木更津駅西口(みなと口)の老舗「味処 宝家」でランチにあさり料理と富津産穴子を堪能してきました
- 2021/3/18
- 食べる
今回ご紹介するのは、木更津で知らない人はほぼいないと思われる、木更津駅西口(みなと口)から5分ほどの場所にある、明治30年創業の超老舗「味処 宝家」です。
以前、お弁当のテイクアウト情報を掲載させていただきましたが、お天気の良い日にランチに伺ってみました。
お昼少し過ぎにお店についたのですが、駐車場にはかなりに車が停まっていました。
車を降りると、中からお店の方が出てきて迎えてくれました。
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店内は、テーブル席と奥には、大小さまざまな個室や鉄板焼きが楽しめるゲストハウスがあります。
法事やお祝い事で予約をされる方が多いようで、宴会などの予約の場合、庭を通った先の入り口より宴会の部屋へ入る形になっているようです。
伺ったとき店内テーブル席は、ほぼ満席となっていて、予約せずに伺ってしまったので、少し待ちましたがすぐに席を用意してもらえました。
待っている間もお店の方が気にかけて声をかけてくれるので、待つのも気になりませんでした。
席についた後、今日のおすすめと、メニュー内容を丁寧に説明してもらい、さて何を食べようかとメニューとにらめっこしました。
宝家と言えば「あさり」は外せないということで、『宝家名物 あさり膳』より、お刺身とアサリのかき揚げと串揚げのハーフ&ハーフをお願いしました。
他にも美味しそうなものがおすすめで並んでいたので、「富津産の穴子蒲焼」と「大原産のたこのやわらか煮」もお願いしました。
アジのなめろうなどもありましたが、流石にお腹に入らなということで、次回に持ち越しです。
テーブルには、食事中にマスクをおいて置けるように、マスク入れの準備もあり、いつもどこに置くか悩むマスクも置き場があり助かりました。
ちょっとしたことですが、このような心遣いはとても嬉しいですね。
今回頂いた料理はこちらです。
宝家名物 あさり膳 2,000円(税別)
メインを4種類から選ぶことが出来ます。
あさりのかき揚げとあさりの串揚げのハーフ&ハーフ
あさりのかき揚げと串揚げは別メニューで表示されていますが、お願いすればあさりのかき揚げ1枚と串揚げ2本でハーフ&ハーフで提供していただけます。
ちゃんと、メニュー説明の時にも両方楽しめますよと教えてもらえます。
かき揚げは思っていたより大きくびっくりしましたが、揚げたてでサクサクふわふわで、どんどん食べることができました。
あさりの串揚げは、こちらもサクサクで、あさりをしっかりと感じることが出来て、ソース無しでも美味しく食べることができましたが、天つゆとソースが2種類もつけてくれてあったので、一口ずつ味を変えて楽しみました。
お刺身
お刺身の説明をしていただきましたが、甘鯛しか覚えていません・・・(ごめんなさい)
しかし、新鮮でさすが宝家です。
しっかりと吟味された新鮮な地元であがった魚で、とても満足できます。
あさり膳のご飯はもちをんあさりご飯で、なんとお代わりできるんです!
ワンパクさんにはたまらないサービスです。
おみそ汁は、大きなあさりがたっぷり入っていて身がプリプリしていて、こちらも美味しくいただきました。
おすすめから選んだ2品
富津産の穴子蒲焼(1,980円+税)
白焼きと迷いましたが、蒲焼正解です!
タレは濃すぎず、あなごの味がしっかりと楽しめました。
身はフワフワ柔らかくて、キュウリと一緒に食べるとお酒が欲しくなる美味しさです。
さすがにお昼なので、お酒は我慢でした。
今度は、夜にお酒のつまみで頂きたいですね。
大原産たこのやわらか煮(900円+税)
タコの大きさが驚きです。
しかし、本当にやわらかく煮てあり、見た目は辛いのかな?という感じですが、全くそんなことはなく優しい味でした。
一緒に煮てある大根も柔らかくて、タコの味がよく染みていて、お代わりしたいくらいでした。
食後は、コーヒーを頂きました。
久しぶりに、ゆっくりとコーヒーを飲んだことに気づきました。
淹れてもらうもらうコーヒーは最高です!
