自民2議席堅守、立憲1 他【新千葉新聞】
- 2022/7/12
- ニュース
新千葉新聞2022年7月12日発行
自民2議席堅守、立憲1
臼井正一、猪口邦子、小西洋之氏が当選
参院選開票結果 千葉選挙区は3人
7月10日(日)に執行された「第26回参議院議員通常選挙」では、自民党は単独で選挙区45、比例代表18、合計53議席を獲得し、改選議席125の過半数を確保し大勝、参議院でも安定政権が維持されることとなった。
千葉選挙区(改選定数3)では、自民新人の臼井正一氏(47)=公明党推薦=がトップで初当選、自民現職の猪口邦子氏(70)=公明党推薦=が3選を達成、立憲民主党現職の小西洋之氏(50)も3選、自民2、立憲1の勢力体制に変化はなかった。
今回千葉選挙区には、現職2人、新人12人、過去最多と同数の合計14人(男女各7人)が立候補。
18日間の選挙戦では、物価高などの経済対策、ロシアのウクライナ侵攻や、近隣国との安全保障政策、憲法改正などで論戦を展開、さらに選挙戦終盤の7月8日bには、千葉選挙区にも選挙期間中に応援に訪れていた安倍晋三元首相(67)が奈良市で銃弾に倒れるなどの訃報もあり、各陣営は「暴力には屈しない」などの強い政治姿勢で選挙戦を添加した。
当選者の略歴は次の通り。(敬称略)
▽臼井正一(47、うすいしょういち)自新1期=元県議、県肢体不自由児協会理事長、社会福祉法人理事長、元衆議院議員秘書、日大文理学部卒、習志野市出身、千葉市美浜区在住。
▽猪口邦子(70、いのぐちくにこ)自現3期=元少子化相、党一億総活躍推進本部長、上智大学名誉教授、軍縮会議大使、米エール大院卒、市川市出身、市川市在住。
▽小西洋之(50、こにしひろゆき)立憲民主党3期=党政調副会長、参院憲法審査会長代理、元総務省職員、元経済産業省職員、元郵政省職員、米コロンビア大院卒、徳島市出身、千葉市中央区在住。
選挙区の投票率は、全国では52.05%で、3年前の前回より3.25ポイント上昇した。
千葉選挙区は50.01%で前回の45.28%を4.73ポイント上回った。
君津地域市の投票率は別紙のとおり。(集計は11日午前零時現在、開票率83.17%)
金色に輝く大神輿渡御
全14町内で引き廻し、無事に宮入り
八剱八幡神社夏季例祭 暑い日差しのもと巡行
上総木更津鎮座・八剱八幡神社(宮司・八剱隆)の令和4年夏季例祭が、9日(土)に執り行われ、暑い日差しの下、金色に輝く関東一の大神輿が町内を渡御(とぎょ、通過、引き廻し)した。
今年の年番区は、八幡町と本町。
祭礼委員長は北村和則氏(八幡町区)、祭礼副委員長は松本信夫氏(本町区)、祭礼委員は池田庸氏(本町区)。
大神輿の巡行は全14町内で行われ、八剱宮司など神職・祭礼委員長・副委員長などと共に、新しく回収された絢爛豪華な大神輿を台車に乗せ、各町順路を短縮して回り、1日かけて引き廻した。
それぞれの町内には大神輿の御加護にあやかりたいと、多くの見物人が訪れ、見守った。
午後5時15分からは、この大神輿を神社に収める「宮入り」で、神輿が神社に帰る際、氏子総代らが裃(かみしも)の正装で行列を作り、市内新田の(有)鈴市商店前付近より出発。
神社までの約200メートルを引き歩き、沿道を埋めた多くの見物客から盛んな拍手が送られた。
午後7時15分に御祭が執り行われ、神恩に感謝する1日を無事終了、古式ゆかしく祭礼を終えた。還金色に輝く大神輿は、嘉永3年(1850)に創建され、重さ1.5トンもあり、「関東三大神輿」の一つに数えられている。
令和2年より改修が行われ、関東一の『大神輿』が昨年の6月20日に、立派によみがえり戻ってきた。
6クラスに分かれて対局
将棋普及協会ちば支部 王将位争奪戦の結果
日本将棋連盟将棋普及協会ちば支部(支部長・石原光明)主催、月例将棋大会「王将位争奪戦6月大会」が、金田地域交流センターで開かれた。
