服を採用
鎌足中学校 お披露目・説明会実施
木更津市立鎌足中学校(校長・佐々木伸司、全校生徒44人)では、18日(金)、来年度から採用される新制服のお披露目・説明会を鎌足中学校体育館を会場に実施した。
来年度入学予定である現在塊小学校6年生の保護者と他小学校から入学予定の保護者、また現在鎌足中学校に在籍している1年生・2年生の保護者にも案内し説明会を実施した。
誰もが選択できる制服をコンセプトに、鎌足地区の鎌足桜と矢那川をイメージしたエンブレムやネクタイ・リボン、スカートのチェック柄の配色にも気を配った鎌足中学校オリジナルの制服である。
ブレザーはストレッチ性に高く、軽くて家庭洗濯ができ、容易に清潔感を保つことができる仕様となっている。
また、このブレザーは男女の別なく同じ仕様である、合わせも変えることができるのが大きな特徴である。
夏服はここ数年の猛暑にも対応するように、速乾性に優れ、型崩れしないポロシャツも準備している。
数十年ぶりの新制服採用に関しては、制服検討委員会を立ち上げ複数回の検討を重ね、この度の新制服の決定となり、この日のお披露目と説明会実施の運びとなった。
ブレザーを試着した保護者からは「軽いし、腕の動きが楽です」「ブレザーが男女同じで合わせを変えられるのは画期的ですね」「チェックのスカートが可愛い」など好評を得ていた。
なお、鎌足中学校ホームページにて新制服を掲載。
市80周年記念事業にと
君津郡市建設業協同組合 木更津市に30万円
君津郡市建設業協同組合(理事長・石村達雄、専務理事・渡邉慎司)は16日(水)、木更津市制施行80周年禁煙事業に活用してもらいたいと、同市に30万円の寄付を行た。
市役所駅前庁舎8階の市長応接室で行われた「寄付採納式」には、石村理事長と渡邉専務理事が出席、市側は渡辺芳邦市長、石井宏典企画部長、渡邉則行企画部次長が出迎えた。
渡辺市長は、「いただいた寄付金は有効活用させていただきます」と御礼のことばを述べた。
早出し放水競技
きょう木更津市消防団
第45回木更津市消防団早出し放水競技大会が、きょう20日(日)午前7時30分から旧市役所西側駐車場で開かれる。
こどもの歓声がひびく
「第19回木更津こどもまつり」開催
愛染院で開会式 駅西口賑わう
穏やかな冬晴れのもと「第19回木更津こどもまつり」(実行委員長・宮崎栄樹)が19日(土)午前10時~午後2時、JR木更津駅みなと口(西口)ゆりかもめ寺町分館周辺各所で盛大に開かれ、約1万人の人出(主催者発表)で賑わった。
木更津市の子育て支援・まちおこしなどを目的に例年11月に開催されており、木更津市初冬の風物詩として定着している。
今年も長引くコロナ禍の中ながら、国の認める業種別ガイドラインに則った感染対策を徹底して実施された。
愛染院境内での開会式は、荒馬座による勇壮な和太鼓演奏がソープニングを飾り、木一小合唱部による『ちいさい秋みつけた』『小さな勇気』の合唱、市長挨拶、木一小・木二小・東清小の学童保育裏部のメンバーが手話付きで、木一小合唱部と一緒に『花が咲く』を披露した。
渡辺芳邦市長は、~「これまで」と「これから」~を結ぶ市制施行80周年の節目の年の開催を祝し、「これまで以上に子どもたちの笑顔があふれるまちづくりに励む」などと挨拶、楽しい一日であるよう祈念し、多くの退場を歓迎した。
宮崎実行委員長は、「東日本大震災を忘れぬようにとこれからも『花が咲く』を歌い継ぎ、大震災の犠牲者の分まで元気に力いっぱい生きていかねばならない」などと命の尊さを説き、多くの協力で開催できたことに感謝した。
今回は奈良県からの『忍者集団・黒党(くろんど)』、木一小グラウンドでのミニSL、段ボール迷路、大型バルーンほか、八剱八幡神社でのふれあい動物園ほか、会場内30か所余りでは90ほどの小さなお店が創意工夫した商品(1個100円以内)を販売、子育て世代から高齢者まで多くの人々が買い物をしたり、パフォーマンスの建学や手づくり体験などに参加して笑顔が広がっていた。
