「ど根性栽培」で地方創生 他【新千葉新聞】
- 2022/6/23
- ニュース
新千葉新聞2022年6月23日発行
「ど根性栽培」で地方創生
全国産地シンポジウム7月1日、2日
アカデミアホール ブルーベリーin木更津
木更津市制施行80周年記念事業~第22回全国産地シンポジウム《2022ブルーベリーin木更津》~が、7月1日(金)~2日(土)かずさアカデミアホールで開催される。
大会テーマは、『ど根性栽培』で地方創生!木更津から全国へ!!。
第12回大会(2006年)以来2回目の木更津市開催。
主催は、一般社団法人日本ブルーベリー協会、2022ブルーベリーin木更津大会実行委員会(両会会長・江澤貞雄)。
初日は午前11時から受け付け、オープニングは富来田小学校児童によるブルーベリーの歌「青い鈴の音」の合唱が披露される。
正午からの開会式に続き、シンポジウムを開催。
▽特別公演は、渡辺芳邦市長を講師に迎え、演題は「オーガニックシティと木更津三ブルーベリー」。
▽基調講演は齋藤紀子千葉商科大学人間社会学部准教授、演題は「『ど根性栽培」によるブルーベリー観光農園事業がめざす地域活性化」。
30分間の休憩を挟み、「パネルディスカッション」。
パネリストは、
▽飯田喜代子さん(ブルーベリーのらり・くらり)「農福連携で地域貢献と商工賃の実現」
▽鈴木秀雄氏(フルーツ街道夢能城園主)「後継者、夢をつなぐ観光農園」
▽和泉知巳氏((株)アークス、キングフィールズゴルフクラブ経理部長)「名門ゴルフ場にブルーベリー1000本 安全安心おいしいブルーベリーをお客様へ」
▽金濱史典氏「ブルーベリーで新規就農・夢のセカンドライフ」。
など、ブルーベリー栽培を核としたさまざまな実践活動が報告される。
コーディネーターは瀬沼健太郎(木更津市産業創業支援センターらづ‐Biz所長)。
2日目は、木更津市内の11のブルーベリー園を大型バス3台で巡る「産地見学」が行われる(参加費5000円)。
また初日は午前10時から、アカデミアホール・ロビーで、市内11のブルーベリー園などによる木更津名産品やブルーベリー商品の紹介・販売等も行われるため、多くの来場を歓迎している(事前申し込み不要、入場無料)。
シンポジウムの参加費は県内一般は3000円、県外一般は7000円。
申込、問い合わせは、木更津市農林水産課・同大会事務局TEL0438-23-8445、FAX0438-23-0075。
田中幸子副市長を再任
「きみさらず聖苑」の指定管理者など
木更津市議会6月定例会 全案可決し閉会
木更津市議会6月定例会(6月2日招集)22日、最終本会議を開き、当初上程の18議案と追加議案1件等、計19議案を全原案通り可決・同意して、21日間にわたる日程を終え閉会した。
審議されたのは副市長の選任、専決処分の承認、補正予算(2件)、固定資産評価審査委員会委員の選任、人権擁護委員候補者の推薦(3件)、条例の一部改正(4件)などのほか、追加上程の一般会計補正予算(第2号)計19件。
陳情が3件。
任期満了に伴う副市長の選任では、4年前の2018年の市議会6月定例会で選任され現在1期目の田中幸子副市長(63、新田)の再任に同意した。
田中副市長は元同市福祉部長。
追加の一般会計補正予算(第2号)では、「コロナ禍における『原油価格・物価高騰等総合緊急対策』」への対応事業として、物価高騰等の影響を受ける生活者や事業者の負担軽減を図るため、歳入歳出予算の総額にそれぞれ5億5135万④千円を追加し、予算の総額を531億5692万6千円とした。
また、君津地域4市が共同して整備する火葬場「きみさらず聖苑」(木更津市大久保843‐1)の供用開始に伴う指定管理者の指定では、かずさまごころサービス(株)(代表取締役・白川裕康、木更津市潮見3-13-2)に管理を行わせることを決定した。
指定の基幹は令和4年12月1日から令和20年3月31日まで。
また、君津地域の3市(君津市、富津市、袖ケ浦市)と木更津市との間における火葬場に関する事務の委託について、規約を制定する協議をそれぞれの市と行う議案(3件)を可決した。
次に、「製造請負契約の締結」では、木更津市消防本部に導入する「救助工作車」整備事業で、櫻護謨(株)(取締役社長・中村浩士、東京都渋谷区)と、契約金額1億8999万2千円(消費税及び地方消費税含む)での契約締結を可決した。
契約の方法は指名競争入札。
車両概要は、シングルワイドキャブオーバー型、5.5トン車級増トン、MT車、4WD。
