これからの移住スタイル『農業移住移住』未来のために共存したい昔ながらの生活様式
- 2021/8/21
- 移住者インタビュー
水のせせらぎ、虫やカエルの鳴き声。
自然が奏でるオーケストラは世界で一番心地よいB G M でした。
夢や希望やこだわりを捨てない新しい人生の始まりです。
横浜で生まれ育ち20代で東京に出たIさん。
都会生活に息苦しさを感じていたIさんは、農業に興味を持ち始めた2年前から、山梨県で田植えや稲刈りの体験をしていた。
菜食主義(ビーガン)で健康食への関心も高く、本格的に米作りをしてみたいと思っていたところ、木更津産のオーガニック米を紹介する動画をきっかけに、市の取組み「オーガニックシティプロジェクト」を知ることとなる。
その趣旨に賛同したIさんは、動画に登場した市内の自然食品店を訪れた。
農薬も化学肥料も使わない田圃を増やす事が、今日の深刻な環境問題を解決する鍵になると考え、木更津への移住を決意。
山深い地域に借りた家で憧れの田舎暮らしをスタートすると、疲れていた心はたちまち元気を取り戻した。
見上げた視線の先に広がるのは背の高いビルではなく、生い茂る緑と大きな空。
「ここは自分に合っている」と確信したIさんにとって、木更津は探し求めていた運命の場所だった。