星空を観察して、環境保全について関心を深めませんか?(天の川やオリオン座)
- 2022/1/26
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環境省では、屋外照明による光害を防止することが重要になってきていること等を踏まえ、平成30年度から星空公団との共同で夏と冬の2回、肉眼による観察とデジタルカメラによる夜空の明るさ調査を呼び掛けています。
星空観察は、環境保全の重要性について関心を深めていただく良い機会となるだけでなく、星空を地域資源として宿泊客の誘致に活用するなど、地域づくりにも貢献することが期待されています。
今回、冬の星空観察を御案内いたしますので、この機会に、是非、星空の観察に取り組んでみてください。
冬の星空観察の内容
肉眼による観察
観察期間
令和4年1月24日(月)~同年2月2日(水)
観察時間
日没1時間半後~
(1)「天の川」の観察
高度の異なる天の川の3部分(ペルセウス座付近、ふたご座付近、ぎょしゃ座付近、いっかくじゅう座(冬の大三角形)付近)を観察するものです。
※「天の川観察シート」を用いて観察してください。
(2)GLOBE AT NIGHTへの参加によるオリオン座周辺の星の観察
GLOBE AT NIGHT(夜空の明るさ世界同時観察キャンペーン)は国際ダークスカイ協会(IDA)などの主催で2006年より実施されている取組であり、夜空を見上げていただき、その見え方が観察シートにある8つの星図のどれに一番近いかを観察するものです。
観察結果を、国際ダークスカイ協会(IDA)のウェブサイトに報告すると、世界中にデータが共有され、世界のどこで星座がはっきり見えるかが明らかになります。
今回の冬の観察においては、オリオン座を実施してください。
※「GLOBE AT NIGHT観察シート」を用いて観察してください。
デジタルカメラによる夜空の明るさ調査
デジタルカメラを用いて天頂付近の星空を撮影し、星空の見やすさを客観的に評価する調査を行います。
評価の対象は、デジタルカメラの撮影データから算出される「夜空の明るさ」とします。
観察期間
令和4年1月23日(日)~2月5日(土)
観察時間
日没1時間半後~3時間半後の2時間
データ投稿期間
令和4年1月23日(日)~同年2月15日(火)
(1)継続観察登録地点の調査
撮影データを報告サイトを通じて環境省にご提出いただき、詳細に解析を行い夜空の明るさを数値として算出します。
解析結果は、後日、観察場所ごとに環境省ホームページに公表します(個別に結果をお知らせすることはありません)
(2)継続観察登録地点以外の調査
昨年度までの調査において正しく分析されたカメラ機種に限り、報告サイトに御投稿いただく撮影データを自動解析し、速報値を算出し投降後に即時表示します。
※カメラの対応機種や撮影時の設定、データの条件等については、報告サイトを御確認ください。
参加方法について
参加にあたり、事前の申し込みは原則必要ありません。
観察に必要な資料や、詳しいことについては、下記リンクの環境省ホームページを御確認ください。
参考サイト
→ 令和3年度 冬の星空観察について(環境省HP)
→ 国際ダークスカイ協会(IDA)ウェブサイト
→ 撮影データ 報告サイト