正々堂々、力の限り 他【新千葉新聞】
- 2022/5/20
- ニュース
新千葉新聞2022年5月20日発行
正々堂々、力の限り
第40回FTS少年剣道大会を開催
富津市教育委員会 少年剣士が熱戦展開
富津市教育委員会主催、富津市スポーツ協会剣道専門部主管「第40回FTS少年剣道大会」が15日(日)富津市総合社会体育館で開催された。
同大会には君津地域4市から、小学生108人(男子79人、女子29人)、中学生188人(男子113人、女子75人)m合計296人が参加した。
長引くコロナ禍で同大会は3年ぶりの開催。
当日は『富津市体育施設利用ガイドライン』に則り、三密を避けるため、午前中に小学生ぼぬ、午後・中学生の部と、2部制で実施した。
午前9時30分からの開会式には、主催者・岡根茂教育長、来賓として高橋恭市市長、スポーツ推進委員連絡協議会代表などが出席して、「きょうは、過去2年間、コロナで大会開催がなく、出場が叶わなかった先輩の分まで頑張ってください」などと激励した。
競技(小泉正子審判長)は、1回戦~準々決勝まで2分館、準決勝・決勝は3分、延長は無制限で1本勝負。
アリーナには、選手・審判員・補助役員のみ入場可。
2階の観客席は密を避け間隔を保っての観戦協力を願った。
試合結果は次の通り。
設立45周年記念行事も
木更津法人会女性部会 通常総会を開催
公益社団法人木更津法人会女性部会(部会長・能城京子)の令和4年度「第45回通常総会」が17日(火)東京ベイプラザホテル(木更津市)で開催された。
担当は、富津南・北支部。
昨年の令和3年度の総会は、役員の実の出席で実施されたが、今年度は、新型コロナの感染対策に配慮した上で、部会員が出席して開かれた。
総会では、議案の令和3年度事業報告、令和3年度収支決算報告、監査報告、令和4年度事業計画m令和4年度予算、令和4年度役員一部改選の5議案が提出され、全案原案通り承認された。
同女性会は、税知識の普及啓蒙に務め、税に関する絵ハガキコンクールの実施や、税を考える週間街頭キャンペーンへの参加、全国女性フォーラムへの参加、税制セミナーへの参加、部会員企業のe-Tax利用促進の協力-を令和4年度の実施計画にあげている。
また、女性部会設立45周年の節目を迎えるための記念行事として、地域syかい貢献事業を実施予定としている。
同部会の各支部長は次の通り。
▽木更津第一支部長=金子由美子
▽同2支部長=坂口志奈
▽君津支部長=森永智子
▽上総支部長=堀内敦子
▽富津南支部長=高梨三千代
▽富津北支部長=山田美津子
(敬称略)
2月21日と22日に実施
県教育委員会 来年の県立高校入試
千葉県教育委員会は18日、定例の教育委員会会議を開き、2023年度の建立高校入試(来年4月入学)を、2月21にちと22日に実施すると決定した。
豪快発表は3月3日。
初日の21日には、国語・数学・英語、2日目の22日には、理科・社会と、面接や作文など各高校が定める独自試験を行う。
インフルエンザなどで受験できなかった生徒の追検査は、3月1日に行い、新型コロナウイルスに感染し受験できなかった場合の「新型コロナ特例検査」は、今後の感染状況を踏まえ、検討するとしている。
また、県立千葉中学校(千葉市中央区)と東葛飾中学校(柏市)でウェブ出願の導入を検討している。
ウェブ出願の導入可否は8月ごろ判断する予定。
県教委によると、県内の市立高の試験も同様の日程で行う。
建立中学校の入試は1次検査を12月10日、2次検査を来年1月24日にそれぞれ行い、1月31日に合格発表。
4市合計64人感染
県18日発表コロナ 県内1047人
県によると、君津地域で18日(水)、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で27人、君津市2人、袖ケ浦市15人、3市合わせて64人確認された。
富津市はいなかった。
富津市の感染者ゼロは今年1月13日以来で、約4か月ぶり。
君津市は今月最も多く、20人を上回るのは11日以来で7日ぶりとなる。
