木更津市と(株)ごはんクリエイトが『災害時における食料調達に関する協定』を締結
- 2021/4/10
- 木更津市役所
木更津市と木更津市内で「ごくりっ」「ブッフルージュ」の飲食店2店舗を展開している、株式会社ごはんクリエイトが、大規模災害等が発生した場合または発生するおそれがある場合に、加工保存食の供給協力について、令和3年4月8日(木)木更津市駅前庁舎市長応接室にて協定締結式が行われました。
今回の『災害時における食料調達に関する協定』は、大規模災害等が発生した場合、または発生するおそれがある場合に、株式会社ごはんクリエイトから、加工保存食の調達について協力いただくものです。
ごはんクリエイトから提供される加工保存食として、地域の未利用食材を利用した炊き込みご飯やポトフなどをご提供いただき、災害時の栄養面も考えられたメニューをご提供いただきます。
また、市主催の防災フェスタにて災害時に提供を予定している加工保存食の出店も予定されています。
出席者
・(株)ごはんクリエイト
野口利一代表取締役
野口麻衣 女将
増田佳哉統括店長
・木更津市
渡辺芳邦市長
田中幸子副市長
佐伯浩一経済部長
伊藤浩之総務部長
他
調印後、記念撮影が行われました。
加工食品の内容については、地産地消の食材の廃棄を減らし、有効活用して災害時に利用可能な加工食品を計画的に製造し保存するだけでなく、定期的に消費・補充しながら常時一定数の食料を確保する「ローリンストック」という取組みです。
駆除された、イノシシなどの食材も利用していくということです。
災害時利用のため、地域食材を使用した防災食のローリングストックは、まだ珍しい取り組みではないでしょうか。
フードロスになってしまう地域の食材を有効活用し、加工食品にして備蓄し、捨てるのではなく、美味しく食べながらストックしていくとのことでした。
ごはんクリエイトの野口代表取締役は、調印後の挨拶で、「飲食店として地域に貢献できることはないかと生産者との情報交換の中で、食材の廃棄などいろいろな課題があることが分かりました。一昨年の台風での停電時での炊き出しで大変喜ばれたことから、捨てられてしまう、と届かないを解決することができるのでは?と市に提案をさせていただいた」と話されていました。
今後、展開される新規事業の中でも、食材を貯蓄しながら消費していくということを拡大していきたいとのことでした。
災害時など、どうしても冷たい食事や味気ない食事が多くなってしまいますが、きちんと調理された食事が頂けるというのはとても嬉しいですね。
株式会社ごはんクリエイト
https://www.gohancreate.co.jp/
居酒屋 ごくりっ
住所:木更津市大和2-2-16
電話:0438-40-5182
定休日:月曜日
居酒屋ごくりっ公式HP
洋食とワイン Boeuf Rouge(ブッフルージュ)
住所:木更津市大和1-8-3
TEL:0438-53-7171
定休日:月曜日
Boeuf Rouge公式HP