海外教育機関との連携 他【新千葉新聞】
- 2022/7/31
- ニュース
新千葉新聞2022年7月31日発行
海外教育機関との連携
施設と授業見学後に記念品の贈呈も
木更津高専 タイの大臣一行が視察
タイの高等教育科学研究イノベーション(MHESI)大臣一行がこのほど、木更津工業高等専門学校(以下木更津高専)を視察した。
堂視察への来校者は、高等教育科学研究イノベーション(MHESI)大臣、事務次官ほか8人、アジアシード専務理事ほか2人、JICA企画役ほか1人の計15人が訪問した。
まず初めに、木更津高専の山崎誠校長、国際交流センター運営委員長サプコタ教授から、木更津高専の概要説明を行い、ひき続き、施設と授業見学があった。
実験実習棟(授業内容=機械工学科3年生の制作実習Ⅱ、環境都市工学科5年生の構造工学実験)、実習工場棟の都市創造実験室(環境都市工学科)、第3研究棟(授業内容=情報工学科1年生のコンピューター演習Ⅰ)、第1研究棟の流体実験室(機械工学科)、国際寮、一般研究棟地階の研究展示の説明の順に校内見学を実施した。
施設見学後の懇談で、質疑応答や意見交換が行われ、最後にタイ高等教育科学研究イノベーション大臣から、記念品が贈与された。
木更津高専での更なる海外教育機関との連携・国際交流活動の活発化が期待される。
フェーズ3に
県内の病床確保
新型コロナウイルスの急速な感染拡大を受け、千葉県は27日県内全域の病床確保のフェーズを最も深刻な「3」に引き上げた。
フェーズの区分を4段階に変更した1月27日以降、「3」への意向は初めて。
引き上げにより、確保病床数は「1877床」になる。
県は、19日に県内全域を2番目に高い「2B」に引き上げ、1777床を確保していた。
しかし、最近の感染拡大で、県全体の即応病床使用率は26日時点で63.2%と上昇している。
花畑『桃色吐息』広がる
マザー牧場 2万株のペチュニア
富津市田倉の「マザー牧場」で、「夏だけの絶景!約2万株のペチュニアの花畑」が満開となり、訪れる人たちの芽を楽しませている。
園内の約5000平方メートルの花畑には、鮮やかなピンク色の花が一面を埋め尽くし、花畑は『桃色吐息』と呼ばれている。
夏の爽やかな青空と、ピンク色の花畑のコントラストは、この季節だけの美しさで、家族連れなどが写真に収めていた。
見頃は9月下旬まで、観賞場所は、まきばエリア「花の谷」。
花が痛まないように、夜間や雨が降った際には、自ら花びらを閉じて身を守る習性があるという。(状況によりピンク色の花畑が見られない場合がある)
天候により変動があるので、事前に問い合わせのこと。
同牧場では、新型コロナウイルスの感染を防ぐため、検温などの対策を実施している。
マザー牧場はTEL0439-37-2875。
拓大紅陵決勝トーナメント
全国高校総体 相撲の団体と個人で
『全国高校総体(インターハイ)』は今月23日から四国地方を会場に行われている。
28日には徳島市で総合開会式が開かれ、秋篠宮ご夫婦が出席。
秋篠宮様はご挨拶で、コロナ禍で部活動にも影響が出る中、努力して出場を果たした選手たちに向けて「感染予防に心を配りつつ、日頃の練習の成果を十分に発揮されることを期待する」と述べた。
同大会には君津地方からも精鋭多数が参加、全国から集まった強豪相手に熱戦を展開している。
これまでに行われた競技の地元選手の結果は次の通り。
4市合計で343人が感染
県29日発表コロナ 県内2日間連続1万人超
県によると、君津地域で29日(金)、新型コロナウイルスの感染者が新たに木更津、君津、富津、袖ケ浦の4市合わせて343人確認された。
250人を上回るのは9日連続。
1週間前の22日(599人)より256人減少。
前日の29日(748人)からは405人減った。
29日の各氏の新規感染者数内訳は、木更津市が143人、君津市63人、富津市46人、袖ケ浦市91人。
木更津市は9日連続で100人を超えている。
前週金曜日・22日の感染者数と比較すると4市全てで減り、君津市は半数以下だった。
減少人数は、木更津が74人(前週217人)、君津市73人(同136人)、富津市29人(同75人)袖ケ浦市が80人(同171人)。
29日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が11421人、君津市5971人、富津市2930人、袖ケ浦市6022人。
千葉県内では、同日、10人の死亡と10386人の感染が新たに判明した。
1日の感染者は2日連続で1万人を超えた。
クラスター(感染者集団)は高校や医療機関などで計15件確認された。