1週間前の水曜日・11日(木・40人、君・20人、富・10人、袖・30人、地域総数・100人)と比較すると、君津市のみ増え、他は減った。
同現人数は、木更津市が13人減、君津市2人増、富津市10人減、袖ケ浦市15人減、地域総数36人減。
袖ケ浦市ではクラスター(感染者集団)が発生。
県立槇の実特別支援学校で計16人(従事者5人、利用者11人)が感染した。
18日現在における累積感染者数は、木更津市が8162人、君津市4115人、袖ケ浦市3934人に増えた。
富津市は1928人から変わらない。
千葉県内では同日、1人の死亡と1047人の感染が新たに判明。
感染者が1000人を超えたのは15日以来で、前週の水曜日(1372人)から325人げんしょうした。
新規クラスター(感染者集団)は5件。
バラの香りに包まれて
東京ドイツ村 バラ園が見頃になる
風邪が運ぶ初夏の絶景~東京ドイツ村(袖ケ浦市永吉419)のローズガーデンが今、見頃を迎えている。
入場ゲートをくぐってすぐのローズガーデンでは、250品種3000本のバラが華やかに咲いている。
ロマンチックな香りに誘われて、つるバラのアーチをくぐると、円形に広がるローズガーデンには、濃厚な甘い香りの「クイーンエリザベス」や、すっきりとした甘い香りの「バイオリーナ」をはじめとしたピンク色のバラが広がる。
また、情熱的な赤の「アンダルシアン」、黄色と赤のグラデーションが美しい「リオサンバ」など、彩り豊かなバラが迎えてくれる。
このほか、「ミスターリンカーン」などの様々な種類のバラが、美しく咲き誇る。
バラの花屋かな甘い香りには、リラックスと幸福感を与える効果があるという。
見頃は今月上旬から6月上旬。
また、入場後すぐ目の前にほろがるフラワーガーデンでは、3万株、40万輪の「ひなげし」が見頃を迎えている。
品種は「シャーレーダブル」。
つぼみの時には、首を重く下げている「ひなげし」だが、花が咲く前には上を向き、赤、橙、黄色などのきれいな花を咲かせる。
見頃は、5月中旬~6月中旬。
今年は好天に恵まれ、例年より早く、見頃を迎えている。
開花時期は天候により変動するため、詳細の問い合わせは、東京ドイツ村TEL0438-60-551、担当=古神子・武田・古藤田さんまで。
社説
KIFA31年目スタート
木更津市国際交流協会(以下KIFA)は、木更津市はアメリカ・オーシャンサイド市と姉妹都市締結をした翌年、1991年(平成3年)に会員200人超、石川昌氏を会長として設立され、昨年創立30周年を迎えた。
節目を祝う記念式典にはオーシャンサイド市代表などを招き、様々なイベントを企画していたが、コロナ禍の折、中止とした。
しかし今年度、創立31年目は新会長のもと、法人・団体27、個人会員300人で新たな一歩を踏みだしている。
2022年3月末現在、木更津市の外国人市民は57か国の2614人が登録、10年間でやく1.7ばいに増加している。
今後も増加が見込まれており外国人市民が安心して暮らし、働くことができる多文化共生社会の地域づくりが求められている。
同協会規約2条「目的」では、~市民を主体とする幅広い分野での国際交流活動を推進し、地域社会における国際理解を増進するとともに、世界の平和と繁栄に貢献すること~が謳われている。
昨今の世界情勢は、約3年前からの新型コロナウイルスの感染拡大に始まり、今年2月のロシアによるウクライナ侵攻により、国際社会の対ロシア経済抑圧等で全世界に経済不安が広がっており、背愛平和への願いはどんどん遠くなっている。
先の見えないコロナ禍にあって、市井の一画から、一国民として、ウクライナに対し、何が?どんな支援ができるか?を考えても答えは見つからないが、国際交流協会などの草の根活動が各地でさらに広がればきっと大きな力となる。
KIFAの今年度事業計画でも
▽オンラインを活用した事業展開
▽異文化理解を深めるための語学学習
▽ホームステイの受入れ等々
コロナ感染防止対策を講じつつ、創意工夫を図り、会員一同、市民や地域住民などが思いを一つに行動することで、理解が深まっていくはず。
KIFAの更なる発展に期待したい。