年末地区別警戒陣中見舞い 他【新千葉新聞】
- 2021/12/4
- ニュース
新千葉新聞2021年12月4日発行
年末地区別警戒陣中見舞い
木更津警察署管内金融機関防犯連絡協議会
木更津警察署へ贈呈 カップ麺504食を
木更津警察署管内金融機関防犯連絡協議会(会長・宮澤義夫君津信用組合理事長、会員65)は、1日、木更津警察署を訪れ、年末特別警戒陣中見舞いとして、カップ麺504食を贈った。
これは、木更津警察署署員の年末年始の防犯活動に対する激励と慰労をかねて贈呈したもので、昼夜勤時に暖をとり、英気を養ってほしと、毎年、この時期に行われている。
宮澤会長が木更津警察署長室を訪問し、宮下雅美所長に渡したもので、宮下所長は、署員を代表してお礼を述べるとともに、「これからも厳重な警戒に努め、平穏な市民生活の維持を図っていきたい」と、寒い歳末に向かい、温かい贈り物に感謝していた。
伝統と誇りを次世代へ
馬来田中と富岡中の統合から50年
富来田中学校 統合50周年記念式典
木更津市立富来田中学校(校長・臼井弘子、生徒数93人)でこのほど、「統合50周年記念式典」が挙行された。
コロナ禍で永らく外部の人を招いての式典は行われていなかったが、富来田中学校を支えてきた地域の皆様と共にこの日を迎えたい、との実行委員21人の強い思いから、渡辺芳邦市長ならびに廣部昌弘教育長をはじめ、元まちづくり協議会会長や各地区の区長、計18人を招いての開催となった。
式典は佐久間和夫実行委員長の主催者挨拶から始まり、来賓を代表して木更津市長の祝辞と続いた。
生と発表では、全校生徒の合唱で、男性グループ・嵐の楽曲「ふるさと」をアレンジした曲を披露した。
また、村山教諭と生徒会役員で作成した、馬来田中学校・富岡中学校の統合から現在までの50年を振り返るVTRを視聴する中で、統合当時に在学していた廣部昌弘教育長のインタビューを差し挟むなど、厳粛な中にも和やかな雰囲気を演出する温かみある発表となった。
最後は、地域の人達の支えを力として、伝統と誇りを次代へと繋いでいく思いを、全校生徒による力強い宣言で締めくくった。
第2部では、地元在住で木更津市ふるさと応援団でもあるシンガーソングライター・松本佳奈氏による記念講演が行われた。
『私は私、あなたはあなた』を演題に、周囲との価値観の違いや母親との軋轢に悩んだ学生時代を振り返り、そこから得られた、「ありのままの自分を肯定する生き方」を楽曲を交えておよし1時間語った。
生徒の感想では「壁にぶつかったときにこの言葉を思い出したい」など勇気をもらえたとするものが多数あった。
臼井校長は「地域の皆様に喜んでもらえるよう頑張った生徒たちが立派だった。実行委員の皆様にも2年にわたる準備に尽力されて本当に感謝の気持ちで一杯です」と語っていた。
ケータイ・スマホどう使う?
講師に起業教育研究会の竹内正樹氏
波岡小学校5、6年生 情報モラル教育行う
木更津市立波岡小学校(校長・増田一秀、児童数220人)では、このほど、情報モラルについての学習を行った。
講師として、NPO法人企業教育研究会の竹内正樹氏を招き、5年生(38人)と6年生(38人)に授業を実践した。
現在は、多くの子どもたちが自分の情報端末を持ち、利用している。
同校も同様な状況であるが、正しい使い方をよく知らずに利用している児童もいるようである。
このような現用を踏まえ、正しく使わないとどんなことが起きるのか、正しく使うにはどんなことに気を付ければいいのか、など専門的な視点からの指導を願い、今回の授業を企画した。
SNSを使うことで、友達とのトラブルが起きてしまうという内容の動画を見て、トラブルを起こさないためには何に気を付ければよかったのか、自分たちはこれからどのようなことに気を付ければいいのかなどを話し合った。
自分たちが普段使っている物なので、どの児童も当事者意識をもって考えることができた。
「悪口の書き込みをしない」「夜遅くまで使わない」んどの意見が多く、今後の使い方について考えを深めることができたようだった。
6年生担任の鴇田友美子教諭は、「自分たちの身近にあるスマートフォンの使い方について知る良い機会となりました。子どもたちも気を付けながら使ってくれると思います」と授業を振り返っていた。
きさらづ防災フェスタ
イオンモール木更津 防災訓練で各種体験
