一般枠来月25日から募集 他【新千葉新聞】
- 2022/2/10
- ニュース
新千葉新聞2022年2月10日発行
一般枠来月25日から募集
ちばアクアラインマラソン2022
県実行委員会が総会 特別枠等も増加
東京湾アクアラインを横断する「ちばアクアラインマラソン2022」は今秋11月6日(日)、木更津市、袖ケ浦市を会場に実施される。
これまで隔年で実施されてきたが、2020年大会が新型コロナウイルス感染拡大の影響で中止となっていたで、2018年以来、4年ぶりの開催となる。
千葉県、県教育委員会主催、木更津市、袖ケ浦市など6組織共催。
2月3日には千葉市内で「ちばアクアラインマラソン実行委員会」の総会が開催され、同マラソンのPR大使に千葉真子さん(スポーツコメンテーター^、世界陸上アテネ大会女子1万メートル銅メダリスト)と、藤森慎吾さん(お笑い芸人、オリエンタルラジオ)が就任、募集要項などが発表された。
今回は昨年夏の東京五輪・パラリンピックのレガシー(遺産)の継承や、スポーツのすそ野拡大などを狙いに、マラソン未経験者やランニング初心者対象の「スマイル枠」、「市町村大綱の団体戦チームスピリット枠」を新設したほか、障害者など対象で特別枠「パラ・スポーツ枠」を充実させた。
スマイル枠は、3月19日に実行委員会は木更津市で開催する「ランニングクリニック教室」の参加者100人と一般100人(ともに抽選)。
チームスピリット枠は、市町村大綱で、それぞれ市町村で推薦した3~6人1チームで参加(計約200人)し、上位3人の平均タイムで競う。
外国人ランナー枠(先着300人)も設ける予定。
一般枠の種目・定員・コースは全体カイト同様で、「フルマラソン12000人」「ハーフマラソン車椅子部門含み、5000人」。
両種目も9キロ地点~18.5キロ付近までは東京湾アクアラインを走る。
参加資格は18歳以上(2004年4月1に李以前に生まれた人)、募集期間は3月25日(金)正午~5月9日(月)午後5時まで、インターネット(ランネット)で申し込み、定員を超えた場合は抽選となる。
参加料はマラソン16500円、ハーフマラソン13500円、車いすは^麩マラソン13500円。
木更津市の潮浜公園前をスタートするが、強風等により橋梁部が走行不能となった場合は、短縮コースで実施する。
なお今後の新型コロナウイルス感染拡大状況等で内容の変更等も行われる可能性がある。
また、東京湾アクアラインの高月精は当日午前8時30分~午後1時30分の5時間実施される。
令和3年度関係は可決
木更津市議会 一般会計補正予算等
木更津市議会3月定例会(2月1日招集)の第2日は9日に本会議が開かれ、議案第一号から議案9号までの令和3年度関係9件が質疑・討論・採決され、全案可決された。
可決案件は、国の補正予算に伴う事業、事務の執行上不足が生じる経費の補正、事業の執行残による減額など、歳入歳出予算の総額からそれぞれ5億792万9千円を減額し、歳入歳出予算の総額を522億9423万2千円とする令和3年度一般会計補正予算(第10号)。
その主な歳出事業は
▽ふるさと応援寄付金事業費・974万7千円=ふるさと納税の寄付額が増加する見込みによる返礼品代金等の増額。
▽障害者自立支援給付事業費・1億1767万7千円=障がい者が利用する障害福祉サービス等の利用料の増加が見込まれることによる扶助費の増額。
▽障害児通所等支援事業費・5625万円=新規事業所の開設により相談件数や支援決定者の増加が見込まれることによる扶助費の増額。
▽新型コロナウイルスワクチン接種対象費・1億648万3千円=3回目のワクチン接種が前倒しされたことによる施主費用の増額。
▽君津地域広域廃棄物処理事業費・1949万4千円=コークス価格の高騰により一般廃棄物等の処理単価が増額となったため。
▽地籍調査事業費・2282万4千円=国の補正予算により新たに2地区で地籍調査を行うことによる事業量の増加。
減額事業は
