新千葉新聞2021年5月9日発行

渡邉百々香さん見事優勝

高校将棋選手権千葉大会　全国大会出場へ

「第57回高校将棋選手権千葉大会」が2日、千葉krン教育会館で開かれ、女子個人戦で木更津高校（将棋倶楽部顧問・佐藤教諭）の渡邉百々香さん（1年）が見事優勝し、全国大会出場を決めた。
戦績は6戦全勝の完勝。
4日、渡邊さんが小学生時代から通い続けてた日将連君津大和田支部（支部長・長谷川義夫）に県代表決定を報告。
同支部では快挙を喜ぶとともに「ぜひ将来は女流棋士を目指してほしい」とエールを送った。
全国大会（日本将棋連盟・全国高等学校文化連盟主催）は7月30日と8月1日の2日間、和歌山市で開催（予定）され男子団体・個人、女子団体・個人の4部門が行われる。

役目を終えた人形を供養

木更津ひな会　高蔵寺で人形感謝祭

木更津ひな会（勝忠男代表）主催、（社）日本人形協会、木更津市観光協会、高蔵寺、福寿寺後援の「第35回人形感謝祭」が今月11日（火）午前11時（受付は10時）から、坂東30番霊場・平野山高蔵寺（髙倉観音、木更津市矢那1245）で開催される。
これまで人形感謝祭は福寿寺（長須賀）で行われていたが、同寺周辺の都市化等の影響で今年から会場を高蔵寺に移して継続される。
人形供養は、人形に宿っている魂を大切に弔い、感謝する祭り。
県南初夏の風物詩として、県内外から持ち寄られた役目を終えた節句人形、ぶいぐるみなど多数が供養（供養料3000円以上）される。
多くの参拝を歓迎している。
雨天決行。
問い合わせは木更津ひな会（TEL080-1038-3317）、または高蔵寺（TEL0438-52-2675）へ。

生理用品をお使いください

木更津市47か所の学校や公民館に配備

新型コロナウイルス感染症の影響の長期化により、経済的な理由等から生理用品を十分に用意できない「生理の貧困」が新たな問題として浮上している。
木更津市では、このような事態に対応するため、市内14か所の災害用備蓄倉庫で保管している生理用品を、学校等の女性用トイレの一部に、4月30日から配備している。
配備先は市立小学校（18校）、私立中学校（12校）、公民館（15館）、金田地域交流センター「きさてらす」、市民活動支援センター「きさらづみらいラボ」。
配備個数は約15000個。

オスプレイ7機目到着

陸揚げの5機目　岩国から木更津駐屯地へ

陸上自衛隊が導入した輸送機V-22オスプレイ1機が7日午後、米軍岩国基地（山口県）から暫定配備先の木更津駐屯地に到着した。
同駐屯地に配備されたのは計7機となった。
防衛省北関東防衛局から連絡があった木更津市が発表した。
防衛省は計17機の導入を計画。
昨年7月に配備された2期の加え、今年2月に米国から船舶で岩国基地に到着した5機の異動を順次進めていたが、これで陸揚げされた5期の移送が完了した。

袖ケ浦で20代1人感染

7日県発表コロナ　県内は新規99人

県によると7日、君津地域では袖ケ浦市で1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【袖ケ浦市】
▽20代会社員男性①不明②6日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、袖ケ浦市が194人に増え、木更津市509人、君津市166人、富津市66人は変わらない。
県内では7人の死亡と99人の感染が判明した。
同日現在における県内の累計感染者数は34089人、死亡者数は635人。
変異株感染者は過去最多の66人が確認され、累計で610人となった。