大会は6クラスに分かれて行われ、小学生や園児らが多数上位に入賞した。
優勝、準優勝、3位には商品、入賞以外の全員に参加賞が贈られた。
結果は次の通り。
9日は115人、10日は85人
県発表コロナ 県内2593人感染
県によると、君津地域では新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて9日(土)に115人、翌10日(日)に85人確認された。
1週間前の同じ曜日と比較すると、9日は2日(41人)の約3倍、10日は3日(59人)から26人増加した。
各市の感染者数内訳は次の通り。
▽9日=木更津市53人、君津市33人、富津市10人、袖ケ浦市19人。
1週間前の土曜日・2日(木・18人、君・8人、富・8人、袖・7人)と比べ4市全てで増加した。
▽10日=木更津市38人、君津市18人、富津市7人、袖ケ浦市22人。
1週間前の日曜日・3日(木・25人、君・16人、富・10人、袖・8人)と比較すると、減ったには富津市のみで、他は増えた。
9日は感染者数が急増。
木更津市で1日の感染者数が50人を上回るのは4月17日(56人)以来。
地域総数が110人を超えるのは4月24日(130人)以来となる。
10日現在の4市の累積感染者数が木更津市が9000人を超え9065人、君津市4593人、富津市2141人、袖ケ浦市4505人となっている。
千葉県内では9日、2404人が感染した。
前週の土曜日(997人)から約2.4倍に増加。
老人ホームや高齢者施設等で新規クラスターが3件確認された。死者の発表はなかった。
10日は2593人が感染。
2500人を上回るのは4月14日(2973人)以来で約3か月ぶり。
前週の日曜日(953人)から約2.7倍に増えた。
死者の発表はなかった。
新規クラスターは病院で3件発生した。
技能伝承へ部下等指導
ポリテク君津 セミナー受講生募集
~自考自律的な部下を育てる方法をマスターしよう!~
千葉職業能力開発促進センター君津訓練センター「ポリテクセンター君津」(君津市坂田428)では、8月23日(火)、24日(水)に開講するセミナー「教育・安全分野(指導技法)『技能伝承のための部下・後輩指導育成」」の受講生を募集している。
ポリテクセンター君津では、業務に必要な技術・技能・知識のレベルアップを図るため、在職者を対象に短期間の職業訓練(「能力開発セミナー)を行っており、毎回好評。
セミナーを受講した人からは、「育成に関わらず、仕事に役立つ様々な情報を得ることが出来た」「演習も楽しく取り組めたので、最近で一番密度の濃い時間となった」などの声が寄せられている。
同セミナーの詳細は次の通り。
◎概要=生産現場の現場改善における多種多様な技術の技能伝承をめざして、交配育成のための指導技法を習得する。
◎対象=部下のやる気を引き出し、自ら考え律しながら成長していく部下育成法を習得したい人。
◎講習内容
▽訓練概要
▽技能伝承(技能伝承の重要性、部下・後輩指導育成の概要)
▽部下・交配育成の進め方(目的の提示、現状把握・分析、育成計画と育成)
▽育成担当者の行動(育成担当者に求められる5つのスキル、個別カリキュラム設計、指導のポイント)
▽総合演習(部下指導育成の課題と育成計画の作成)
◎まとめ
◎開講日時=8月23日(火)、同24日(水)の2日間。
両日とも午前9時10分~午後4時
◎会場=ポリテクセンター君津103室
◎講師=MxEコンサルティング
◎受講料=7500円(税込)
◎持参するもの=筆記用具
◎募集定員=20人
申し込みは必要事項を受講申込書に記入しファックスで。
8月12日(金)締め切り。
申込書はポルテクセンター君津のホームページからダウンロードできる。
申し込み等はポリテクセンター君津 訓練課(TEL0439-57-6313、FAX同57-6386)。