▽生活路線バス維持対策費補助金・▲1518万3千円=既存バス路線の再編成等による収支改善に伴う補助金の減額。
▽中小企業等事業継続支援金給付事業費・▲5600万円=事業実績に伴う減額。
▽中の島大橋改修事業費・▲3002万円=国庫支出の交付額の減額による事業内容及び事業量の調整のため。
▽金田小学校グラウンド整備事業費・▲2億4002万1千円=金田西特定土地区画整理事業の進捗に伴い、事業実施を先送りとしたため。
次回本会議(第3日)は2月21日(月)で、一般質問が始まり、22日(火)、24日(木)、25日(金)の4日間おこなわれる予定。
最終本会議は3月15日(火)。
渡辺市長が出馬表明
木更津市選3月 記者会見開き3期目へ
来る3月30日(水)に任期満了を迎える木更津市長の渡辺芳邦氏(56)=2期目、無所属=は9日、午後4時から木更津市役所で記者会見を開き、市長選への「出馬表明」を行った。(詳細義実)
木更津市選挙管理委員会によると、同選挙に関する日程等は次の通り。
▽立候補予定者説明会=2月14日(月)朝日庁舎
▽李候補届出書類事前審査=2月28日(月)朝日庁舎
▽告示日(立候補届出日)=3月20日(日)朝日庁舎
▽投票期日(投票日)=3月27日(日)市内各投票所
▽期日前投票期間=3月21日~26日、朝日庁舎(午後8時まで)、富来田公民館(午後5時まで)、イオンモール木更津イオンホール(午前10時~午後7時まで)
▽開票=3月27日(日)、市民体育館。
ブラインドサッカー体験
体験型ダイバーシティ教育プログラム『スポ育』
清見台小学校 パラ五輪選手迎えて
木更津市立清見台小学校(校長・高橋等、児童数539人)では2月1日(火)、特定非営利活動法人日本浦インドサッカー協会の、体験型ダイバーシティ教育プログラム『スポ育』体験を実施した。
2020東京パラリンピック、5人制サッカー(ブラインドサッカー)日本代表の寺西一(てらにしはじめ)選手が同校を訪問し、デモンストレーションでは、6年生の児童に世界レベルの技術を披露した。
目が見えていないとは思えないドリブルやシュートを披露すると、間近かで見た児童は驚きを隠せなかった。
この教育プログラムは、児童自身がアイマスクをつけて、ブラインドサッカーを直接体験する。
最初は、音の出る特殊なボールとはいえ、児童は目が見えない状態でのサッカーに、戸惑いを隠せない様子だった。
寺西一選手の熱心な指導や、協会担当者の新部遥希氏のわかりやすい解説で、児童は次第に慣れていった。
ゴールの位置やバスの方向を正確に伝えるパートナーの音や声が重要であることも学んだ。
3月27日に延期し開催
きさらづエンゼルアーティストフェスタ
木更津市民会館 チケットを発売中
『きさらづエンゼルアーティストフェスタ2022』が3月27日(日)午後1時から午後6時まで(開場午後0時30分)、木更津市民会館中ホールで開催される。
現在、チケット発売中。
エンゼルアーティスト実行委員会、木更津市民会館主催、木更津市後援。
同フェスタは、きさらづエンゼルアーティストに登録・参加する、卓越した実力と才能あるミュージシャンが多数出演する音楽フェスティバル。
当初1月29日を予定していたが、新型コロナウイルス感染症まん延防止適用に伴い変更した。
きさらづエンゼルアーティストは、木更津市で公共区間の使用許可を取得し、毎週日曜日にストリートライブ(ジャンルは音楽とパフォーマンス、観覧無料)を開いており、同フェスタではストリートからホールへb所を移したアーティストのより自由な表現とアップグレードした演奏や歌唱が堪能できる。
今後は、年1回開催していく予定という。
今回の出演アーティストは、イシワタケイタ、渡辺あゆ香、moca、井戸崎藍、ゼーゼーハーハー、房総スティールパン、恋の森、辻和也&セッションバンド、showloes°(敬称略)
入場料は前売り1500円、当日1800円、全席自由席。
入場後、何度でも出入り自由。
