災害時の支援活動で協定 他【新千葉新聞】
- 2021/6/23
- ニュース
新千葉新聞2021年6月24日発行
災害時の支援活動で協定
愛知県の災害ボランティア団体が協力
木更津市が自治体で初「愛・知・人」と結ぶ
木更津市は21日(月)、災害ボランティア愛・知・人(あい・ち・じん)と「災害発生時におけるボランティア活動等に関する協定」を締結した。
これは、大規模災害等が発生した場合に、市及び愛・知・人が相互に協力して、市民生活の安定を図るため、災害ボランティア愛・知・人から、被災家屋の応急復旧作業、被災地域の消毒作業及び災害廃棄物の撤去作業、被災地域での無人航空機(ドローン)による家屋等の被災状況調査などのボランティア活動に協力してもらうもの。
木更津市役所駅前庁舎8階市長室で行われた締結式には、災害ボランティア愛・知・人の赤池博美代代表理事(50、愛知県在住)が来庁。
木更津市からは渡辺芳邦市長、田中幸子副市長、伊藤浩之総務部長、植野博総務部次長などが出席して敬意を表した。
渡辺市長と赤池代表理事が協定書に署名し締結、記念写真に収まった。
席上、渡辺市長は、一昨年の台風15号・19号の被害発生後、長期間にわたり被災住宅へのブルーシートの天張支援、倒木による寸断道路の啓開作業などへの多大な支援・協力に対しお礼の言葉を述べるとともに、「今協定で、安心・安全なまちづくり施策が一層強化される。また被災時には状況に応じて、同団体(愛・知・人)へ「支援要請を行い、団体が活動しやすい環境も整える」などとして、感謝した。
赤池代表理事は、「被災時には当団体が持つ経験とノウハウなどを生かし、全力を尽くす。協力を惜しまない」などと挨拶した。
同団体(愛・知・人)は、2011年の東日本大震災を機に設立され、現在全国に約700人の登録メンバーがいるが、常時活動している人は100人ほど、その他は災害発生時に規模に応じて後方支援など適宣活動している。
同団体の、自治体との正式な協定締結は木更津市が初。
一昨年の台風15号等の被災時には、木更津市を拠点に約3か月間にわたり、君津市、袖ケ浦市、富津市、鋸南町などでも支援を行った。
定年等により役員改選
木更津交通安全協会 理事会は書面決議
木更津交通安全協会の「令和3年度理事会」がこのほど、木更津市吾妻の交通後援講習室で開催された。
新型コロナウイルスの感染拡大・拡散防止のため、「書面決議」とし、52人全員一致で全ての議案は可決された。
会議には、幹事含み27人の理事が出席。
竹内義一会長の挨拶、議長選出、議事録署名人指名後、議事に入り
▽令和2年度事業報告
▽令和2年度周四家さん報告及び監査報告承認
▽令和2年度事業計画(案)承認
▽令和3年度収支予算(案)承認
▽役員改選
-について審議し承認された。
薬院の改選では、定年により本忠正義副会長の退任に伴い、後任として、市川光雄本部知事が副会長に就任した。
また、同じく定年により高橋秀男監事の退任に伴い、後任として、工藤均本部理事が監事に就任した。
木更津交通安全協会の役員は次の通り。
◎相談役=金綱一衛
◎相談役=田丸幸男
◎顧問=伊藤英男
◎会長=竹内義一
◎副会長=鹿島秀松、内藤榮、市川光雄(新)、拾雄精二(部会長、中郷)、新藤守(連協会長、長浦)
◎監事=阿部徳、工藤均(新)
◎本部理事=細野幸男、山中裕、高野好市、鈴鹿豊
◎理事=中央=櫻井勝
▽東部=大下孝義
▽北部=露崎辰弥
▽清川=溝口吉雄
▽清川第一=原田豊
▽真舟=平野泰治
▽貝渕=水野幾雄
▽鎌足=細野鴨
▽金田=髙浦祐二
▽高柳=本忠正義
▽岩根西=藤代隆
▽富来田=佐久間登
▽新田=岸本俊夫
▽波岡=仲原明
▽平川=髙浦正勝
▽昭和=糟谷芳子
▽根形=尾嵜精孝
◎事務局長=石井宏幸
(敬称略)
市政発展にと100万円
木更津市のために 北見文子社長が寄付
木更津市潮見2-7-2、有限会社ケービーエス商事の北見文子代表取締役社長は18日、木更津市伊役所駅前庁舎(8階・市長応接室)を訪れ、「市政の発展に役立ててほしい」と、100万円の木更津市に寄付した。
同氏では、北見文子社長の篤志に、「有り難く、市のために有効に使わせていただきます」と、感謝の言葉を述べた。
藤井棋聖が2局も勝利
棋聖戦5番勝負 初防衛迄あと1勝
将棋のタイトル「棋聖」「王位」2冠の最年少保持者、藤井聡太棋聖(18、8段)に、渡辺明9段(37)=3冠「名人」「棋王」「王将」=が挑戦している《産経新聞社・日本将棋連盟主催 ヒューリック特別協賛の「第92期ヒューリック杯棋聖戦5番勝負」》の第2局は、今月18日(均)兵庫県洲本市内のホテルで開催され、藤井棋聖が171手で勝利し(2勝)、タイトル初防衛迄あと1勝となった。
第1局は今月6日(日)、木更津市内の龍宮城スパホテル三日月(代表取締役・小高芳宗)富士見亭で開催され、藤井棋聖が90手で勝ち、初の防衛線を白星で飾っている。
第3局は7月3日(土)、静岡県沼津市の沼津御用邸で行われる。
藤井棋聖の防衛に期待が高まる。
君4、袖1、木2人感染
21日県発表コロナ 県内は新たに85人
県によると21日、君津地域では君津市で4人、袖ケ浦市2人、木更津市1人、計7人の新型コロナウイルス感染が判明した。
富津市は出ていない。
このうち33人は感染経路は同居家族。
県発表の新規感染者は次の通り。
①職業等②推定感染経路③検査確定日
【木更津市】
▽40代男性①会社員②不明③19日
▽70代男性(無症状)①自営業②同居家族③18日
【君津市】
▽60代女性①アルバイト②同居家族③18日
▽60代男性①アルバイト②不明③18日
▽20代男性①会社員②その他③18日
▽30代男性(無症状)①無職②同居家族③18日
【袖ケ浦市】
▽40代女性①アルバイト②職場③19日
地元4市の同日現在における累計感染者数は、木更津市が649人、袖ケ浦市258人、君津市248人に増えた。
富津市は変わらず118人。
県内では85人の感染が判明した。
1日の感染者が100人を下回るのは6日ぶり。
死者は確認されなかった。
同日現在の県内の累計感染者計は39258人に増え、死亡者は701人。