オスプレイが岩国に到着 他【新千葉新聞】
- 2022/2/26
- ニュース
新千葉新聞2022年2月26日発行
オスプレイが岩国に到着
米国から海上輸送 木更津には3月上旬以降
木更津市は24日、陸上自衛隊木更津駐屯地に暫定配備される8、9機目の輸送機V-22 オスプレイ2機が海上輸送のため、2月6日の週に米国を出港し、同23日に、米軍岩国飛行場(山口県岩国市)に到着したと、発表した。
防衛相北関東防衛局から同市に情報提供があったもの。
それによると、岩国飛行場では、米側の要員により、輸送のために施されていた保護処置の解除、飛行前点検・整備、試験飛行等が1機ずつ実施される。
岩国飛行場における作業は、通常1機当たり約2週間程度が見込まれており、作業が終了した機体は順次、1機ずつ木更津駐屯地に米側の要員によって輸送される。
8機目の期待の輸送時期については、現時点では、2月上旬以降を見込んでいるとのことで、確定した段階で改めて知らせるとしている。
自宅療養中の人への支援に
大塚製薬(株)が木更津市へ 飲料35ケース寄贈
小塚製薬(株)千葉出張所(所長・黒崎博)は今月15日、新型コロナウイルス感染症対策として、木更津市が独自に行っている自宅療養中の人への支援に役立ててほしいと、飲料35ケース(840本)、114120円相当)を寄贈した。
アルミ缶回収
岩根西中学校生徒
(一部既報)木更津市立岩根西中学校の生徒たちは、アルミ缶回収を行い、10日、木更津市役所朝日庁舎を訪れ、日本赤十字で実施している「トンガ太洋州噴火津波救助救援金」にと、その収益金・5060円を寄付した。
季節やテーマ毎に工夫
イオンモール木更津 写真展~らづメモリー
木更津市の令和3年度新規採用職員45人の企画・主催「写真展~らづメモリー~」が25日~3月4日(金)まで、イオンモール木更津2階特設会場(ドラキッズ横)で開催されている。
開場時間は全日午前10時~午後6時まで。
木更津市では、新規採用職員(以下新採職員)研修の一環として、同職員たちが自ら企画・主催するイベント事業を27年から実施しており今年度で7回目。
今年度は長引くコロナ禍で過去6回とは異なる形で、「市民の皆さんに喜んでもらえるものを」との思い出企画。
昨年12月から、職種や科の垣根を越えて準備を進めてきた。
初日に来場した買い物途中の女性や、市内に住む男性は、「店のインフォメーションで偶然この企画を見つけた」といい、「知らないところばかりでした。こんなきれいなところがあるんですね。今度行ってみます」などと話していた。
同展の約300点の写真は、「鎌足」「金田」「富来田」「木更津」「岩根」などの地区毎や、「うまいもの」「コスモス」「アクアライン」など季節やテーマ毎に工夫を凝らして展示されている。
「皆さんのお気に入りの場所を見つけてほしい」などと、感染防止に配慮して、多くの来場を歓迎している。
同展の問い合わせは市役所・職員課TEL0438-23-7467。
1~3級に18人合格
木更津商工会議所 珠算能力検定試験
日本商工会議所、木更津商工会議所主催、「第224回珠算能力検定試験(1~3級)」がこのほど木更津商工会館で行われ、木更津珠算連盟所属の児童・生徒などが受験、18人が合格した。
合格者は次の通り。
()は年齢と所属塾。
4市計139人コロナ感染
県内は4058人
県によると、君津地域では24日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で59人、君津市34人、富津市24人、袖ケ浦市22人、4市合わせて139人確認された。
君津市の30人台、富津市の20人台は何れも4日ぶり。
1週間前の17日(木・95人、君・32人、富・20人、袖・47人)と比べると、木更津市と袖ケ浦市は減り、君津市と富津市は増えた。
富津市は市職員1人の感染を発表した。
感染者は市内居住の30歳代男性。
他の職員に濃厚接触者はおらず、市役所は通常通り業務を継続する。
同日現在の累計感染者数は、木更津市が4360人、君津市2248人、富津市1114人、袖ケ浦市1900人に増えた。
県内では同日、4058人の感染と14人の死亡が新たに判明。
1日の感染者数が前週の同じ曜日を下回るのは5日連続。
高齢者施設などで計9件の新規クラスター確認。
日本のため、未来のために
