3議席へ14人立候補 他【新千葉新聞】

新千葉新聞2022年6月24日発行

3議席へ14人立候補

物価高、安全保障政策、掲載再生など争点に
参院選公示千葉選挙区 7月10日投開票

7月25日に任期満了に伴う第26回参議院議員通常選挙が22日に公示され、7月10日(日)投開票まで全国一斉に18日間にわたる選挙戦に突入した。
今選挙戦では、改選議席「選挙区75」「比例代表50」の合計125議席を目指し、選挙区367人、比例代表178人の計545人が立候補を届け出た。
内女性候補は181人で過去最多、比例代表の届出・受理されている政党は9、政治団体6の計15で、現行の非拘束名簿式が導入された平成12年以降、過去最多だった平成13年の14を上回った。
千葉選挙区(改選定数3)では今回改選を迎える現職3人のうち、2人が3選を目指しており(1人は立候補辞退)、新人2人を含み総勢14人(男性7、女性7)が届け出、過去最多だった平成元年の14人と並び混戦が予想されている。
現職で、自民党の猪口邦子氏(70、②)と、立憲民主党の小西洋之氏(50、②)はともに3選を目指している。
事務ン等の元栄太一郎氏(46、①)は出馬を辞退。
自民党は元栄氏の後継で元県議の臼井正一氏(47)とともに2議席堅守を目指す。
公明党は千葉選挙区では自民の2氏を推薦し、比例区に力を結集する自公連携を掲げている。
各候補、初日は千葉市内で出陣式や第1声を行い、「円安・物価高対策、安全保障政策、憲法改正、コロナ禍からの「経済再生」とうとう様々な課題を訴え、個々のマニフェストを掲げた後、人口の多い地域に移動して支持拡大を呼び掛けた。
県選管が発表した6月21日現在の選挙人名簿登録者数は、528万4351人で、前科・令和元年度の参院選時から1763人の増。
地元木更津市は11万③031人で前回より334人増、君津市は70876人で1902人減、富津市は37476人で1757人減、袖ケ浦市は54044人で1042人増。
県警本部は公示前の16日、県警本部と県内39署に、総勢233人体制による「選挙違反取締本部」を設置しており、公正な選挙の実現に向け、違反の取り締まりや選挙運動の自由の確保などに向けた活動を展開している。
前回のさんいんせんでは、▽文書掲示違反、▽ポスターを「破るなどの公職選挙法違反等の検挙が2件、警告が122件あった。
地元各市の選挙管理委員会では、公示日未定時期からポスター掲示板の設置などを行っており、万全の体制を整えてきた。
参院選千葉選挙区の投票率は、3年前の前回は45.28%m前々回の平成28年(2016)は52.02%だった。
千葉選挙区の立候補者は次の通り。(届け出順・敬称略)
▽猪口邦子(いのぐちくにこ、70、自民現・公明推、②)
▽七海ひろこ(ななみひろこ、37、諸派新)
▽臼井正一(うすいしょういち、47、自民新・公明推)
▽渡辺晋宏(わたなべくにひろ、36、N党新)
▽記内恵(きないめぐみ、47、諸派新)
▽椎名亮太(しいなりょうた、37、諸派新)
▽小西洋之(こにしひろゆき、50、立民現②)
▽中村典子(なかむらのりこ、44、N党新)
▽磯部裕和(いそべひろかず、40、国民新)
▽梓まり(あずさまり、51、諸派新)
▽斉藤和子(さいとうかずこ、47、共産新)
▽佐野正人(さのまさと、54、維新新)
▽須田良(すだりょう、30、N党新)
▽宇田桜子(うださくらこ、41、諸派新)