鶴岡大治事務局長は「これまでは大きな事故もなく無事開催されてきた。これからも《安全第一》の視点を厳守して沢山の楽しみを生み出していきたい」と総合受付会場で来場者を出迎えていた。
同祭と同時開催されたキアラづ駅西口、駅前のスパークルシティウッドデッキ周辺での「木更津ナチュラルバル」にも多くの家族連れなどが訪れ、賑わいを見せた。
盛大に体育祭、文化祭
拓大紅陵高校「紅陵祭」にぎわう
紅陵学院拓大紅陵高校の「紅陵祭」がこのほど、開催され、生徒の家族や講演会の会員らを招いて、盛大に行われた。
当日は、生徒はもちろんのこと、若手職員も参加してのリレーは圧巻で、応援の歓声が響き渡った。
また、急遽、保護者と来賓が綱引きするなど、和気あいあいの雰囲気の中で終えることができた。
もう一つの紅陵祭、文化祭では、各学年クラスによる発表と合わせて、体育館のステージ発表では、吹奏楽部の演奏とダンス部のパフォーマンス、空手部の演武が繰り広げられ、見ごたえのある有意義な時間を過ごすことができた。
木更津で急増
県内は3061人
木更津市は18日、直近7日間(11日~17日)で新たに463人が新型コロナウイルスに感染したと発表した。
前週の金曜日発表分の2倍と急増。
3週連続で前の週の発表人数を上回った。
同市の新規感染者内訳は、医療機関等で診断された人・399人、陽性者登録センターに登録があった人・64人。
療養状況は、入院中・6人、自宅及びホテル療養者数(推計)・457人。
県内では3061人が感染し、6人が死亡したと発表された。
感染者数は前週の金曜日(2600人)から461人増加。
14日連続で前の週の同じ曜日を上回った。
累計感染者数は103万3496人。
県は、18日から新規クラスターが発生した施設・団体を原則非公表とすると発表した。
これまで感染拡大防止のため公表してきたが、適切な感染防止策が浸透するなどしたためとしている。
県知事表彰に木下氏ら
県社会福祉大会 優良里親等に感謝状
「第72回県社会福祉大会」(県社会福祉協議会など主催、千葉日報社など後援)がこのほど千葉市中央区の青葉の森公園げいじゅる文化ホールで開かれ地域の社会福祉に貢献した民生委員など645個人・団体が表彰された。
県知事賞には24個人・団体が選ばれ、優良里親6人と家庭相談員2人に県知事感謝状を贈呈。
君津地域からは4人が受賞した。
清見台Family優勝
市民野球C級1部秋季大会 見事逆転で勝利
木更津市野球連盟主催『市民野球大会』は13日、「C級1部秋季大会(高松宮杯支部代表決定戦)」の化粧だ市営球場で行われ仮名2年目の清見台Familyが協働の木更津マジナーズを見事逆転で破り、優勝を飾った。
清見台Familyは高松宮杯千葉県大会に木更津支部代表として出場する。
C級1部秋季大会には16チームが出場。
清見台Familyは全員野球で念願の頂上に立った。
決勝の内容は次の通り。
【C級1部秋季大会】
◎決勝
▽清見台Family3-2木更津マジナーズ
春季大会決勝と同じカードになった秋季大会決勝。
春季で優勝した木更津マジナーズは2大会ぶりの優勝をねらう春季準優勝の清見台Familyにとってはリベンジに燃える試合となった。
決勝まで勝ち上がってきた実力チームなだけあって、3回mで互いに譲らず両チームとも無得点。
4回表、ようやく試合が動く。
今期打線が好調の木更津マジナーズが待望の2点を先制。
6回裏、それまでパーフェクトに抑え込まれていた清見台Familyが反撃、この回から登板した相手チームの抑えの投手を攻め1点を返し、その差は1点に。
これで弾みのついた清見台Familyの投手、気迫のピッチングで最終回の7回表は相手の反撃を封じ込め、追加点を許さなかった。
その裏あとのない木更津マジナーズは抑えの切り札を送り込んだが、気合の入る清見台Familyの打線につながり、満塁からの相手野手のエラーも絡んで2点をもぎ取り大接戦に決着がついた。