「鎌足桜の魅力」味わう 他【新千葉新聞】
- 2021/8/18
- ニュース
新千葉新聞2021年8月18日発行
「鎌足桜の魅力」味わう
最後の写真と短歌・俳句コンテスト
木更津市朝日庁舎 23日から入賞作品展
当紙既報(7月21日)の「『鎌足桜の魅力』写真と短歌・俳句コンテスト」の入賞作品展が、今月23日(月)から9月3日(金)までの「平日、木更津市役所朝日庁舎・2階において開催される。
木更津市鎌足桜保存会(会長・田中幸子副市長)主催による同コンテストは、今年で最後となるため、同作品展も最後の開催となる。
写真12作品、短歌(色紙)9作品、俳句(色紙)14作品と審査員参考作品各1点を子ども保育構えの会議室A周辺に展示する。
主催者によれば、市内矢那地区に伝わる藤原鎌足伝説に因んで「鎌足桜」と称される八重桜の魅力を、写真・短歌・俳句に収めた秀作をでひ干渉してほしいと、来場を歓迎している。
設立30周年
木更津市倫理法人会
木更津市倫理法人会の「設立30周年記念式典」が、今月21日(土)午前10時から、かずさアカデミアホール(木更津意かずさ鎌足)で開催される。
早くも新米検査を実施
早生品種の『ふさおとめ』465袋
JA木更津市の畔戸倉庫で すべて1等級合格
首都圏の穀倉地帯。早場米の産地として知られる木更津市農業協同組合(山口嘉男代表理事組合長、以下JAKISARAd氏)では、13日(金)午前8時30分から、JA木更津市畔戸倉庫で「令和3年産米初検査」を実施した。
初検査にはJA木更津市畔戸支部(荒井米造支部長)の農家が千葉産オリジナル早生品種の『ふさおとめ』465袋(1袋30キログラム)(収穫時の天候が悪かったため昨年よりは減少)を、千葉県のマスコットキャラクターチーバ君が描かれた米袋に詰めて持ち込んだ。
当日は早朝より生産者・JA木更津市関係者等30余人が参集、同品種の県下一早い新米検査を見守った。
検査を前にJA木更津市金田地区・荒井米造支部長会長に続き、山口組合長が挨拶に立ち、「数年前より生産者と共に消費者の求める安全・安心な良質米の生産に取り組んできた。高質米には人俵当たり500円を加算する制度も設け実行している。今年も丹精込めた出荷米の厳選に多くの人たちが適用を受けられるよう期待している。こうした中で木更津市とJA木更津市の共催による『令和3年度木更津米食味分析コンクール』を10月に開催することを決定した。皆さんもぜひ参加・出品してもらいたい」などと協力を願った。
またコロナ禍の影響で飲食店が休業、営業時間が短縮する中で、米の消費も著しく減少しているが、農家の不断の努力に感謝し、酷暑とコロナ禍での収穫作業が安全であるよう願い挨拶した。
JA木更津市理事で生産者でもある斉藤高根市議も、「我々生産者は一粒でも多くの米を消費者に美味しく食べて戴きたいと一生懸命作っている。JAの皆さんは一粒でも多くの米を消費者に届けていただき、『木更津の米は美味しいんだよ』と発信してほしい」などと述べ、木更津米をPRした。
検査は、金田地区担当検査員の藤浪徹氏により行われ、一袋ずつ穀差しで玄米を抜き取る「抽出検査」方式で行われ、色・つやなどの整粒具合や、青未熟米・カメムシ等の被害米の混入の有無などを厳正に審査した。
検査終了後「すべて一等米!」の報告に大きな拍手がわきあがった。
藤浪検査員は「すべて、色・つや・粒・張りなど申し分なしの一等米です。このあとも天候と稲の様子を見ながら適期収穫を心がけてください」などと、汗の結晶を高く評価する講評を行った。
この日出荷された新米『ふさおとめ』は、全農千葉を通して県内・首都圏などで販売される。
JA木更津市の直売所・生活館でも販売を開始する予定。
なお新米検査はこのあと9月中旬まで市内各地で実施される。
江戸時代の小櫃川上流の水利
房総の地域文化の講座 講師は渡邊茂男氏
房総の地域文化を学ぶ会(会長・篠田芳夫、元君津地方公民館運営審議会委員連絡協議会会長)主催、『房総の地域文化講座』が、今月22日(日)午後2時から3時20分まで、木更津市中央公民館(アクア木更津B館3階)多目的ホールで開かれる。
午後1時30分から受付開始。