街の元気と未来をつなぐ

木更津みなとぐちアートプロジェクト
鎌足小学校3、4年生  幟旗をつくろう

木更津市の市制施行80周年記念協賛事業《木更津みなとぐちアートプロジェクト2022》実行委員会(会長・廣部昌弘教育長)主催、第2回「出前ワークショップ」が22日、市立鎌足小学校(校長・泉隆史、児童数88人)で開催された。
これは、木更津駅周辺の中心市街地「みなと口(西口)」で、みなとまち木更津の持つ歴史や文化、地域資源に触れ、そこから「木更津らしさ」をイメージした作品を、現代アート作家(アーティスト)と、市民とともに制作し(ワークショップ)、その作品を一堂に展示・公開する取り組み。
総合ディレクターは風戸重利氏(スリーシーファミリア(株)代表取締役)。
鎌足小学校では、3・4年生(児童24人)が参加、講師は美術家で千葉大学教授の加藤修氏(63)。
テーマは「旗をつくろう~町の元気と未来をつなぐ旗~」。
同規格は、町の活性向上を期待し、駅前(西口)から始まる商店街アーケードの約200メートルに幟旗を設置するため、その幟旗を作成するもの。
幟旗の上半分には、自然に恵まれたキアラ図師のめーじカラーとして「ターコイズブルー」を配置し、下半分には児童一人ひとりが作成した作品の旗(縦150センチ×横60センチ)を取り付ける。
同校児童達が作成した作品は、子ども達が学校で生き生きと活動する姿を再現して布上に横たわり、そのポーズをチョークで写し取って、自由に色付けを行った。
色付けでは刷毛の使い方を工夫したり、色を混ぜたり、自分の拳に絵の具をつけてタッチペインティングを楽しんでいた。
泉校長や同ワークショップ参加を熱望していた同校教務主任で図画担当の佐久間明子教諭は、「木更津市の80周年記念行事に参加でき、子どもたちはいい思い出・体験になりました。改めて子どもたちの創造力の豊かさに感心します」などと喜びを表していた。
この日描かれた幟旗は同校被疑者会ボランティアの協力を得て縫製される。
児童たちのシルエットを直接用いた作品は、~木更津の海風にはためき、街作りに主体的に関わった実感を、子どもたちの視覚に強く残すとともに、そのポーズからは、この街で生活するすべての住民が必ず体験したことのある思い出と重なり、この街で得たこれまでの記憶と向き合いことにるながる~などと期待が込められている。
このワークショップは6月7日の真舟小を皮切りに開催され、今後も市内の小中学校及びy通王公民館を会場に、国内外で活躍するトップアーティストを講師に迎え、児童・生徒・市民などとともに「考える・つくる・見せる」等を学びながら、自らの想いを託した作品を作り上げる。
ワークショップで制作した作品、及び講師アーティストの作品展示は、今年11月17日(木)~12月4日(日)まで行われる。
会場はスパークルシティ木更津(木更津駅前)、JR木更津駅、寺院、各店舗など約20か所を予定。

窪田桐子さん波岡中2年が準優勝

将棋大会県予選 児童3人も優勝等

日本将棋連盟千葉県支部連合会主催、「第21回全国小学校将棋大会『倉敷王将戦』千葉県予選」と「第43回中学生選抜将棋選手権千葉県予選」が今月12日、千葉市内の私立弁天小学校体育館で開催された。
君津地域関係では、「中学選抜」で窪田桐子さん(木更津市立波岡中学校2年生)が県代表にもう一歩の準優勝に輝いたほか、「倉敷王将戦」で児童3人が優勝・準優勝を果たした。
結果は次の通り。

4市9人感染

県内では526人

県によると、君津地位k知恵22日(水)、新型コロナウイルスの新規感染者が計9人確認された。
内訳は、木更津市が4人、君津市3人、袖ケ浦市2人、富津市0人。
富津市で感染者が確認されなかったのは3日連続。
1週間前の水曜日・15日と比較した増減人数は、木更津市が5人減、君津市1人増、富津市7人減、袖ケ浦市1人増、地域総数10人減。
同日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が8709人、君津市4407人、袖ケ浦市4297人に増えた。
富津市2064人は変わらない。
県内では同日、526人の感染が新たに判明。
感染者数は前週の水曜日(504人)から22人増え、5日連続で前週の同じ曜日を上回った。
新たなクラスター(感染者集)はなかった。

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