御口直しにと、冷たいお水を付けてくれるところも嬉しいですね。
今回頂いた料理でとても気になったものがあったので、お店の方に聞いてみました。
こちらの、豆腐?です。
嶺岡豆腐(みねおかとうふ)と言います。
牛乳を使って作る豆腐です。
胡麻豆腐とレアチーズケーキの間のような舌触りです。
むかし酪農の発祥の地の嶺岡牧場で、八代将軍徳川吉宗が豆腐が食べたくなり、料理人が胡麻豆腐の要領で葛と牛乳で作ったのが始まりとされています。それ以来、牛乳を使った料理を「嶺岡○○」と呼ぶようになったとのことです。
嶺岡(みねおか)とは鴨川市とと南房総市の境にある嶺岡連峰のことで、今は酪農の里という牧場があります。
気になる料理についても、お店の方は親切に答えてくれて、勉強にもなりました。
千葉県は、酪農発祥の地なんですよ。
今回はあさり膳に集中して注文しましたが、ゆっくりとメニューを見てみると、他にもランチメニューが豊富にあるのを見つけてしまいました。
お昼御膳メニュー(税別)
- 海鮮刺身盛り合わせ膳(近海物) 3,000円
- 季節の味を食す松花堂弁当 2,000円
- お造り膳 1,500円
- 天ぷら膳 1,500円
- 小柱と小海老のかき揚げ丼 1,500円
- 江戸前穴子蒲焼き丼 2,000円
- 穴子天丼 1,580円
- 房総産直特製海鮮丼 1,980円
- 宝家特製あさりカレーと海老フライ定食 1,500円
- 房総豚とんかつ定食 1,500円
- 本日の煮魚定食 1,500円
- あさりさんが焼き定食 1,800円
- 特選牛の網焼き膳 2,000円
- 天ざる(季節の野菜と海老の天ぷら) 1,380円
- うな重 3,500円
- お子様プレート 1,200円
- 漁火御膳(先付/前菜/お造り/煮魚/天ぷら/茶碗蒸し/水菓子) 4,000円
「宝家特製あさりカレーと海老フライ定食」気になります!
次回は・・・というようにメニューを見ながら考えてしまいました。
宝家のゲストハウスでは、鉄板焼きも楽しめるということですので、美味しいお肉を頂くことも可能です。
記念日などに、ちょっと奮発しておしゃれにワインを飲みながらという楽しみ方もできるお店です。
食事中も、お店の方がお茶が無くなっていないか気にかけてくれたりと、とても快適な食事時間を過ごせました。
お会計後帰るときは、お店の外まで若女将が見送ってくれました。
せっかくお会いできたので、写真を撮らせていただきました。
左が、若女将の鈴木希依子さんで、右は土日に会えるかもというレアキャラ嘉屋﨑道子さんです。
マスク越しでも分かる素敵な笑顔です。
この笑顔に会いたくて、ご飯を食べにくる方もいるのも頷けます。
テイクアウトもまだまだ可能とのことですので、家族でちょっと贅沢にお家で老舗の料理を楽しんでみてはいかがでしょうか?
若女将、鈴木希依子さん
女優業と並行して実家である宝家の若女将となりました。8年間の海外経験を生かした外国人客への応対、企画や広報、木更津市の宣伝も兼ねたラジオのパーソナリティーなど店内外で幅広く活躍し、あさり料理同様に、今ではお店の看板若女将です。
味処 宝家
住所:木更津市中央2-3-4
電話:0438-22-3765
FAX:0438-22-6905
営業時間
ランチ/11:30~14:00
ディナー/17:00~20:30
定休日:第1・第3水曜日(祝日の場合営業、振替休あり)
※不定休あり
※メニューなどの情報は、掲載時のものとなります。詳しい情報はお店にお問い合わせください。