新千葉新聞2021年9月28日発行

令和4年度行財政運営

10項目からなる要望書を渡辺市長に提出
木更津市議会　会派・羅針盤が要望書

木更津市議会の会派・羅針盤は24日、渡辺芳邦市長に対し、「令和4年度行財政運営要望書」を提出した。
議会最終日、市議会全員協議会などが終了した後に同会派の近藤忍幹事長、草刈慎祐・永原利浩・鶴岡大治・平野卓義市議が、駅前庁舎8階の市長応接室を訪れ、「防災・防犯の推進について」など、10項目からなる要望書を近藤幹事長が渡辺市長に手渡した。
市からは、田中幸子副市長、廣部昌弘教育長が出席した。
議員から要望書の項目毎に、現在の市の状況や今後の見通し、改善点・財政支援・新規施策等の趣旨説明が行われた。
要望書の内容は次の通り。
（継続）は前年度に続き要望したもの。
１，防災の推進について
①災害に強いまちづくりを誘導する施策を講じること
②相互の根幹となる自治会・まちづくり協議会の強化を図ること
③都市の相互連携により行政の防災力を向上させること
4防犯カメラの補助制度を通じて犯罪の抑止を図ること
２，交通インフラの活性化について（継続）
①木更津飛行場の周辺活用と官民共同利用を研究すること
②木更津港のクルーズ船機構を念頭に置いた設備整備と海の駅の整備を進めること
③JR内房線の木更津駅改修を進め、巌根駅では全ての快速列車の停止を実現すること
④移動困難地域の解消のため新しい交通システムの実現を早期に図ること
３，コロナ対策
①ワクチン接種の優先順位の見直しを行うこと
②社会活動の慎重な再起動を行うこと
４，木更津市子育て世代包括支援センターの充実について（継続）
①木更津市子育て世帯包括支援センター「きさらづネウボラ」による子育て世代の支援充実を図ること
５，待機児童対策について（継続）
①保育士確保のため清和短期大学等、保育課程を覆修している学生に対する奨学金制度（家賃補助を含む）を創設し全国に案内すること
②企業主導型保育施設の整備に注力する
６，江川総合運動場の早期充実、改善について（継続）
①江川総合運動場内陸上競技施設のさらなる充実及び野球場、サッカー場の早期整備、周辺道路、駐車場の整備を行うこと
７，都市計画道路の整備等について（継続）
①都市計画道路・中野畑沢線について（貝渕工区に早期着手すること。中央地域の道路改修を行い、中の畑沢線の効果を高めること）
②都市計画道路・中里曽根線について（線形を考慮し、通称平成通りをアクアライン連絡道の側道に連結すること）
③社会資本整備予算の拡充を図ること
８，次世代への都市づくりについて（継続）
①持続可能な土地活用を進めること
②新たな計画道路の開通を検討すること
９，脱炭素都市への展開について
①自治体電力の導入を検討し、バイオ産業や水素生産企業の誘致を進めること
②山林の活性化と海洋中の植物生産を通じて産業更新と炭素固定を進めること
③自動車利用の抑制のため、コンパクトで自転車に優しいまちづくりを進めること
１０，教育施設の改善
①小中学校並びに、教育施設の説いての様式化率を改善すること。

2年ぶり、65周年記念

アクア木更津B館3階で書道・絵画・写真
木更津市文化協会　木更津市民文化祭開く

木更津市文化協会（会長・井野皆山）主催、同協会65周年記念「令和3年度木更津市民文化祭」が、26日（日）～29日（水）まで、アクア木更津B館3階（木更津市中央公民館多目的ホール）で開かれている。
木更津市・木更津市教育委員会後援。
今回は、市民書道展、市民絵画展、市民写真展の3部門の作品が展示されており、昨年は新型コロナウイルスの感染拡大防止のため中止となったが、今年度はコロナ対策を徹底して開催したもの。
書道部門には27人から27点、絵画部門には13人から22点、写真部門には13人から34点の作品が寄せられ、力作や美しい作品に目が奪われる。
入り口正面には木更津茶華道の会より活けられた大きな迎え花が目を引いている。
展示に先立ち、各部で審査が行われ、優秀作品に与えられる各賞が次のように決まった。