チケット前売・窓口販売・電話申し込みは木更津市民会館で(TEL0438-22-4184、休館日の火曜日を除く午前8時30分~午後5時30分)。
オンラインチケット前売/販売サイトは「ライブポケット」
http://t.livepocket.jp/e/ml18zv
講演に関する問い合わせはエンゼルアーティスト実行委員会へTEL080-5428-3969。
地元4市計185人感染
県8日発表コロナ 県内は5千人越え
県によると、君津地域では8日、新型コロナウイルスの新規感染者が4市合わせて185人確認された。
1日の感染判明者数都しては、今月4日の227人に次ぐ過去2番目。
内訳は木更津市が80人、君津市が47人、富津市が32人、袖ケ浦市が26人。
このうち富津市は今月4日の37人に、あと5人と迫る過去2番目の多さだった。
木更津市の木更津東邦病院では53人(入院患者41人、医療従事者12人)が感染、クラスター(感染者集団)と認定された。
富津市は、市職員2人の感染を発表した。
1人は市内居住の30歳代女性、もう1人は市外居住の40歳代女性。
このうち1人は保育所勤務。
他の職員に濃厚接触者はおらず、当該保育所の保護者には既に連絡済みという。
同日現在の累計感染者数は木更津市が3176人、君津市が1676人、富津市799人、袖ケ浦市1422人に。
千葉県内では同日、5091人の感染と4人の死亡が新たに判明。
火曜日としては過去最多。
新規クラスターは9件確認された。
令和4年度市政運営の
渡辺木更津市長 基本的な考え方②
このようななか、令和4年度は第2次基本計画『「地域創生」木更津イノベーション』の最終年度となることから、基本構想に揚げる将来都市像「魅力あふれる創造都市きさらづ~東京湾岸の人とまちを結ぶ躍動するまり~」(目標年次・令和12年<2030年>)の実現に向け、「第2期まち・ひと・しごと創成総合戦略」や「第2期オーガニックなまちづくりアクションプラン」に基づく取り組みと連携させながら、施策目標の達成につなげる。
加えて、令和4年度が100周年を見据えたスタートの年となるよう、新たな時代に夢と希望が持てるまちづくりを市民とともに考え共有し、次期基本計画やまち・ひと・しごと創成総合戦略に反映させ、まちの未来ビジョンや魅力を市内外に発信していく。
本市の財政状況は、新型コロナウイルス感染症の影響に伴い。歳入の大宗を占める市税収入の先行きが不透明であるなか、歳出では、社会保障費が伸び、構造的収支不足が顕在化し、さらには、デジタル化への転換を推進するための経費の拡大、公共施設の老朽化対策と適正な維持管理に対応するなど、歳出の増加が避けられない状況である。
このような厳しい財政状況の下、財源不測の解消に向けて積極的に取り組みながら、未来につながるまちづくり「オーガニックシティきさらづ」の実現に向けた、令和4年度の市政運営の基本的な考え方を以下のとおり定める。
1,基本方針
①新型コロナウイルス感染症への対応
引き続き、新型コロナウイルス感染症対策を講じるとともに、ウィズコロナ・ポストコロナ時代を見据え、新しい生活様式への対応促進を図り、市民生活・経済活動の水深が持続的に可能となる市民の暮らしやすいまちづくりを目指す。
②津放送生徒オーガニックなまちづくり
来るべき人口減少社会を見据えた、将来にわたって活力あふれる持続可能なまちの創造に向け、「第2期まち・ひと・しごと創成総合戦略」に基づく地域特性を生かした取り組みを推進する。
また、「第2期オーガニックなまちづくりアクションプラン」に位置付けた3つのプロジェクトの推進により、オーガニックなまちづくりのステップアップを着実に図るとともに、地域一体となってSDGsの達成に貢献していく。
③誰もが安心して暮らせるまちづくり
救急医療体制の充実、交通安全や防災対策の推進、防犯体制の充実のほか、子育て支援の充実など、多様化する市民ニーズに対応するとともに、市民生活に寄り添った行政サービスを提供することで、市民一人ひとりが三振して安全に九会焦るまちづくりを推進する。
(続)