コロナの収束願い豆まき 他【新千葉新聞】
- 2022/2/5
- ニュース
新千葉新聞2022年2月5日発行
コロナの収束願い豆まき
八剱八幡神社 規模を縮小し節分祭
木更津総鎮守、木更津市富士見の八剱八幡神社(宮司・八剱隆)で3日、恒例の伝統行事「節分祭」が本殿で厳かに執り行われた。
今年の節分は、現在、昨年来の新型コロナウイルスの感染拡大に伴い、まん延防止重点卒発令中であることから、昨年同様、一般参拝者は境内に入れず、神事や式典、豆まきなどは神官や神社役員、総代のみで行った。
また、本殿に隠れている鬼を、鍾馗(ショウキ)が鉾(ほこ)や剣で追い立てて、豆をぶつけて追い払うという鬼やらいの神事の「追儺(ついな)式」も中止となった。
節分祭式には、責任役員の鈴木克己木更津商工会議所会頭、北村和則祭礼委員長、松本信夫祭礼副委員長、森田大輔年盤青年会長をはじめ、神社総代、各町青年会代表など35人が参列した。
今年の当番町は八幡町と本町で、それぞれ祭礼委員長と祭礼副委員長に。
修祓、献饌、祝詞奏上、玉串奉奠などの神事に続き、れいねんなら来賓や総代、年男・年女などによる豆まき(福運券入り)が境内で盛大に行われるが、今年は八剱宮司、鈴木責任役員、北村・松本正副菜玲委員長が、本殿回廊で「福は内」「鬼は外」などと唱えながら豆を撒いた。
また、続いて、出席者の全14町内区の総代等32人が、4回に分かれてマスク姿で豆をまいた。
開運招福、無病息災、厄除け、家内安全などの祈りが込められた八剱八幡神社の豆まきには「厄」を払い、今年の「福」をつかもうと、毎年大勢の善男善女、家族連れなどが参集・参拝するが、少し寂しい節分祭に参加者は、「コロナの早期収束や、皆様方の今年一年の無事と多幸を御祈念しました」などと話していた。
木79人、袖49人感染
県3日発表コロナ 県内は最多4659人
県によると、君津地域では3日、新型コロナウイルスの新規感染sysが木更津市で79人、袖ケ浦市で49人、君津市で35人、富津市で17人、4市合わせて180人確認された。
木更津市は1月27日の75人を4人上回り、過去最多を更新。
袖ケ浦市は1月28日の59人に次いで過去2番目。
地域総数も1月31日の182人い迫る過去2番目の多さだった。
同日現在の累計感染者数は、木更津市が2824人、君津市が1485人、富津市が672人、袖ケ浦市が1272人に増えた。
県内では同日、6人の死亡と、4659人の感染が新たに判明。
1月30日の4257人を402人上回り、過去最多を更新した。
新規クラスター(感染者集団)は11件確認された。
愛の羊文字編
マザー牧場今日から
富津市田倉のマザー牧場では、今月14日のバレンタインに因み、きょう5日(土)から14日(月)まで「ひつじの大行進~愛の羊文字~」を実施する。
”愛”あふれるバレンタインにぴったりのハートの文字を羊たちが”人文字”ならに”羊文字”で広大な牧草地に描く。
時間は午後零時30分から約15分。
約200頭の羊が行進するイベントも。
救急自動車購入費など
木更津市 令和4年度新規事業④
木更津市の新規事業等概要続きは次の通り。
新規以外は継続。
《土木費》
▽市街化調整区域内開発区域図作成事業費8,000千円(市8,000千円)【新規】=木更津市の市街化調整区域における開発行為等の基準に関する条例第3条で指定する区域について、客観的かつ明確に示すとともに、簡単に閲覧できるようにするための図面を作成する経費。
▽中の島大橋改修事業費75,000千円(国35,000千円・債31,500千円・市8,500千円)=老朽化や腐食が進んだ中の島大橋を公園施設長寿命化計画に基づき柵・てすり等の更新工事を実施する経費。
《消防費》
▽救急自動車購入費40,000千円(国19,000千円・債15,000千円・市5,190千円)=老朽化等により性能の低下及び故障修理が増加した高規格救急自動車を更新整備する経費。
▽小型動力ポンプ付積載車購入費9,500千円(県471千円・債6,700千円・市2,329千円)=消防団が使用する放水や他の消防車に送水する小型動力ポンプ付き積載車量の老朽化に伴い、新たに衝撃式破壊救助器具等の救助敷材を搭載した小型動力ポンプ付積載車を更新整備するための経費。
▽救助工作車購入費190,000千円(他175,000千円・市15,000千円)【新規】=クレーン・ウインチ・照明装置などを装備した救助工作車両を購入するための経費。
《教育費》
▽きさらづ特認校児童送迎用バス運行委託事業費12,000千円(市12,000千円)【新規】=市内からきさらづ特認校である東清・中郷・鎌足の各小画工に通学する児童の送迎用バスを運行。
▽木更津アートプロジェクト事業費10,000千円(市10,000千円)【新規】=市制施行80周年記念事業協賛事業として、アーティストと子どもたちを中心に地域の人々ともに「考える・つくる・見せる」ことを学びながら、それぞれが「アート」を体験して、新たな文化・芸術的な価値を創造していくための「木更津みなとぐちアートプロジェクト2022」を開催するための経費。
▽博物館特別展事業費2,431千円(他150千円・市2,281千円)【新規】=市制施行80周年を迎え、郷土博物館金のすずにおいて、木更津市民の所有する優れた江戸絵画を一堂に集め、江戸の発展とともに歩んだ郷土木更津の歴史および伝統的な美術品の特別展示を行うための経費。
(終)