医療現場での実習開始へ 他【新千葉新聞】
- 2021/11/27
- ニュース
新千葉新聞2021年11月27日発行
医療現場での実習開始へ
ナイチンゲールの灯火受け継ぎ誓詞朗読
木更津看護学校 27人が継灯式
郷土の医療現場を担う看護師を要請する一般社団法人君津木更津医師会(会長・神田豊彦)立木更津看護学院(校長・重城利國)の令和3年度「第70回生継灯式」が25日(木)、同学院3階大会議室で厳粛に挙行された。
今年度の継灯生は27人(女性21人、男性6人)。
「継灯式」とは、4月に入学した1年生がナイチンゲールの灯火を受け継ぎ、医療現場での実習をスタートさせ、看護への道の一歩を踏み出すための式典。
一昨年まではこのスタートを祝い、看護師の象徴であるナースキャップを授ける式典「戴帽式」を行ってきたが、長引くコロナ禍の折、昨年度より戴帽式に代わり、継灯式を行っている。
この日の式典には、昨年度同様に来賓や保護者の出席はなく、君津木更津医師会の神田会長・真野隆臣副会長、学校関係者、重城校長・三枝奈芳紀副校長(医師会副会長)・竹内修副校長などが出席して祝意を表した。
今年4月に入学した1年生(以下継灯生)たちは、約7か月間にわたり主に机上で、看護師の基礎知識と看護師としての心構え等を学び、その後新たに患者と向き合う臨床実習を許可され、全員、重々制から送られたコサージュを胸に飾り、継灯式に臨んだ。
継灯生一人一人が呼名され、続いてナイチンゲール像の手元に点る「看護の灯」(親火)を継承し、ナイチンゲールの精神が謳われている「誓詞朗読」を行い、看護師としての責任や氏名を自覚し、清々しい心で慈悲をもって学び続けることを誓った。
重城校長は式辞で、「臨床実習は学校では学べない沢山のことを患者さんが学ば恵てくれる大切な機会。現場での経験を力に、能力と優しさを持った看護師に成長してほしい」などと期待した。
神田会長は「実習を通して地域から求められる医療従事者となり、我々と一緒に地域医療の担い手になってほしい」と祝辞を述べた。
上級生代表の黒瀬空さん(2年生)が、「共に同じ目標に向かって学びを深め、夢を実現しよう」とお祝いの言葉。
継灯生代表の「宣誓」では、齋藤友香さんが、入学以来約7か月間の学校生活を振り返り、「この日が迎えられたことは身の引き締まる思い」と感謝し、新たな一歩を踏み出す決意を述べた。
身に付けよう防災力
清見台・太田地区まちづくり協議会
3会場で実施 子ども防災フェスタ
木更津市の清見台・太田地区まちづくり協議会の主催で、防災に関心を持てもらうためのイベント、「第1回清見台・太田地区子ども防災フェスタ」~身につけよう 防災力 一歩ずつ~がこのほど、同地区で行われた。
今年度から本格的な活動を始めたばかりの同まちづくり協議会の最初の大きなイベントで、当日は、木更津市消防本部などの協力もあり、移動鋼板や消防車両の展示や防災に関する体験を実施した。
当日は午前9時から将棋迄、清見台公民館・附属体育館・清見台中央公園の3会場で行われ、清見台・太田地区周辺の親子(小学生)102人が参加した。
清見台公民館では、トイレクイズ、段ボールトイレづくり、附属体育館では、ロープワーク体験、心肺蘇生法、担架体験、車いす体験、清見台中央公園では、消防車両展示、水消火器体験、ブルーシートテント、ソーラーパネル発電などの展示、発電機体験を、30分ずつ順番に行った。
心肺蘇生法では、消防署職員の説明を受け、人形を相手に実践した(AEDは今回使用せず)。
ロープワーク体験ではロープのむずび方や使い方を学んだ。
参加者からは、「また参加したい」、「大人でも知らないことや忘れていることを確認できてよかった」などの感想が聞かれた。
主催者側では、「参加者の防災意識の向上を図ることができ、有意義な訓練だった」「まちづくり協議会を地域の人に知ってもらう良い機会になりました」と、同防災フェスタを振り返っていた。
