令和大改修無事完了 他【新千葉新聞】
- 2021/7/11
- ニュース
新千葉新聞2021年7月11日発行
令和大改修無事完了
夏季例祭御神輿巡礼は10日と11日に
八剱八幡神社 大神輿の軌跡を辿る
八剱八幡神社の今年度の「夏季例祭」は、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、「関東一」の大神輿の巡行と奉舁は中止となっており、昨日10日(土)ときょう11日(日)には、「御神霊(おみたま)の巡行のみが執り行われ、神職・祭礼委員長・副委員長と共に各町会の御神酒所を回り、町内のお祓いを行っている。
今年の年番区は新田・南町。
しかしながら、このらび30年に一度の大神輿改修で、昨年9月に市川市行徳の中台製作所に回収を依頼した大神輿が、およそ1年にわたる修復作業が完了し、6月20日、無事に故郷木更津に戻ってきた。
同神社の八剱隆宮司は、「氏子の皆様から多額の御奉賛を賜り無事回収が完了したことに御礼を申し上げたい。もとより神輿の分かは江戸より伝わったと言われる。当社の大神輿も嘉永3年(1850年)6月に創建。そのころの木更津(木更津村)の人口は4000人位と推測され、江戸に負けないような大きな神輿が創られたことは、当時この町が相当な繁栄を誇っていたものといまさらながら驚かされる。この大神輿は重さ1.5トンもあり、担ぐには屈強な若者50人以上を必要とする。毎年欠かさず担がれてきたのは木更津人の心意気によるものです」と、令和大改修の御礼を述べた。
昨年に続き、今年も奉舁を中止せざるを得ず、創建当時のままに麗しく修復された大神輿を火綴ことができないのは木更津野まつり始まって以来の出来事で、木更津野街に賑わいを取り戻すとともに祭礼が元通りできるように願ってやまない-としている。
大神輿改修奉賛会会長は鈴木克己氏。
嘉永3年(1850年)黒船来航の頃、創建された同神社の大神輿の軌跡を辿ってみる。
▽昭和62年7月9日=御仮屋新築
▽平成元年7月9日「関東一大神輿 平成の大改修」=奉迎行事では神輿を中心に稚児行列や手古舞・木遣り・木更津ばやし斗の大行列が富士見通りを行進。
遠藤を埋め尽くした大観衆の前でお祝いの発か次が行われた。
▽平成4年9月27日「北京ジャパンウィーク92」~日中国交正常化20周年記念事業で同社神輿が中国政府より招聘。
担ぎ手約240人参加。
▽平成5年9月19日「幕張メッセ特別奉舁」=千葉県誕生120周年記念「ちば文化祭93」、氏子220人。
▽平成5年11月5日「大神輿殿竣工」
▽平成5年11月5日「古式宮入行事」=途絶えていた古式宮入を復活。
▽平成9年9月14日「関東産大神輿奉舁」東京湾横断道路アクアライン開通記念奉祝事業=八剱八幡神社を深川の富岡八幡宮、浅草の鳥越神社の御本社神輿が木更津で始業初の合同法舁。
1300人以上の香継手、前夜祭含め約3面人以上の人々が参加。
▽平成12年10月22日「連合神幸祭」大神輿創建150年(西暦2000年)記念奉祝行事=氏子町内をはじめ、木更津・袖ケ浦地区より8社の宮神輿を集め、富士見通りでお披露目。
ヤマトタケルとオトタチバナヒメに扮した「古代結婚式」も行った。
▽平成15年9月15日「平成の担ぎ棒」(樫製)身長奉告祭。
▽令和3年6月20日「関東一大神輿 令和の大改修」成る。
オスプレイ12日に飛来
陸自木更津駐屯地 6期目の整備機体
木更津市は9日、木更津駐屯地における6機目の整備機体となる米海兵隊MV-22オスプレイ1機が、今月12日(月)に、木更津駐屯地に飛来予定と発表した。(天候等により変更の可能性がある)
防衛省北関東防衛局から情報があったもの。
これは当初、今月8日(木)に予定されていたが、天候不順で9日に順延していた。
しかし当日、オスプレイが出発する岩国基地(山口県岩国市)が大雨警報発令のため中止となっていた。
いじめゼロプロジェクト
テーマ「SNSをめぐるトラブルの予防」
木一中生徒会 道徳の授業をつくる
木更津第一中学校(校長・西克夫、生徒数302人)では8日に、生徒会本部役員が中心となって「いじめゼロプロジェクト」の授業を展開した。
この「いじめセロプロジェクト」は、歴代の生徒たち自身の手により積み重ねられた取り組みであり、年間を通して行われている。
校内には、この取り組みを通して作成された様々な啓発ポスター等も掲示されている。
今回は全校生徒会の代表生徒が先生となって、各教室の教壇に立ち「SNSをめぐるトラブルの予防」という
テーマで授業を展開した。
授業で使われた教材プリントは2枚あり、それぞれにメッセージアプリの画面が描かれている。
生徒会本部役員に聞いた話では「やりとりの実例を通して、どこのトラブルの危険が潜んでいるかをみんなで考えることができることがねらい」とのこと。
1枚目に描かれているのは、2者のやり取りでそこでのやりとりには、文字しか表示されないことによる「すれ違い」が生じていくもの。