木更津市は関係機関と協働で「きさらづ防災フェスタ2021」を、あす5日(日)午前10時~午後2時まで、イオンも0ル木更津駐車場(築地)で開催する。
同取り組みは、防災訓練の一環として「自助・共助・公助」の向上と防災意識の啓発を目的に、関係機関と連携し実施するもの。
当日は、災害車両や写真パネルの展示をはじめ、ヘリコプター離陸訓練、体験型訓練など様々な防災啓発活動を実施する。
陸上自衛隊による炊き出し訓練には木更津市赤十字奉仕団や木更津市社会福祉協議会も協力、警察署、消防本部、日本救助犬協会、JR木更津駅、東京電力、東京ガスなど多くの団体が参加している。
隠すy体験では、水消火器体験、こども消防車放水体験、制服着装体験、消防団女性部による応急手当体験、救助犬ふれあい体験、防災関連VRゴーグル体験などが行われる。
てしごとマルシェ
クルックフィールズ
木更津市矢那2503のサブ捨てなぶるファーム&パーク「KURUKKUFIELDS」(クルックフィールズ)で、きょう4日(土)と5日(日)午前10時~午後4時まで、『てしごと』をテーマに、ワークショップや生産者、クラフト雑貨のショップを集めた『てしごとマルシェ』を開催する。
入場無料。
市民野球熱戦
木更津市C級2部
木更津市野球連盟主催『市民野球大会』の「C級2部秋季大会」1~3回戦計14試合が、先月28日までに市営球場と江川球場で行われた。
結果は次の通り。
【C級2部秋季大会】
◎1回戦
▽酒8-1Crackers(5回コールド)
▽木更津ウィングス6-0クラブソーダ
▽松菱タイガース9-4バットボーイズ
▽guzuman‐中央ファイターズ=両チーム棄権
▽スターレーン(不戦勝)‐ブラザーズ
▽Valentis(不戦勝)‐KB Alliande
◎2回戦
▽New Days(不戦勝)‐畑沢マグナムズ
▽八幡台ロイヤルズ3-0木更津シリウス
▽清見台Family2-0木更津SARU
▽SWANS(不戦勝)‐デンジャーズ
▽WINS(不戦勝)‐DENZAI
▽ツーカーズ8-1二階堂(5回コールド)
▽木更津ウィングス3-2食事処おのでら
◎3回戦
▽マイペース4-3八幡台ロイヤルズ
県内10人感染
コロナ地元はゼロ
県によると、1日と2日、君津地域4市で新型コロナウイルスの新規感染者は確認されなかった。
県内では1日、2人の感染が判明した。
共に国外に短期滞在中の、20歳代と30歳代の男性。
2日には10代から70歳代の男女10人の感染が確認された。
このうち30歳代の男性1人は国外居住の短期滞在者。
1日の感染判明者が2桁となるのは11月13日以来で19日ぶり。
『メイド・イン・ヘヴン』
映画には木更津の名店や風景が随所に
君津市出身木更津高校卒 カマチ氏の小説映画化
君津市出身、木更津高校卒業のカマチ氏(52、本名・蒲池宏)著の小説『メイド・イン・ヘヴン』がこのほど映画化され、11月に東京・新宿K scinemaで上映された。
かずさ映画製作委員会制作。
この映画には手塚理美さんと国広富之さんが主演、カマチさんは同作品の企画・脚本を手掛けたほか俳優としても出演している。
映画の舞台は、蒲池さんが学生時代を過ごした木更津市の街。
アンティークショップの金田屋、喫茶店ブレンド(映画では店名はキミサラヅ)、紅雲堂書店、国広さん扮する志田漱石の家は旧海苔問屋、日替わり食堂・カンデンチ、證誠寺、中の島大橋等々、木更津市内の名店や懐かしい風景が取り入れられており、ノスタルジックな風kジェイが作品を際立たせている。
物語は、~心臓病により妻(咲子・手塚理美)に先立たれた後、小説家の夫(志田漱石・国広富之)も交通事故で命を落とす。
この熟年夫婦は天国で再開するが、夫は事故の影響で記憶を失っており、別の女性と暮らし始める~、木更津のまちで繰り広げられる笑いあり、涙あり、ちょっと可笑しな恋物語(福しょん)。
この映画を製作した「かずさ映画製作委員会」は、県立木更津高校の卒業生が中心となって~木更津から世界へ~を合言葉に、郷土の風景を活かした映画作りを行っている。
カマチさんは、「今回初めて書いた小説が映画化された。この作品を見て多くの人に木更津の良さを知ってほしい。これからも小説を書き続けていく」と話している。
同映画は来春、地元でも上映される予定だが詳細不明。
この原作本『メイド・イン・ヘヴン』(税込1650円は、紅雲堂書店(木更津祖中央2-1-15、TEL0438-22-2363)で取り扱っている。