年末年始特別警戒取締り 他【新千葉新聞】
- 2020/12/9
- ニュース
新千葉新聞2020年12月9日発行
年末年始特別警戒取締り
10日から君津地域4市で啓発活動
飲酒運転撲滅など 冬の交通安全運動も
12月10日(木)からの「年末年始特別警戒取締り(~1月3日)」と、「冬の交通安全運動(~12月19日)」の実施に伴い、木更津署、君津署、富津署及び、君津地域4市では、例年実施している様々な啓発運動について、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止を目的に自粛傾向にあるが、横断幕や広報誌、広報車、防災無線などを通しての啓発活動を行う予定となっている。
これらの活動は、交通量の増加や飲酒の機会が増える年末年始を控え、交通事故や警報犯罪の増加が懸念されることに伴い、関係機関が一致団結して、地域住民への交通事故、特に飲酒運転撲滅と、犯罪抑止・自主防災意識の高揚を図るなどを目的に実施されているもの。
各氏の事業実施予定などは次の通り。
【木更津市】
▽アクション10(テン、交通安全)=12月10日(木)午前10時から、木更津消防署本庁舎前交差点でドライバーに啓発物資配布
▽特別警戒出動式=12月15日(火)午後4時から、木更津警察署・木更津市・袖ケ浦市による出動式典及びパトロールは中止。
【君津市】
▽交通安全該当啓発=今月9日(水)午後2時30分~3時30分、アピタ君津店交差点、▽シートベルト、チャイルドシート着用推進街頭啓発=12月11日(金)午前10時~11時、味楽囲おびつ展前交差点(雨天時14日に延期)
▽自転車無料点検キャンペーン=12月14日(月)午後3時~4時、アピタ君津店駐輪場・正面(雨天中止)
▽飲酒運転撲滅街頭キャンペーン=12月18日(金)午後6時~7時(雨天中止)
【富津市】
▽年末年始特別警戒取締り出動式(両運動)=12月11日(金)午後3時~、富津市役所1階ロビー
【袖ケ浦市】
▽出動式中止=12月15日予定の出動式はコロナ禍のため中止。
木更津の歴史めぐり等
修学旅行の代行行事・コロナを吹き飛ばせ
木二小6年生 テーブルマナー講習も
木更津第二小学校(校長・大木昌代、児童数468人)では、12月1日と2日、10月に予定していた6年生児童(85人)の修学旅行(箱根・鎌倉方面)の代替行事として『コロナを吹き飛ばせ ドキドキ木更津 歴史めぐり』をテーマに修学学習(児童が命名)を実施した。
8月に宿泊業時中止を決めてから、代替えとしてどんな活動が出来るかを考える中で、児童たちは、木更津には古い歴史があり、徒歩圏内にも多くの寺院や神社、歴史を記す碑等があることを改めて知った。
地元ならではの名物を扱う店もある。
地域の人たちが、見学や訪問の依頼を快く受け入れてくれたことで、この企画を実現することができた-と同校担当者は話していた。
1日目はワシントンホテルでのテーブルマナー講習の後、木更津甚句記念碑・見染の松を見学して中の島大橋へ。
同ホテルは「修学旅行の代わりに思い出に残る活動になるなら」と、初めての教室を開いてくれた。
総料理長からフルコースのメニュ紹介の後、小山副総支配人が講師となり、宴会に参加する際の心構えや服装、立ち振る舞いのマナーから教えてもらった。
子どもたちは緊張の面持ちで運ばれる料理を口に運んでいたが、デザートのクレープシュゼットの炎のパフォーマンスには、思わず歓声が上がった。
2日目は、木更津の歴史を巡るをーくラリー。
太田山公園・光明寺・吾妻神社・内港公園をチェックポイントにグループごとの計画で市内を回った。
子どもたちのミッションは、しおりにある木更津の名所36か所を確認し写真に収めること。
神社や寺院だけでなく、どこかで見たことのある看板やタヌキ・ご当地マンホールも、改めて探すのは予想以上に大変そうだった。
散策途中のお楽しみは、地元名店での買い物。
食べたことはあってもお店に行くのは初めてという児童も多く、おやつに家族のお土産にと買い物を楽しんでいた。
2日間の活動を終え、子どもたちからは、「テーブルマナーはおもてなしや相手を思いやることだと知った。正しい食事のマナーを守れる大人になりたい」「木更津には、歴史のあるお寺や神社、銘品を売るお店がたくさんあることが分かった」「今回は限られた時間だったので、改めてゆっくり行ってみたい」等の感想が聞かれた。
同校では「修学旅行が中止となったことは本当に残念だったが、代替え2日間の活動を通して地元木更津の歴史を改めて知るよい機会となった。卒業まであと4か月。地域の方々とのつながりを実感しながら成長してほしいと願っている」と話していた。
クリスマスツリー飾る
木更津内港公園 12日にナチュラルバル
おいしい!たのしい!うれしい!ナチュラルバルは、子どもたちが楽しめる「食のイベント」。
安心・安全・無添加な食べ物を提供し、みなと街なかの賑わいの創出を目指す『木更津ナチュラルバル』が、今月12日(祖)午前11時~午後3時まで、木更津内港公園(出島)で開かれる。
今回委は、20店舗が出店予定。
飲食以外にも「くじ引き」や縁日の定番「型抜き」など子どもたちが楽しめる遊ぶを提供する出店者も参加する。
当日は、食べ物のテイクアウトを呼びかけているが、こだわりの食べ物のほか、もうすぐくりすますということで、ミニイベント、「クリスマスツリーを飾ろう」や「エボリューションダンスステージ」が行われる。
主催はみなとまち木更津推進協議会(事務局・木更津市観光協振興課TEL23-8118)、かずさファーマーズマーケット実行委員会共催。
新型コロナウイルス感染症対策の一環として、来場者の事前「登録」を11日(金)午前8時までお願いしている。
当日の登録可。
登録フォームから商品の事前予約ができる(先着100組に会場で使える200円分のナチュラルバル金券を1組1枚プレゼント)。
またレジ袋削減のため、エコバックを持ってきた人にアクアコインとして使える「らづポイント」プリペイドカード100円分を1人1枚プレゼントする。
君津で新たに1人感染
県7日判明コロナ 千葉県内は58人
県の発表によると7日、君津市で新たに1人の新型コロナウイルス感染が確認された。
同市での感染者判明は5日以来。
君津市の感染者は30歳代の会社員男性で無症状。
既に感染が判明している同市の20歳代女性(袖ケ浦市で発生したクラスターによる感染者=8日付既報)の濃厚接触者。
4日検体採取、5日検査確定(陽性判明)。
検体採取2日前からの行動歴は自宅、職場、医療機関。
7日、県内では千葉市の90歳代女性1人の死亡と、男女58人の感染が新たに判明した。
県における7日現在の感染者は7519人(死亡93人)。
君津地域の感染者は君津市が1人増え35人になった。
木更津市80人、袖ケ浦市31人、富津市5人は変わらない。