乗車定員5人、エンジン型式はディーゼルターボエンジン、最高出力188kw(240ps)、ぎ装はウインチ付き、クレーン付き。
人事案件では、「木更津市固定資産評価審査委員会委員」について、齋藤栄一氏(60、金田東)の新任に同意、「人権擁護委員」推選に、藤森けい子氏(71、八幡台)の再任、佐久間克美氏(68、高柳)の再任、安藤順子氏(55、中里)の新任に同意した。
継続して良い大会を
渡辺芳邦市長も出場し、みごと完走
木更津大会総括 トライアスロン結果
総距離51.5キロの鉄人レース『2022木更津トライアスロン大会』が19日(日)、陸上自衛隊木更津駐屯地と木更津港内港を舞台に、3年ぶりに開催され、盛会裏に終了した。(一部既報)
翌20日の木更津定例記者会見上で、自らも出場し、完走した渡辺芳邦市長は、多くのボランティアをはじめ支援団体の理解と協力に感謝するとともに今後も継続してより良い大会が開催咳るよう努めるなどと御礼の言葉を述べた。
主催の木更津トライアスロン大会実行委員会(会長・田中幸子副市長)では21日、同大会の結果概要を発表した。
概要は次の通り。
◎種目(募集人員)
▽オリンピックディスタンス(1500人)=966人(男子896人、女子70人がエントリー、出走者は890人(男子827人、女子63人)、完走者は835人(男子776人、女子59人)、完走率93.8%
▽リレー(50組)=21組・60人がエントリー、出走者数は21組・60人、完走者数20組・⑤8人、完走率95.2%
◎全大会(2019)との比較
▽オリンピックディスタンスに前回は1063人が参加、今大会は173人減。
▽リレーに、前回は56組・161人が参加で、今大会は35組・101人の減。
◎気象条件(当日午前6時20分時点)
▽天候・曇り、水温(スイム地点)20.7℃、気温24.1℃、湿度81%、厚さ指数(WBGT)22.6、波ほぼなし、視界良好、風・南南西1.5メートル。
◎入賞者(表彰式なし)
《オリンピックディスタンス》
▽男子
①星大樹(1時間55分21秒、千葉県)
②平川太陽(東京都)
③大野剛(神奈川県)
▽女子
①平柳美月(2時間13分07秒、神奈川県)
②藤木美貴(千葉県)
③岩田文(埼玉県)
《リレー》
▽総合
①インドカレーサーラ(1時間59分13秒)
②海上自衛隊(男女混合・招待)
③ウォーターボーイズ
▽男女混合チーム
①青木家(2時間49分37秒)
富里のスイカを食べよう
木更津市中央 寛傳知「夕涼み会」
木更津市中央2-8-18、寛傳知(かんでんち)の駐車場(北片町児童遊園向かい)で「夕涼み会」~冨里のスイカを食べよう!~が今月25日(土)午後5時~同7時まで開かれる。
富里ふくろうプレーパークが協力。
食べたり、遊んだり体験したりして、楽しいひとときを過ごす。
すいか一切れ、おにぎり2個入り、おかず1品(筑前煮)、ピーナッツ味噌、スイーツ1品みんな100円。
からだを動かそう(マツケンサンバなど)、さをり織り体験でコースター作ろう300円など。
4市合計17人が感染
件21日発表コロナ 兼愛は417人
県によると、君津地域で21日(火)新型コロナウイルスの新規感染者が計17人確認された。
内訳は袖ケ浦市が8人、木更津市5人、君津市4人、富津市0人。
富津市で感染者が確認されなかったのは2日連続。
袖ケ浦市は今月4日(8人)以降、最も多い。
1週間前の火曜日・14日(木・10人、君・6人、富・袖各2人、地域総数・20人)と比較すると、袖ケ浦市のみ増え、他は減った。
増減人数は木更津市が5人減、君津市2人減、富津市2人減、袖ケ浦市6人増、地域総数3人減。
同日現在における地元各市の累積感染者数は、木更津市が8705人、君津市4404人、袖ケ浦市4295人に増えた。
富津市2064人は変わらない。
千葉県内では同日、417人の感染が新たに判明した。
感染者数は前週の火曜日(350人)から67人増え、4日連続で前週の同じ曜日を上回った。
新たなクラスター(感染者集団)は3件発生した。
地元の高校生が大活躍
功成績上げる 関東高校大会県予選
「令和4年度関東高校大会千葉予選」がこのほど行われ、君津地域からも剣道・柔道・ソフトテニス・卓球・ボクシング・新体操競技に多数が出場し、「関東大会」出場目指して熱い戦いを展開した。
剣道の女子団体では翔凜が初優勝を果たした。
「関東大会」では予選を勝ち上がった精鋭が競うなか、ソフトテニスの男子団体で木更津総合が3年ぶり6度目の優勝を決めた。
地元校(選手)の成績は次の通り。
(続)