受験時期を控えて安心へ

木更津市ワクチン　中学3年生へ優先接種

木更津市では、進路決定など大事な時期を控えている中学3年生の希望者（約200人）を対象に、新型コロナワクチン（モデルナ社製）の優先接種（集団接種）を、今月26日（日）から開始した。
初日は木更津市消防本部3階大会議室で、午前の部と午後の部で合計100人が接種した。
母親とともに来場した男子生徒は「親と相談し、安心のために接種した」と話し、女子生徒も「迷っていたけど、これから受験なので」などと話していた。
同会場は教職員や保育・福祉施設等の関係者の職域集団接種会場で、廣部昌弘教育長も来場して生徒の様子を見守り「コロナに関して生徒や保護者の関心も高まってきており、何よりも不安を解消したい。教育委員会としても最善を尽くしていきたい」などと話していた。
この後1回目の施主は
▽9月30日（木）（木更津市民総合福祉会館）
▽10月3日（日）木更津市消防本部で実施される。
菜緒同市では、これより先、ここにかかり付け医などで個別接種した生徒はすでに約40％に達しているという。

君3、木2、3市計6人

25日県発表コロナ　県26日は106人

県によると、君津地域では25日（土）、君津市で3人、袖ケ浦市で1人、計6人の新型コロナウイルス感染が確認された。
感染者の年代別内訳は40代が4人、10歳未満と30代が各1人。
各市発表の感染者概要は次の通り。
【木更津市】
◎2人（男性・1人、女性・1人）
▽30代・1人
▽40代・1人
【君津市】
◎3人（男性・2人、女性・1人）
▽10歳未満・1人
▽40代・2人（うち1人無症状）
【袖ケ浦市】
◎1人（男性）
▽40代
兼愛では2人が死亡、150人が感染した。
同日現在の感染者累計は木更津市が1677人、君津市が767人、袖ケ浦市が627人に増え、富津市382人は変わらない。
翌26日（日）、君津地域から感染者は出ていない。
千葉県内では2人の死亡と106人の感染が判明している

久留里線沿線を自転車で

イベントパス購入　ロケ地巡りやグルメ楽しむ

JR久留里線沿線地域（木更津市、君津市、袖ケ浦市）の周遊促進と地域経済活性化を図ることを目的に、沿線地域でロケ地巡りやグルメを楽しむことのできる、200人限定の自転車イベント、「さいくるり～きさライド×久留里線～『ロケ地＆グルメ巡りライドイベント』が、10月30日（土）から11月28日（日）まで開催される。
JR久留里線家政科協議会及び久留里線活性化プロジェクト実行委員会主催、きさらづDMO（一般社団法人木更津市観光協会内）企画・運営。
これは、JR久留里線沿線を中心とした木更津市、君津市、袖ケ浦市にある「サイクリストウェルカム」な店舗ウィ自転車で巡る、スタンプラリー型イベント。
参加者は、イベント専用パスを購入し、自転車で対象店舗を訪問すると、付属のチケット（5店舗分）で、パスに掲載された対象メニュー（300円相当のグルメとの交換、または、30円割引の価格で購入）を楽しめる。
さらに対象店舗やロケ地の訪問条件など一定の条件をクリアした人には、抽選で自エtン社に因んだ素敵な景品や地元特産品が当たる。
参加条件として、対象店舗やロケ地には、自転車で巡る。
自転車を持っていない人も、現地のレンタス伊久留を利用して参加する。
参加費はイベントパスが1500円（5店舗巡ることができるチケット付き）。
追加さん価値家とが1000円（追加恵5店舗巡ることが出来るチケット）。
※イベントパスは200冊限定。
追加参加チケットはイベントパス1冊につき5セットまで購入可能。
チケットはイベント期間中有効。
事前販売開始は10月1日（金）から、販売場所は、木更津市観光案内書（TEL0438-22-7711）、木更津市金田地域交流センター（TEL0438-97-6292）の2か所。
当日購入、電話での事前予約（翌日以降、販売場所で購入）、WEB申込みでの郵送代は参加者負担）から選択可能。
小愛は「さいくるりイベントホームページ」に掲載。
問い合わせは、きあらづDMOTEL0438-38-5575へ。
なおコロナ影響で中止する場合がある。