そして2枚目に描かれている画面には、2者のすれ違いが他の生徒に拡散・波及していく様子が表示されている。
些細なきっかけからいじめへと発展していく、SNSの怖さがひしひしと伝わってくる教材だった。
その後、代表生徒の発問を通して「アプリでやりとりを交わす人物の心情」「トラブルに発展しないための心構え」等をテーマに各学級で話し合いが行われ、意見を共有していた(話し合いは、話す向きや声の大きさなどの感染症対策に配慮した形で実施した)。
そして授業の最後には、タブレット内のソフトを活用してアンケートを行った。
会頭から集計までをタブレットで行うのは、初めての試みであったが、集計した結果が瞬時で表示されるなど、集計する時間削減と同時にリアルタイムで結果を把握するものとなった。
今後は今回のアンケート結果を、生徒会役員を中心に分析していくとのことだが、どういう成果が挙がるのか機体に胸が膨らむ。
富士見通りで花植え
法人会木更津中央支部 ペチュニア等600苗を
(公社)木更津法人会木更津中央支部(支部長・平野卓義)では、10日(土)午前9時から約1時間、公益事業として同市内のJR木更津駅西口、「富士見通り・マリンロードの花植え」を行った。
今年で12年目を迎える同支部の社会貢献活動・花植えは、今回も富士見通り商店会やマリンロード振興組合の人たちの協力を得て実施。
会員や家族、金融関係等約40人の参加者は、木更津駅西口、スパークルシティ木更津横野富士見通り側付近に集合。
駅西口~宝家駐車場前までと、マリンロードの宝家交差点までのフラワーポットへの「花の植え込み作業」を開始した。
現在、荒れているフラワーポットも含む、約40鉢の花の植え込みのため、600苗の「ペチュニア」「トレニア」などの花苗が準備された。
これから美しく咲き誇る夏の花、「ペチュニア」の赤、ピンク、紫、白色など、色とりどりの花が、草取りなどを行った後のフラワーポットに植えられ、木更津市を訪れる観光客などへの、おもてなしの美しい環境が整った。
なお今年度の花植えは、秋の一斉環境浄化活動の一環として、「ちばアクアラインマラソン」(予定)を控えた10月16日(日)に計画している。
暁星国際は大差で勝利
高校野球千葉大会 1回戦の残り25試合
「第103回全国高校野球選手権千葉県大会」第3日目は9日、県総合スポーツセンター野球場や袖ケ浦市営球場等で1回戦の残り25試合が行われた。
6月30日の開会式後、3日連続で雨天中止となったため、4日に今夏初めての試合、1回戦4試合だけが行われていた。
5~8日は各校が期末試験のため試合がなかった。
日程が順調に進めば、20日に準決勝、21日に決勝が行われる予定。
開会式では天羽の北見空主将(3年)が選手宣誓し、コロナの影響で多くの行事が亡くなり、制約のある生活が続く中、大会が開かれることへの感謝の思いを述べ、「今、私たちにできることは全力で戦い抜くことです」と誓った。
天羽は2回戦から出場、12日に船橋市民球場で行われる第2試合で、浦安南・県松戸・松戸向陽・流山北の同号チームと対戦する。
地元勢の、これまでの結果は次の通り。
◎1回戦
▽暁星国際13-3東邦大東邦(6回コールド)
▽日大習志野3-1翔凜
▽千葉英和1-0袖ケ浦
富津3人など3市で5人
県によると、君津地域では9日、富津市で3人、木更津市と君津市で各1人、計5人の新型コロナウイルス感染が確認された。
年代は10代~30代、感染経路は4人が不明で1人が同居家族。
当地域の新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【木更津市】
▽20代男性①アルバイト②不明③7日
【君津市】
▽10代男子Z(無症状)①児童・生徒②不明③8日
【富津市】
▽30代男性①会社員②同居家族③8日
▽20代女性①無職②不明③8日
▽20代男性①会社員②不明③8日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、木更津市が707人、君津市276人、富津市137人に増えた。
袖ケ浦市は277人。
県内では同日、180人が感染した。
1日の感染者が100人を超えるのは10日連続となった。
両検定に延べ127人合格
木更津珠算連盟等 珠算能力・暗算検定
日本商工会議所、日本珠算連盟、木更津珠算連盟主催「珠算能力・暗算検定試験」が6月27日、木更津珠算連盟の正会員認定教場(各塾)で行われた。
両検定合わせて延べ127人が合格した。
合格者の内訳は珠算能力検定が87人(準1級8人、準2級12人、4級8人、5級13人、6級20人、7旧7人、8級10人、9級7人、10級2人7)、暗算検定は40人(1級1人、2級3人、3級3人、準3級3人、4級8人、5級13人、6級4人、7級5人)。
合格者は次の通り。