医療の担い手へ決意新た 他【新千葉新聞】
- 2021/4/9
- ニュース
新千葉新聞2021年4月9日発行
医療の担い手へ決意新た
君津中央病院付属看護学校入学式
看護師養成3年過程 60人に入学を許可
君津中央病院企業団(田中正企業長)を経営母体とする、国保直営総合病院君津中央病院(海保隆委員長)付属看護学校(木村博昭校長)の「令和3年度第48回生入学式」が7日、同校4階体育館で厳粛に挙行された。
今年度の式典は、新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に、昨年度同様に、新入生の保護者及び企業団外部からの来賓等の出席は控えてもらい、新入生と在校生、学校職員のみで実施した。
今年度の入学者は60人(うち男性6人)。
式典では一人ひとりを呼名後、木村校長が「第48回生60人の入学を許可する。おめでとうございます」と宣言すると、新入生に安堵と喜びの表情が満ち溢れた。
式辞で木村校長が、禅僧の言葉『日々是好日』を掲げ、「これは毎日が素晴らしい日、という意味だが医療現場は様々なことがある。コロナ禍の日々、逆境の時こそ大切なことがある。イチョウは日々高度化している。日々是好日を目指し、年後には全員が国歌しか県に合格し、医療の担い手になってほしい」などと期待を込め入学を歓迎した。
田中企業長、海保病院長、金綱はるみ看護局長はそれぞれに、長引くコロナ禍にあっても高く志のもとで看護職を目指し、入学式を迎えたことを祝い、「初心を忘れずに」「応用力を磨く」「3年間で学びを深め資格取得を」などと激励し祝辞を述べた。
上級生代表・梅木凜佳子さん(3年)が「コロナ禍の中で難しいこともたくさんあるが、3年間は短い。仲間を大切に、支え合い、ともに学びを深めよう」と歓迎の言葉。
新入生を代表して森下麻衣さんが、「信頼される看護師を目指し、何事も前向きに捉え、3年間たゆまぬ努力を重ねることを誓い、一生懸命勉強します」と誓いの言葉を述べ、効果を静聴した。
社会館吾妻保育園としてスタート
社会福祉法人木更津大正会 民営化第一号で開園
旧木更津市立吾妻保育園(木更津市吾妻)は、令和3年4月1日民営化され、社会福祉法人木更津大正会(宮崎栄樹理事長)「社会館吾妻保育園」としてスタートした。
社会館吾妻保育園(豊田里花園長)は定員60人、0歳児~就学前までの乳幼児を受け入れる。
4月1日現在54人(0歳1人、1歳4人、2歳8人、3歳14人、4歳15人、5歳12人)が在籍しており、時間外保育も実施している。
女児を預けに来た自衛隊勤務の女性は「近くで受け入れてもらい、大変有り難いです」と話していた。
社会福祉法人木更津大正会は、その名の通り対象2年時、内務省からの布達を受け、市内の寺院住職らによって設立され、歴代の町長・視聴を代表とし、市役所厚生課長を事務局員に活動を展開し、100年超の歴史を刻んできた。
この間、同会は時代の変化・陽性に真正面から対応して、授産所、同所内に保育部(木更津社会館保育園)の附設などを行ってきた。
この度(平成31年3月)の木更津市の市立保育園民営化審議会の議を経て、社会福祉法人大正会が、木更津市立保育園民営化第1号として木更津市立吾妻保育園を受託、令和3年4月1日「社会館東保育園」と名称変更して開園となったもので、同法人の運営する保育園は3園目。
同法人では今後、駐車場整備、日陰づくりのための樹木の植樹、園舎から直接屋外に出られるデッキなどを設置して子どもたちのあそび場環境も整備していく予定。
宮崎理事長は「民営化により市の待機児童の解消や財政健全化にも貢献できる。民営化にはさまざまな可能性がある。子どもたちの幸せのために、これからも挑戦していく」などと意欲を示している。
記念撮影や説明を聞く
聖火リレートーチ木更津市会場 630人が来場
千葉県の聖火リレー実施(7月1日~3日、海ほたる~)3か月前に合わせ、県内市町村のトップを切って、「聖火リレートーチ」の巡回展示が5日(月Z)、イオンモール木更津(築地)の2階で行われた。
