電話de詐欺被害を防ぐ 他【新千葉新聞】
- 2022/3/13
- ニュース
新千葉新聞2022年3月13日発行
電話de詐欺被害を防ぐ
息子を名乗る男から200万円請求される
木更津警察署 巌根郵便局員に感謝状
木更津警察署(署長・宮下雅美)は11日、巌根郵便局(局長・白石和義)の窓口係局員、伊田萌美さん(33)に、電話de詐欺被害を未然に防いだとして署長などが同局を訪問して、感謝状を贈呈した。
これは1月26日(水)午後3時ごろ来店した市内居住の女性(70歳代)が、高額(200万円)な現金の引き出しを求めたことから、伊田さんが使途を尋ねたところ、最初は2冊の通帳を1冊にまとめるためと話したが、詳しく話すうちに「息子が書類を紛失してしまったので200万円が必要になった。用意しなければいけない」などとの返事に、電話de詐欺を疑い、女性に詐欺であることを伝え、説得するとともに、白石局長など局員と連携し110番通報、木更津署等の協力を得て、被害を未然に防いだもの。
伊田さんは、「最初は電話を信じていたが、顔見知りの方でしたので、こちらの話も聞いてくれて、息子さんとも連絡が取れて女性も納得してくれ、お客様を守ることができ、本当に良かった」などと話していた。
宮下署長も、「日ごろからの、お客様とのコミュニケーションづくりが功を奏し、お客様の大切な財産を守るという被害防止意識の高さのお陰」と感謝した。
同局はこれまでも数回にわたり感謝状受章などの経歴があり、地域住民衣とっては安心・安全、なくてはならない大切な郵便局として親しまれている。
昨年(令和3年)1年間、木更津署管内では37件(前年比10件増)、約4600万円(前年比2000万円増)の被害が報告されているが、金融機関や市民などの協力で未然に防いだ事案も多いという。
今年は2月末現在で2件・150万円の被害が発生している。
南清の里山づくりに尽力
南清小学校 尾高康雄氏に感謝状
木更津市立南清小学校(学校長・小倉敏幸、児童数・415人)では9日(水)、学校教育目標の基盤である「南清の里を愛する心」をはぐぐむ一環として、山林を「里山」として提供し、地域の子ども達の学習や憩いの場として環境整備に尽力してくれた尾高康雄氏に感謝状を贈呈した。
尾高氏は、令和元年度から山林を提供し、木々の間を結んだ実父ラインや伐採した丸太を使った遊具・自然の斜面を活用した滑り台など様々なフィールドアスレチックづくりに尽力された。
里山では、毎年、南清小学校の6年生が中心となり、総合的な学習の時間を使って、環境について考えながら、環境整備に取り組むとともに、理科や図工などの強化学習においても楽しみながら活動するよき場となっている。
同氏は「今後は、更に学びや憩いの場となるよう地域の方々の協力をいただき、子ども達だけでなく地域の方々の憩いの場として大いに活用してもらいたい」と話している。
木更津と富津でクラスター
県によると、君津地域で11日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で54人、君津市28人、袖ケ浦市26人、富津市7人、4市合わせて115人確認された。
また、クラスター(感染者集団)も木更津市と富津市で各1件発生した。
1週間前の4日(木・62人、君・18人、富・7人、袖・12人、地域総数・99人)と比べると、木更津市は8人減り、袖ケ浦市は14人、君津市は10人、地域総数は16人いずれも増えた。
富津市は変わらない。
クラスターは富津市が「特別養護老人ホーム 金谷の里」で28人、木更津市は高齢者施設「セントケア木更津 ショートステイ」で22人確認された。
富津市は、20歳代男性市職員1人(市外居住)の感染を発表。
他の職員に濃厚接触者はおらず、市役所は津城通り業務を継続する。
同日現在における4市の累計感染者数は、kしあらづ氏が5256人、君津市2697人、富津市1299人、袖ケ浦市2321人に。
県内では同日、3344人の感染と14人の死亡が新たに判明。
新規クラスターは計13件発生した。
6月トライアスロン大会
陸自木更津駐屯地で開催 エントリーを開始
陸上自衛隊木更津駐屯地(木更津市吾妻)で6月19日(日)に開催される、「2022木更津トライアスロン大会」のエントリー(参加申し込み)受け付けが、あす14日(月)から大会公式サイトでスタートする。
木更津トライアスロン大会は、同駐屯地の広大な滑走路を自転車、ランニングで駆けることができる大会。
今回は、予防対策ガイドラインを策定し、万全な新型コロナウイルス感染症対策をとって実施される。
これに関連して競技種目をオリンピックディスタンスのみ(リレーあり)とするなど、例年の大会から変更される。
主催は木更津トライアスロン大会実行委員会(構成団体=千葉県トライアスロン連合<CTU>、木更津市、木更津市スポーツ協会、木更津市観光協会、かずさ青年会議所、セロトーレ株式会社)。
零年大会との主な変更点は、
▽新型コロナウイルス感染症予防対策ガイドラインの策定
▽競技種目をオリンピックディスタンスのみとする。※リレー種目あり
▽館山あかしおトライアスロン大会(5月29日<日>開催)との連携。※両大会への孟子も出参加料割引や特別表彰あり
▽選手やスタッフの入場時の検温や体調管理の徹底、ソーシャルディスタンスの確保
▽出展ブースの取り止め
競技は
①オリンピックディスタンス<JTU会員※JTUとは(公社)日本トライアスロン連合の略称>
②オリンピックディスタンス<JTU非会員>
③タテトラ×木更津Wオリンピックディスタンス<JTU会員のみ>
④リレー(オリンピックディスタンス)
‐ の4種目。
参加料は
①23000円
②25000円
③42000円
④30000円
距離は全種目共通で、スイム1.5キロ、バイク40キロ、ラン10キロ。
参加資格はオリンピックディスタンスがJTU会員、JTU非会員共に18歳以上(今年12月31日現在。高校生は不可)、リレーが平成19年4月1日以前生まれ。
いずれも18歳未満は保護者の同意が必要。
定員はオリンピックディスタンスが3種目合計で1500人、リレーが50組。
※ふるさと納税枠もあり(上限50人)。
エントリー受付期間は4月30日(土)まで。
詳細は大会公式サイトで確認をしてほしいとのこと。
問い合わせは木更津市役所スポーツ推進係(TEL0438-23-5328、担当・三嶋さん、鈴木さん)へ。
大会公式サイト
https://kisarazu-tri.com/