マスクのスキマ感染防ぐ 他【新千葉新聞】
- 2022/2/4
- ニュース
新千葉新聞2022年2月4日発行
マスクのスキマ感染防ぐ
クラウドファンディングで支援募集中
木更津の吉田さん「イキソレ~ル」販売
急増している新型コロナウイルス感染者。
感染予防の新選択肢として、斜めに動くパッドでマスク生活のスキマ感染を90%防止する「イキソレ~ル」が注目されている。
「日本人は、千葉県人は、君津地域の人々も、日常的に、99%の人がマスク着用生活をしているのに、なぜ感染は広がるのか?」との疑問を持ち続けていた木更津市在住の吉田武郎さん(48)は、「マスクが十分に顔の肌にフィットしておらず、わずかな隙間からウイルスが体内に侵入するのではないか?」との考えに行きつき、このほどマスクと顔(肌)との色摩を受ける新商品、シリコン製のマスクパッド『イキソレ~ル』を2年以上かけて独自開発した。
吉田さんは木更津市創業・支援センターらづ‐Bizの助言を受けながら「イキソレ~ル」の商品化を目指し現在奮闘中。
3歳の娘を持つ父でもある吉田さんは、「何とかこのアイデアを形にして社会に届けたい!」「大切な人を守りたい!」との強い思い出昨年秋、「キサラ・キカク」を立ち上げ、2月5日(土)午前7時~3月21日(終日)まで、「クラウドファンディングサイトCAMPFIRE」での支援募集を行うもので目標額は30万円。
1人でも多くの人々に理解と協力を願っている。
挑戦期間は45日間。
支援メニューは、《動くマスクパッド「イキソレ~ル」》
◎1個・1280円のところ
▽超早いモノ割! 先着500人に1個780円(39%オフ、送料・税込)
▽早いモノ割!先着500人に1個880円(31%オフ、同)
▽特別割! 先着500人に1個980円(23%オフ、同)
このほか、2個、3個、4個、5個は各100人限定で、30%~33%オフ、6個は1000人限定で4460円(41%オフ)、10個は200人限定で7780円(39%オフ)、100個は20人限定で62780円(51%オフ)などと割引されて販売される。
問い合わせや詳細はキサラ・キカク、TEL090-2221-7690、またはQRコードの支援ページまで。
書き損じハガキの回収
世界寺子屋運動の一環として公民館を通じ
木更津ユネスコ協会 3000万超の成果得る
木更津ユネスコ協会(会長・君塚博)では、世界寺子屋運動の一環として、書き損じハガキの回収事業を実施している。
この事業は、世界において内乱や貧困を理由に学校に通えず読み格ができない人々への支援として行っているもので、このほど木更津市内の公民館が発行する公民館だよりを通じて、地域に書き損じハガキの提出を呼びかけた。
その結果、昨年9月から11月までの3か月間で、公民館に設置されている書き損じハガキボックスには、これまでになく多い、ハガキ3128枚、切手97枚が投函された。
寺子屋運動は全国のユネスコ活動の中心的役割を果たしており、木更津ユネスコ協会ではさらにその充実を図るべく、公民館を通じ、書き損じはがき提供の趣旨を広く呼びかけたもの。
今回その効果もあって3000枚を超える成果を得ることができた。
11枚の書き損じハガキで1週間、学校に通うことができるこの寺子屋運動は、現在、民間ユネスコの中でも世界平和活動に大きく貢献している。
木更津ユネスコ協会では、今後も地域に寄り添いながら、寺子屋運動を通じ、誰一人残さない平和で持続可能な社会づくりを目指すという。
君塚会長は今回、より多くの成果を与えてくれた公民館をはじめ地域の皆さんの深い理解と協力縫い心から感謝するとともに、この運動を広めていきたいとしている。
富津30人、地元計166人
2日県発表コロナ 県内は3944人
県によると、君津地域では2日、新型コロナウイルスの新規感染者が木更津市で54人、袖ケ浦市で37人、君津市で35人、富津市で30人、4市合わせて166人確認せれた。
富津市は昨年8月23日の26人を上回り過去最多を更新。
地域総数も過去2番目(最多は1月31日の182人)の多さだった。
富津市は市内保育所で市職員1人が感染したと発表した。
同保育所は既に消毒を実施済みで他の職員に濃厚接触者はいない。
県警の発表では、木更津署の留置管理課に勤務する60歳代の女性会計年度任用職員1人が感染した。
同日現在の累計感染者数は、木更津市が2745人、君津市が1450人、富津市が655人、袖ケ浦市が1223人に増えた。
県内では同日、2人の死亡と、過去2番目の多さとなる3944人(最多は1月30日の4257人)の感染が新たに判明した。
富士見通り無電柱化等
木更津市 令和4年度新規事業③
木更津市の新規事業等概要続きは次の通り。
新規以外は継続。
《衛生費》
▽新型コロナウイルスワクチン接種対策費430,995千円(国430,995千円)=新型コロナウイルスワクチンの3回目接種および5歳以上12歳未満の1・2回目接種を行うための経費。
▽新火葬場整備事業費2,762,182千円(債847,000千円・他1,769,757千円・市145,425千円)=令和4年12月に近隣3市とともに供用開始を予定している新火葬場「きみさらづ聖苑」を整備するための経費。
▽地球温暖化対策実行計画策定事業費7,185千円(市7,185千円)【新規】=令和3年2月に発表した「きさらづゼロカーボンシティ宣言」を履行するための基礎調査等を実施し、地球温暖化対策実行計画を策定するための経費。
▽産婦健康診査事業費10,104千円(国5,000千円・市5,104千円)【新規】=産江津予防や新生児への虐待予防等を図るため、主産後間もない時期の産婦に対する健康診断に係る費用を助成し、妊娠期から子育てにわたる切れ目のない支援を実施するための経費。
《商工費》
▽中小企業デジタル化サポート事業費8,266千円(他8,266千円)=Webなどのデジタルコンテンツを用いて販路拡大を実施しようとする市内事業者に対し、Webマーケティング等の専門家などによる支援を、木更津市産業・創業支援センター(らづ‐Biz)において実施するための経費。
《土木費》
▽危険ブロック塀等対策事業費4,000千円(国2,000千円・県600千円・市1,400千円)【新規】=地震等の発生時における被害軽減のため、市内に存在する危険ンあブロック塀等の所有者に対し撤去工事等に要する費用の一部を補助するための経費。
▽新火葬場周辺始動整備事業費277,000千円(国95,000千円・債68,600千円・他56,250千円・市57,150千円)=新火葬場「きみさらづ聖苑」整備に伴い、交通量の増加が見込まれる周辺始動の拡幅整備を実施するための経費。
▽パークベイプロジェクト推進事業費(富士見通り歩道改良)285,000千円(国137,500千円・債101,200千円・市46,300千円)=「みなとまち木更津」のシンボルロードでもある富士見通りのバリアフリー化や景観形成を図るため、無電中華を行うための経費。
(続)