木更津で1人
コロナ県内は3人
件によると25日、君津地域では木更津市で1人の新型コロナウイルス感染が者が新たに確認された。
同氏の感染者判明は、今月20日以来で5日ぶり。
感染者は40歳代の男性、検査確定日は23日。
木更津市の累計感染者数は、1705人に増えた。
県全体の新規感染者数は、木更津市の1人を含む30歳代~40歳代の男性3人。
県内の死者の発表はなかった。
木更津いまむかし写真展
木更津中央公民館 栗原克榮氏の講演会も
木更津いまむかし~写真が語る木更津の近現代~写真展・講演会を木更津市立中央公民館で開催する。
写真展は、今月24日から12月7日(火)まで。
講演会はm今月28日(日)午前10時(受け付け午前9時30分~)から中央公民館田木テクホール(B館3階)で開催する。
講師は、木更津市編さん部会(近現代部会)の栗原克榮(くりはらかつよし)氏。
講演会申し込みは、氏名、電話番号を市文化課へファックス、またはEメールで申し込む(当日申し込み可)。
FAX0438-25-3991。
Eメール bunka@city.kisarazu.lg.jp
請西ブレーブスが優勝
君津地区少年野球 準優勝は富来田F
「第37回君津地区少年野球(新昭和旗争奪)秋季大会」の決勝が今月20日(土)、小糸スポーツ広場野球場(君津市)で行われ、請西ブレーブス(木更津市)が、富来田ファイターズ(木更津市)を6-2で破り、優勝を飾った。
3位は子安クラブスポーツ少年団(君津市)と岩根フェニックス(木更津市)。
君津地域少年野球連盟主催、(株)新昭和共催、千葉県少年野球連盟後援、JA共催千葉・(株)協働写真企画・(有)マルミスポーツ・(有)水のスポーツ・トップインターナショナル(株)・かずさ市民応援団・(株)オーテック・(有)矢那川自動車工業所協賛。
同連盟に所属する君津地域4市の計25チーム(木更津市9、君津市6、富津市4、袖ケ浦市6)が参加。
トーナメント方式により、今月7日、14日、20日と3日間にわたり熱戦を繰り広げた。
個人賞の最優秀選手賞は森悠人君(請西ブレーブス)、優秀選手賞は山田晴司君(富来田ファイターズ)、敢闘賞は平野勇人君(子安クラブスポーツ少年団)と近藤絢心君(巌根フェニックス)が受賞した。
結果は次の通り。
◎1回戦
▽若草ファイターズ(袖)23-0周南ビーバーズ(君)
▽大佐和BC(富)13-7八幡台ボーイズ(木)
▽野里・ミラクル連合(袖)13-3木更津モーニングス(木)
▽子安クラブスポーツ少年団(君)5-2祇園ブルーソックス(木)
▽木更津ジャンボ(木)18-0天羽少年野球クラブ(富)
▽飯野アストロクラブ(富)6-5大和田少年野球クラブ(君)
▽冨来田ファイターズ(木)11-1根形スターズ(袖)
▽岩根フェニックス(木)7-0八重原ベアーズ(君)
▽長浦少年野球クラブ(袖)4-3清川・金田連合(木)
◎2回戦
▽請西ブレーブス(木)5-4若草ファイターズ
▽野里・ミラクル連合15-11大佐和BC
▽子安クラブスポーツ少年団10-3福王台ファイヤーズ(袖)
▽木更津ジャンボ7-4君津外箕輪ジュニアベースボールクラブ(君)
▽畑沢コンドルズ(木)10-0飯野アストロクラブ
▽富来田ファイターズ7-6君津周西クラブ(君)
▽岩根フェニックス7-0神納フレンズ(袖)
▽青堀少年野球クラブ(富)21-0長浦少年野球クラブ
◎3回戦
▽請西ブレーブス10-3野里・ミラクル連合
▽子安クラブスポーツ少年団10-3木更津ジャンボ
▽富来田ファイターズ8-4畑沢コンドルズ
▽岩根フェニックス5-1青堀少年野球クラブ
◎準決勝
▽請西ブレーブス8-4子安クラブスポーツ少年団
▽富来田ファイターズ6-4岩根フェニックス
◎決勝
▽請西ブレーブス6-2富来田ファイターズ