4月末まで宝家で食べられる「木更津・海と森のハーモニーカレー」にっぽんの宝物JAPANグランプリ2021-2022社会メッセージ部門準グランプリ受賞

創業125年老舗×海を守る漁師×森を守る人四重奏の味変シーフードカレーが完成しました。

木更津市の老舗和食料理店「宝家」は「木更津・海と森のハーモニーカレー」を4/2(土)より4月30日(土)まで、宝家にて販売中です。
明治30(1897)年創業の宝家はお客様に地域の魅力を感じていただく為、土地の食材を積極的に取り入れ地域密着型メニュー開発に挑戦してきました。

宝家の詳しい場所はこちら ↓

今回は「木更津産の貝を守りたい漁師石川金衛(イボキサゴ提供)」、「はちみつで森の再生を進める養蜂農園ONEDROPFARM(はちみつ提供)」、「規格外りんごの利活用に挑戦する飲食店Adam’sawesomePIE(規格外りんごのチャツネ提供)」とのコラボチームに特別協力者として「木更津の地域活性化に協力する厚生水産(規格外の車海老提供)」を迎え、海の恵みを活かした地球にに優しい「四重奏(ハーモニー)」のような味変が味わえるカレーが完成致しました。

はちみつであさりの旨味を引き出し、あさりの稚貝を食べてしまうイボキサゴを悪者扱いせずこの貝の出汁で風味をつけ、車海老の出汁でまろやかさを追加して仕上げたシーフードカレーです。
途中でチャツネを加えることで味の変化が楽しめ、海と森のハーモニーが実現致します。

「木更津・海と森のハーモニーカレー」は「にっぽんの宝物グランプリ」の地方大会「圏央道の宝物グランプリ」「SDGs部門」で準グランプリに輝き、2022年2月東京日比谷ミッドタウンで開催されました「にっぽんの宝物JAPANグランプリ2021-2022」の「社会メッセージ部門」で準グランプリを受賞致しました。
にっぽんの宝物プロジェクトは自治体や金融機関などが連携して商品開発や販売支援を行う企画で、2021年度は1086社が地方セミナーに参加し、地方大会を勝ち上がってきた76社54組がジャパングランプリを競い合いました。

写真:にっぽんの宝物事務局提供

【商品概要】

名称:海と森のハーモニーカレー
売価:1,650円(税込)

【あさりの漁獲量の減少とイボキサゴ】

宝家は木更津の豊かな海と共に125年お店を続けさせて頂いています。
しかし木更津の名物、あさりの漁獲量は15年で3000t以上減少しています。
その一因が「イボキサゴ」による食害被害です。

【アサリサイクル】

「イボキサゴの寿命は3年」。
東邦大学風呂田元教授などによる研究から「イボキサゴを減らし、あさりの稚貝を保護するサイクルを3年間継続すること」が正常化につながるとわかりました。
イボキサゴを悪者として終わらせず市内飲食店等で食べて消費することで漁師の収入増に繋げ、あさりの稚貝保護・漁獲増に繋げる活動を始めています。
アサリサイクルのその先として、リサイクルにも配慮し使用したあさり・イボキサゴの殻は粉砕して「養鶏の飼料」「道路等の原料」として再利用する持続可能な取り組みにも発展していっています。

「木更津・海と森のハーモニーカレー」

コラボチーム
・宝家
・遠浅浜水産経済研究会
・ONE DROP FARM
・Adam’sawesomePIE

【宝家】

「未来へ繋ぐ責任」
木更津の老舗飲食店として、イボキサゴの利活用・あさりの稚貝保護を推進できる「海と森のハーモニーカレー」を副料理長千吉良昌礼が仕上げさせていただきました。
お一人でも多くの方にこの味とアサリサイクルを知って頂くこと、そしてこの活動が木更津から全国へ広がっていくことが、同じような状況にある各地域の一助にもなると考えています。
宝家は、名物「あさりカレー」の商品力アップ・レトルトカレー化を検討する中でらづBizからイボキサゴ活用の提案を受け完成したのが「宝家名物あさりカレー」です。
2021年末の発売以降たびたび売り切れる、木更津名物の人気商品となり、木更津市のふるさと納税返礼品にも選ばれています。
そのカレーを元にパワーアップしたものが「海と森のハーモニーカレー」です。

【遠浅浜水産経済研究会石川金衛】

「海を守る」
木更津金田で漁師の所得向上と安定化を目指し活動をしています。イボキサゴは縄文時代から「出汁」として使用されていた「最古の調味料」「縄文グルメ」として注目を集め、千葉県の新たな名物となるよう千葉市、木更津市の飲食店での利活用が進んでいます。
このイボキサゴの出汁は「濃縮だし」としても商品化もされています。

【ONEDROPFARM豊増洋右】

「養蜂で里山を再生」
「養蜂で里山を再生する」を合い言葉に、市原市ではちみつと有機野菜の生産を行っています。
森に咲くさまざまな花の蜜「百花蜜」はまさに森の香り。
自然のままの風味、非加熱の天然はちみつは、市原市のふるさと納税返礼品としても人気。
最近では燻製蜂蜜「燻(けむり)の記憶」、美味しいスイーツ「はちみつバウム」等の新商品も大変人気です。
宝家は、自店人気メニュー「花味たれかつ丼」でも天然百花蜜はちみつを使用していた豊増氏にあさりカレーの商品力アップを相談する中で「はちみつであさりの旨味を引き出す」ことができることを知りました。
あさりカレーにはちみつを使用することから、今回の四重奏が始まりました。
絡みの先に感じる甘みと旨味を是非ともお試しください。

【Adam’sawesomePIE根津祐太郎】

「味のマエストロ」
長野県の信州りんごを初めて東京に卸した青果問屋「根津青果店」が営むダイニングカフェがAdam’sawesomePIEです。素材の味を最大限活かすというコンセプトでりんごに合わせたレシピで作るアップルパイは大変人気で、立川市のふるさと納税返礼品にも選ばれています。
宝家は、地方大会である圏央道の宝物グランプリSDGs部門で準グランプリに輝いて以降、味の更なる深みを追求していく中で「規格外りんごの利活用に挑戦する」根津氏へ「最高のチャツネ」の開発を依頼しました。
このチャツネでの味変がハーモニーカレーの四重奏の鍵となっています。

発売当日の4月2日には、記者会見が行われ、きさこんも参加いたしました。

宝家女将や専務の挨拶から始まり、メンバーのお話を詳しく聞くことが出来ました。
より分かりやすいようにと、すてきな動画も拝見しました。

宝家さんに動画を提供していただいたので、ご覧ください。

宝家で4月末まで食べる事の出来る「海と森のハーモニーカレー」は、ごはんとカレーが別盛で提供されます。
自分で、添えられている「秘伝の出汁オイル」や「チャツネ」をかけて味変を楽しみながら食べられるようになっています。

編集は少し辛く感じましたが、チャツネを混ぜるとまろやかになり、チャツネを混ぜていない場所と混ぜた場所とを交互に楽しむことも可能です。

今後は、現在販売中のアサリカレーのようにレトルト化を目指して、再調整していくとのことですので、販売開始されましたらおうちで食べるだけでなく、お土産などにも利用してみてはいかがでしょうか?

◆宝家

住所:木更津市中央2-3-4
電話:0438-22-3765
定休日:月曜日

【営業時間】
平日11:30-14:00
17:00-22:00(L.O.20:30)
日曜・祝祭日11:30-14:30
17:00-21:00(L.O.20:00)

→ 宝家公式HP

→ 宝家Facebookページ

→ 宝家公式Instagram
  @takaraya1897

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