回を重ね、今回で89回目。
テーマは「江戸時代の小櫃川上流の水利~二五穴(にごあな)・川廻し・上総掘りを中心に~」。
講師は渡邊茂男氏(君津市文化財審議会委員)。
江戸時代の農民が、稲作に水を導入するためにおこなった創意工夫や技術開発の足跡<二五穴、川廻し、上総掘りなど>を、新発見の史料を含めて話す。
会員でなくても受講できる。
受講料400円(中学生以上。非会員のみ。会員は無料)。
非会員は事前申し込みが必要。
受講者にはマスク着用などのコロナ感染防止策を願いしている。
参加申し込み・お問い合わせは同会の筑紫敏夫(つくしとしお)幹事長までEメールか電話で。
TEL090-3431-9483(留守電に伝言メッセージを残す)。
アドレス toshi-551223@kzh.biglobe.ne.jp
木高専が辞退
秋季県高校野球予選
17日から行われている「第74回秋季千葉県高校野球大会」の予選に出場を予定していた木更津高専と千葉学芸が辞退することが16日までに分かった。
新型コロナウイルスの影響。
今回で不戦敗となっても、9月から始まる飛車復活戦の出場は認められる。
木更津高専は17日、青葉の森球場で白井と対戦予定だった。
予選は全県1区制で争い、9月3日から敗者復活戦を行う。
感染防止対策で共に全試合無観客で実施する。
神宮館福寿暦
関東新聞販売へ申し込み
関東新聞販売(株)(木更津市)では、毎年11月に次年度の『神宮館福寿暦』を新聞購読者に対し無料配布してきたが、近年利用者に変化が出てきており、昨年からは希望者のみの配布になった。
令和4年用の『神宮館福寿暦』希望者は関東新聞販売(株)へ「氏名・電話番号・住所・購読新聞名」を明記してFAX、メールなどで9月10日までに申し込む。
問い合わせはTEL0438-22-2312、FAX0438-22-5200、Eメールkantoushinbun@outlook.com
4市合計最多108人感染
16日県発表コロナ 県も最多1609人
県によると、君津地域では16日、4市全てで過去最多となる新型コロナウイルス感染が確認された。
木更津市は53人(※市発表は52人)、君津市24人、袖ケ浦市18人、富津市13人。
4市合わせた総数では100人を超え108人。
これまで最多だった9日の79人を大幅に上回り過去最多となった。
木更津市は、朝日庁舎に勤務する健康こども部の女性職員(40代、市外居住)が感染したと発表した。
同職員の陽性判明までの経過は、11日(水)~12日(木)通常出勤、13日(金)通常出勤・帰宅後発熱、14日(土)出勤なし・発熱・医療機関でPCR検査、15日(日)出勤なし・発熱・陽性判明。
他の職員に濃厚接触者はいない。
市役所は消毒作業を実施したうえで通常通り業務を継続する。
県の発表を受け各市から報告のあった感染者概要(年代別は多い順)は次の通り。
【木更津市】
◎53人(男性・30人、女性・22人)
▽10代・15人
▽40代・10人
▽30代・9人
▽20代・5人
▽50代・5人
▽10歳未満・4人
▽60代・2人
▽70代・1人
▽80代・1人
【君津市】
◎24人(男性・13人、女性11人)
▽10代・8人
▽40代・4人
▽20代・3人
▽50代・3人
▽30代・2人
▽60代・2人
▽70代・1人
▽80代・1人
【富津市】
◎13人(男性・8人、女性・5人)
▽40代・4人
▽20代・3人
▽10歳未満・2人
▽50代・2人
▽10代・1人
▽30代・1人
【袖ケ浦市】
◎18人(男性・13人、女性・5人)
▽10歳未満・1人
▽10代・1人
▽20代・6人
▽30代・1人
▽40代・3人
▽50代・3人
▽60代・2人
米このうち、千葉市保健所確認1人(30代女性)、無症状1人(60代男性)。
16日現在における地元4市の感染者累計は、木更津市が1156人、君津市502人、袖ケ浦市433人、富津市215人。
千葉県内では過去最多となる1609人が感染、4日連続で再歌を更新した。
3人の死亡も判明した。
同日現在の千葉県の新型コロナウイルスの累計感染者数は、65560人、死亡者は759人となった。