税の作文・全国納税貯蓄組合連合会長賞
木更津第二中一年 佐藤桃花
小学6年生の社会の授業で、日本国憲法の学習の中で、税金について学びました。
税金とは、買い物や住民・社会の資産、いろいろな活動によって得た収入などに対してかけられる。
国や市が行う仕事の大半は、税金でまかなわれており、国民には、納税の義務があると、教わりました。
調べてみると、日本には、現在50種類の税金がありました。
その中で、小学校でも学んだ復興特別税についてくわしく調べてみました。
この復興特別税とは、2013年1月1日から2037年12月31日までの間、東日本大震災からの復旧・復興に役立てられるため、国民や企業が国に治める税のことをいいます。
私は、岩手県釜石市で生まれ、5才まで釜石で暮らしていました。
2011年3月11日におきた、東日本大震災の時、私は2才でした。
海岸付近にあった私の家も、父と母の実家も津波で流され、私たちは仮設住宅で3年間生活をしました。
当時のことを母に聞くと、震災の翌日には、自衛隊が入り、がれきの撤去作業が行われ、支援物資の配給もあり、とても助かったと言っていました。
この自衛隊の給料も税金でまかなわれています。
私が木更津に引っ越してきて、夏休みに岩手に帰省するたび、町の様子が変わっていきました。
仮設住宅がなくなっていたり、新しい道路が出来ていたり、土地がかさ上げされてそこに新しい住宅が建っていました。
仮設住宅に暮らしていた私のおじいちゃん、おばあちゃんも復興特別税からまかなわれている補助金の援助もあり、昨年新し家を建てました。
このように、復興特別税は、がれきの撤去や処理・仮設住宅の建設・道路や港湾の復旧に使われていることが分かりました。
また、企業や農林漁業の再建にも使われています。
私のおじいちゃんは漁業関係の仕事をしていて、かさ揚げされた釜石魚市場で今も元気に働いています。
今回税について調べるまで、国民は、税金を納める義務があるという事は知っていたけれど、税金の使われ方を深く考えたことはありませんでした。
しかしこんなにも身近に、税金で助けられていたことを知り、税金はみんなの生活がよりよくなるように使われていることが分かりました。
毎年全国で、自然災害が発生しています。
被災地のライフラインの復旧と、被災地域の活力ある再生を目指した復興を進めていくためにも、税金はとても重要だと思います。
国民一人一人が、税金を納めることは、日本のために、未来のためにつながっているということを理解してほしいです。
社説
木更津総合に選抜旗を授与
「第94回選抜高校野球大会」(毎日新聞社・日本高校野球連盟主催)は3月18日から13日間、阪神甲子園球場で開催される。
同大会に6年ぶり4回目の出場を決めている木更津総合高校(真板竜太郎校長)硬式野球部(青山茂雄部長、五島卓道監督、中西祐樹主将)に、開会式で使用される真紅の『選抜旗』の授与式と壮行会が21日、同校音楽ホールで行われた。
新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、生徒は各教室へのLIVE配信で参加、見守った。
選抜旗授与式には、毎日新聞千葉支局の長谷川豊支局長、県高校野球連盟の酒匂一揮会長、鈴木博史専務理事などが来校。
選抜旗が長谷川支局長から真板校長へ、真板校長から中西主将へ渡された。
酒匂会長は「第94回選抜高校野球大会への出場おめでとうございます。コロナ禍で苦しんでいる理場県民に、笑顔と喜びと希望を届けてください。甲子園では存分に力を発揮して大活躍されることを期待しています」、真板校長は「選抜旗を持った時に感じた重みは多くの人の思いです。多くの人々の熱い思いを受け取って、甲子園では思う存分暴れてきてください」などと激励、甲子園出場を祝った。
中西主将は、「選抜旗を受け取って一層実感がわいた。日本一を目標に、応援して下さる方々の期待に応えられるように全力で頑張ります」と力強く挨拶した。
生徒代表の山根凪生徒会長(2年)は、「コロナ禍で活動ができないことがたくさんあったが、甲子園出場は自分たちのことのようにうれしい。精一杯応援する」とエールを送った。
選抜大会は3月4日に出場校の首相による抽選会をオンラインで行い、初戦の組み合わせが決定される。
開会式は1日目に試合を行う6校のみが参加する。
選手宣誓も同6校の主将のくじ引きで決定される。