同会場には、オリンピック、パラリンピックの聖火リレートーチに加え、1964年東京オリンピック聖火リレーで実際に使用されたトーチ等も展示されていた。
午前10時~午後8時まで開かれた同展には、630人が来場。
記念撮影や係員の説明に耳を傾けるなど、オリンピックへの関心の高さが感じられた。
木更津市の後、袖ケ浦市、君津市、富津市へと受け継がれた聖火リレートーチは、6月25日まで、約3か月をかけて県内市町村を巡回展示される。
LCの災害支援の在り方
かずさ地域で行政と組織的構築を
8ライオンズクラブ アラート担当者会議
ライオンズクラブ国際協会333C地区(千葉県)10リジョン(かずさ地域)の4市に拠点をもつ8つのライオンズクラブ(代表・栗原秀美)から選抜された災害支援担当者による「アラート担当者会議」が3日、東京ベイプラザホテル(木更津市)で開催された。
一昨年の台風15号の被災地、かずさ地域は台風直後から県内のライオンズクラブ(以下LC)をはじめ、東京レスキューLCや青森ゼロLCから災害支援派遣を受け入れた。
しかし、地元LCによる支援団体の受け入れ態勢が不十分であったという当時の反省から、地元の自然災害時におけるLCの危機管理体制協会と被災地でどのような人的、物的支援ができるかをこの1年半余り、研修などを通して共有化を図ってきており、行政との協力体制の組織的構築が優先課題となっていた。
今回の会議では、「LCの災害支援の在り方」として、自ら3年前にLC千葉県地区の災害支援委員長を経験した山中政人ゾーンチェアパーソンが、組織化への熱い思いを表明。
会議に参加したメンバーから、社会福祉協議会と進めているLCとの災害支援協定の経緯や、東日本大震災や西日本豪雨災害、熊本地震などの災害支援ボランティア活動に参加した時の受け入れ態勢について発表があり、「地元でLCとして何ができるか?」を整理した。
また今後の方針も確認した。
その後も、かずさ地域8LCの災害支援組織代表として、山中氏を満場一致で選任した。
人気は3年間。
各LCのアラート担当者は次の通り。()は所属LC。敬称略。
▽山下秀昭。栗田秀美・森田恵(木更津)、山村憲一(袖ケ浦)、平野寛明(富津)、鳥井直哉(上総)、正木守・大瀧勝明・宇野晋平(君津)、石井昭平・鈴木高大(君津中央)、鈴木正夫・山中政人(君津プラチナ)。
富津と袖ケ浦で各1人
7日県発表コロナ 県内感染は76人
県によると7日、君津地域では富津市と袖ケ浦市で各1人の新型コロナウイルス感染が判明した。
富津市の感染者判明は先月22日以来。
新規感染者は次の通り。
①推定感染経路②検査確定日。
【富津市】
▽10代児童・生徒男性①不明②6日
【袖ケ浦市】
▽60代自営業女性①不明②6日
地元4市の同日現在の累計感染者数は、袖ケ浦市は185人、富津市が60人に増え、木更津市459人、君津市150人はかわらない。
県内では1人の死亡と76人の感染が判明した。
感染者数が100人を下回るのは3日連続。
同日現在における県内の感染者数は30279人、死亡者数は581人。
また、県は既に公表済みの感染者のうち、3人が変異株陽性だったと発表した。
県内の変異株感染者は累計で62人となった。
変異株が確認されたのは60代夫婦と娘の20代女性。
家族3人の感染が判明後、夫が接触していた職場の同僚の変異株感染が分かり、県が変異株検査を実施した。
KAORUKOさん店舗銀座へ移転
フラワーアーティスト
木更津出身、木皿dy氏の公式ふるさと応援団で、世界を舞台に活躍している、フラワーアーティスト・KAORUKOさんの新店舗「KAORUKO FLOLOST GINZA」(かおるこ フローリスト ぎんざ)が、3月24日、東京都中央区銀座4-10-4、ACN銀座4ビルディング3階へ移転して、グランドオープンした。
電話はTEL03-6264-4687、FAX03-6264-2886。